以下毎日.jpの一部抜粋です。
08年度の生活保護受給世帯は1カ月平均114万8766世帯で、前年度(110万5275世帯)に比べ3.9%増え、過去最多を更新したことが厚生労働省の社会福祉行政業務報告で分かった。生活保護世帯は01年度から過去最多の更新が続き、05年度からは100万世帯を超えている。類型別で最多だったのは高齢者世帯で、全体の45.6%を占める52万3840世帯(前年度比5.3%増)。障害者・傷病者世帯は40万7095世帯(同1.5%増)▽母子世帯は9万3408世帯(同0.5%増)▽「その他の世帯」が12万1570世帯(同9.2%増)だった。
生活保護に関して私はあまり詳しくないのですが、私の中にあったイメージでは生活保護は母子家庭の人が受けているという印象を持っていました。今回この記事を読んで、生活保護受給者の多くが高齢者世帯だという事に正直とても驚きました。生活保護受給者の全体の45.6%も占めるとか。私の持っている高齢者の生活、自分がしたいである老後の生活は、資金に余裕があり、定年退職を迎えた旦那さんと旅行を楽しんだり、友人とお茶を楽しんだり、孫にプレゼントして喜んでもらったり・・・、そんな生活をイメージしていますし、今でも多くの高齢者はそんな生活を送っているのだろう、送っていて欲しいという思うがありました。しかし、現実は違うようですね。旅行を楽しんだり、孫へのプレゼント、そんな事まで手が回らず、日々の生活も苦しいという高齢者がいると言う事実を改めて見た気がしました。今では生活保護はなくてはならないものだと思いますが、雇用情勢が良くなり、年金も十分に貰える日本になり、生活保護がなくても成り立つ日本になってくれたら良いなと思います。