以下京都新聞の一部抜粋です。


向日市社会福祉協議会は、16日から始める「地域サポーター養成講座」(全7回)の受講者を募っている。 地域サポーターは、高齢者の話し相手や散歩の付き添いなど、介護保険では対応できない要望にこたえるボランティア。現在、約20人が活動している。 養成講座は11月27日まであり、向日市寺戸町の市福祉会館で開く。地域サポーターや大学教授らがサポーター活動の意義、高齢者と接する際に必要な技術、活動の拡大方法などを講義する。5回以上出席した人には修了証を発行する。


介護を必要とする高齢者には、介護保険で対応できる様々なサポートがあります。けれども、この介護保険でサポートできない部分、それに答えるボランティアがあるようです。そのボランティアを育成するための講座が開かれるようです。素晴らしい取り組みだと思いますが、その反面、私にはちょっと寂しい部分も見え隠れしているような気がしました。ボランティアでは高齢者の話し相手や、散歩などの付き添いを行なうそうです。話し相手、一緒に散歩をする相手・・・・・、若いうちは意識しなくても、そういった人は回りにたくさんいるものです。けれども、歳を重ねていくとそうは行かなくなっていくのですね。自分の配偶者や子供、友人といつまでも交流を持っていることが出来れば良いのですが、様々な理由で、歳を重ねると、そういう環境ではなくなってしまうことが多いのかもしれませんね。自分の老後を考えるときに、ついつい老後の資金のことばかり考えてしまいますが、こう言った、人とのコミュニケーションもとても大事なんだなとつくづく感じました。