今年もこの季節がやってきました。
8月9日 11:02  黙祷。


長崎県民にとって特別な日です。



今年で被爆から77年。

ちょっといつもより真面目になりそうですが
今日だけはお許しくださいピエロ虹



高校卒業して上京してきた初めての夏、
8月9日、、、登校日ではないこと
11:02にサイレンがならないこと
黙祷を捧げないこと、、
全てにカルチャーショックを受けたのを
覚えています。


同時に今まで小さい時から当たり前だった
平和学習や黙祷が当たり前ではないことに
気づきました。


たまたま生まれも育ちも
長崎県だったおかげで
毎年夏になると平和学習があり
教室や廊下には人の焼け野原の写真や
傷まみれの人達の写真や
死体を背負った人達の写真が張り出されます。
平和についてや原爆のビデオを見せられ
戦争についてどう思いますか?という
学習を何度も何度も受けました。
8月9日にむけて戦争当時の勉強をし
平和の歌の練習をします。
登校日の日の平和集会では黙祷を捧げ
平和の歌をうたい実際の被爆者の方や語りべさんの話を体育館で聴きます。

当時は正直体育館は暑いし
登校日はなくなればいいと思ってたし
グロいものは見たくないと思っていたし
その後の部活のことで頭がいっぱいで笑い泣き
平和学習についてお世辞にも
真面目に取り組むタイプではなかったです


ただ、戦争を体験した方の話は
興味深く聞き入ったのを覚えています。
暑い中体育館で当時の恐ろしさや
平和に対する思いを話してくれるんです。
正直普段の先生たちの話や授業中の話のは何倍も真剣に聴けました。笑






東京に出てきて、今になり
長崎に生まれたことを誇りに思う嬉しく思うことが度々あります!

この時期はそう思う機会のひとつです。
原爆や戦争のことを必然的に
勉強したり考えないと行けなかった。
そんな環境にいたことを
ありがたく思います。

まずは知ること。
そして伝えていくこと。

だんだんと被爆した方たちも亡くなられ
実際に話を聞いてきた私たちが
伝えていくしかなくなっている
世代になってきました。
そして繰り返さないこと。
今はそう思います。

何も知らずに部活だけで入った
母校『純心女子高等学校』
ミッションスクールだということも
シスターがいることも
爆心地から近く被爆校だということも
戦争の当時女学隊を送っていたことも
当時のあの日、校舎が全焼して青空学習をしていたことも。。





そしてその歴史から
母校出身の大島ミチルさん作曲の
『千羽鶴』を毎年1年生が
平和記念式典にて合唱します🌈



今年も後輩達が歌ってました音譜

残念ながらコロナウイルスの影響で
学年での合唱ではなく音楽部のみの合唱でしたがやっぱりこの曲は何度聴いても好きですね合格


 


この日のために何度も何度も
練習させられます。笑

ちゃんと歌わないと

めちゃくちゃ怒られます。、。笑
気持ちを込めなさいと
ここで歌えることに感謝をしろと
何度も言われたのを覚えています。
高校生ながらにこのことの大切さは
なんとなくわかっていた気がします。。
なので珍しくちゃんと歌ってました(笑)



このような歌詞です。👇🏻


作詞 横山 鼎、作曲 大島 ミチル




柄にもなく
この歌めっちゃ好きなんです。笑

もっともっといろんな人に
聴いてほしいと率直に思います!
※歌詞つき





そして今、
こうして表現者として活動させてもらう中で
まだまだだけどいつか自分も
長崎の原爆のこと、平和についての
作品に関わり自分自身で表現して伝えて行けたらいいなと思います。
私の目標の中のひとつです!




長崎という街に生まれたことに誇りをもって
何かをしっかりと感じながら
今のお仕事も頑張って行きたいです!

やりたいことをやれる今に感謝して
あの頃の人の思いを無駄にしないよう
精一杯生きていきたいと思います。
世界中で平和な日々が続きますように🕊





August🌻9


💗🌈From nagasaki

peace in the world🌈💗





‌‌\LOVE & PEACE/

羽ばたけ折り鶴あなたから世界へ。