以下医療介護CBニュースの一部抜粋です。
日本政策投資銀行はこのほど、2035年の介護施設利用者が08年時点に比べて約136万人増加し、このうち約4割が経済的な問題から有料老人ホームへの入居が困難である可能性があるとするレポートをまとめた。介護保険3施設(介護老人保健施設、介護老人福祉施設、介護療養型医療施設)は、財政的な制約などのため、今後大幅に増加することは想定しづらいと指摘。介護施設の需要増への対応として、民間事業者などによる有料老人ホームなどの施設増が期待されるとしている。ただし、平均的な有料老人ホームの利用者負担月額(19万円)は介護保険3施設(平均6万9000円)と比べて高額だと指摘。
最近は30代でも老後のことを考える人は少なくなく、20代から考え始める人もいるとか。不景気、年金問題などの不安要素があるのだから仕方のないことなのですが。そんな時に、この記事を見つけました。約4割が経済的理由で、有料老人ホームに入居できない、ちょっとショックなニュースだなと思いました。有料老人ホームは高いイメージはありましたが、具体的な金額はよく知りませんでした。この記事によると、月額は19万円だとか。恐らく、この月額利用料以外に入居前に多額の資金がいるのでしょうね。年金がいくらもらえるのかはよく解りませんが、老人ホーム利用だけで19万円も支払っていては、生活に必要なお金、自分の趣味などに使うお金は残りませんよね。実際に年金収入から生活必要経費を引いた金額が19万円を下回るのが39.8%となるようです。自分の老後は、身内には迷惑をかけたくないので、出来れば何らかの施設にお世話になりたいと私は漠然と思っているのですが、それも難しいのかもしれませんね。