以下サーチナ の一部抜粋です
改正薬事法の6月施行以来、加速を増して、コンビニエンスストアとドラッグストアの融合的な業態の医薬品販売店舗が拡大している。特に、8月24日、大手ドラッグストア・マツモトキヨシHD <3088> と大手コンビニエンスストア・ローソン <2651> が業務提携で合意したと発表。両社で合弁会社を発足させ、ドラッグストアとコンビニエンスストアのノウハウを活かし、OTC医薬品の販売やカウンセリングサービスを提供する新たな業態の店舗を短期間で多店舗展開する計画だ。
業務提携については「お互いの経営理念・事業方針に共感し、両社グループの持つ専門的なノウハウ・各種リソース・バイイングパワー・インフラなど、経営資源を互いに活用することにより、医食同源を事業テーマに、急速に進む高齢化社会のなかで、お客様が求める健康で快適な生活の実現に向け、相互のお客様に対して付加価値が高く専門性に優れた商品・サービスの提供・新たな店舗づくりをしたい」という。
大手コンビニエンスストアと大手ドラッグストアの業務提携がなされました。コンビニエンスストアとドラッグストアだと客層が大きく違うと思います。コンビニエンスストアは独身の男性が多いのではないでしょうか。仕事で帰りが遅くなった独身男性が、食事やアルコールを購入したり、タバコを購入したり。最近では高齢者が1人分の食事を購入するのに便利と言うことで高齢者の利用も増えているようですが、やはりメインは独身男性ではないでしょうか。ドラッグストアでは、若い女性では化粧品やサプリメントの購入、年配の方では医薬品や健康食品の購入、日配品も安く扱っている店舗も多いので、既婚女性ではドラッグストアでこれらを購入する人も増えています。私も独身のときは仕事帰りにコンビニエンスストアをよく利用していました。多少高くてもその便利さには変えられません。結婚してからは、家計のことも考えるとコンビニで食品を買うことは無くなり、ドラッグストアで安い日配品を買うことも多くなりました。コンビニとドラッグストアの業務提携なんてあまり想像も付きませんでしたが、今のような不況の時代や、高齢化社会が進んでいる現状、コンビニとドラッグストアが一緒になると高齢者の立場で考えても独身の立場からしてもとても嬉しいものです。