以下 海外総合(NNA)の記事の一部抜粋です


日比経済連携協定(EPA)に基づいたフィリピン人看護師と介護福祉士の受け入れがいよいよ始まる。今月10日にも第1陣が日本に入国する予定だ。今春の定員枠は450人だが、日本側の求人募集が少なく、実際は300人弱になる見通しという。厚生労働省職業安定局外国人雇用対策課の担当者によると、日本の医療・介護機関と雇用契約が成立したフィリピン人看護師は定員枠200人に対し93人、介護士は同250人に対し195人で、計288人。査証審査の関係で実際来日できるのはこれより少ない可能性もあるという。受け入れを希望していた施設は看護師が55カ所で、募集人数は計145人。介護士は120カ所で、301人だった。看護師の求人は定員の200人に届かなかった。


近年、医療機関でも看護師、介護士不足を補うために外国人労働者に頼る医療機関が増えてきました。医療機関を受診した際に、外国人労働者にお世話になる可能性がどんどん増えているのです。実際私はまだその経験はありませんが、今後入院をしたりすると、その機会も増えてくるのでしょう。そしてまた、今年も多くのフィリピン人の看護師と介護福祉士が来日することが決まっています。フィリピン人を初め、東南アジアの国々で看護師や介護福祉士をしている人にとって、日本の医療機関で働けるという事は夢見たいなことのようです。高度な看護技術を学ぶことも出来るし、賃金も自国に比べたら格段に良いはずです。しかし、全ての人がこれるわけではなく、決められた資格と経験を持ち、基準をクリアした選ばれた人たちだけが来日するのです。しかし、日本においても今までは外国人の看護師、介護福祉士を多くを必要としていたようですが、最近の不況の影響で、若干様相が変わってきているようです。特に福祉業界では、日本人の採用が容易になってきたそうです。出来ることなら日本人を採用したいという考えが根底にあることが見え隠れしていますね。