医療介護CBニュースに以下の記事が掲載されていました


入浴介助中に当時73歳の男性を転倒・死亡させたとして、福岡県警南署は8月17日、を業務上過失致死の疑いで福岡市南区の介護福祉士の女性(48)を福岡地検に書類送検した。送検容疑は、女性が同区若久の総合病院に勤務していた1月16日、右半身にまひのある博多区の男性の入浴介助を単独で行い、不安定な体勢にさせて男性を転倒させ、死亡させた疑い。福岡県警によると、男性は転倒した際に床に頭を打ち、1月19日に急性硬膜下血腫で死亡した。


とても残念なニュースです。介護福祉士が入浴介助をしている最中に、男性を転倒させ死亡させてしまったと言うニュースです。入浴介助にしても何にしても、介護をする際に、安全の為に何人で行なうとか、必要な注意などマニュアル化されていると思います。今回も決められた注意義務を怠った結果だそうです。介護福祉士というと、重労働なのに低賃金と言うことで、やりがいを持って従事していても、生活が困難であったり、体力的に無理になり離職してしまう人が多いようです。仕事が続かない職種として、今問題視されています。更に今回の件で、命に関わる事故を起こしてしまうかもしれない危険に常にさらされている職業であると言うことを、改めて実感させられました。低賃金、重労働、そして命にもかかわる危険と背中合わせの職業となると、やりがいだけを求めて仕事を続けるのは難しいのではないでしょうか。高齢化社会が進む中、無くてはならない職業である為に、早急に人員確保や賃金改定と言った対策が必要だと感じました。