日経ネットに以下の記事が掲載されていました。
総務省が21日に発表した2007年10月1日現在の推計人口によると、07年は出生数が死亡数を2000人下回り、比較可能な調査を始めた1950年以来、初めて自然減に転じた。65歳以上の老年人口は過去最高を記録した。少子高齢化の加速が数字で裏付けられた。「少産多死」時代の到来は、年金や医療など社会保障制度を揺るがしかねない。
推計人口は05年の国勢調査をもとに、他の人口関連資料からその後の動向をさぐり、総務省がまとめた。06年10月―07年9月の1年間の出生児数は110万1000人、死亡者数は110万3000人。
少子高齢化は大分前から言われていましたが、今回のこの報告のように実際に数字で示されると改めて実感します。
少子化と言われているけれども、皆さんは少子化を実感しているでしょうか?
私の実感としてはそれほど少子化の印象はありませんでした。友人はほとんどが2人の子供がいたり、中には3人のママもいます。
産婦人科へ行くといつも混雑しているし、保育園も数年の入園待ち状態です。
しかし、よくよく考えれば少子化に伴い産婦人科数も減少し、数少ない産婦人科に妊婦さんが集中したり、保育園も同様のことが考えられます。
やはり少子化は私が感じている以上に進んでいるのでしょう。
今回の報告では、110万1000人の出生児数に対し、死亡者数が110万3000人と、死亡者数の方が2000人多いのです。単純に日本の総人口が減少することが解ります。
自分の子供が大人になったときには、もっと少子高齢化は加速しているのでしょうか?
子供が、将来住みづらい日本でないように、なんらかの対策を今から講じて欲しいものです。