今年もこの季節がやってきました。
8月9日 11:02 黙祷。
今年で被爆から74年。
毎年同じようなことを書いていますが
これだけは毎年思いが変わらないので
今年も書こうと思います。
高校卒業して上京してきた初めての夏、
8月9日が近づいているのに
街中がなにも変化しない。。。
8月9日、、、
都内のどこも登校日ではないこと
11:02にサイレンがならないこと
周りで生活をしている人たち誰もが
黙祷を捧げないこと、、
全てにカルチャーショックを受けたのを
覚えています。
同時に今まで小さい時から当たり前だった
平和学習や黙祷が当たり前ではないことに
気づきました。
たまたま生まれも育ちも
長崎県だったおかげで
毎年夏になると平和学習があり
教室や廊下には
人の焼け野原の写真や
傷まみれの人達の写真や
死体を背負った人達の写真が張り出されます。
平和についてや原爆のビデオを見せられ
戦争についてどう思いますか？という
学習を何度も何度も受けました。
夏休みの読書感想文は必ず戦争に関する本を読んで、、という宿題でした。
8月9日にむけて歌の練習をして
8月9日は全校生徒登校日で
黙祷を捧げ、平和の歌をうたい
実際の被爆者の方や語りべさんの話を
体育館で聴きます。
当時は正直体育館はあついし
登校日はなくなればいいと思ってたし
グロいものは見たくないと思っていたし
その後の部活のことで頭がいっぱいで
そんなに平和学習についてお世辞にも
真面目に取り組むタイプではなかったです笑
ただ、戦争を体験した方の話は
興味深かったです！！
毎年語りべさんや被爆の体験のある方が
暑いなか体育館で当時の恐ろしさや
平和に対する思いを話してくれるんです。
正直先生たちの話より聴けました。笑
今になって、東京に出てきて
長崎に生まれて本当に良かったなぁと思います。
原爆や戦争のことを必然的に
勉強したり考えないと行けなかった。
そんな環境にいたことを
ありがたく思います。
まずは知ること。
そして伝えていくこと。
だんだんと被爆した方たちも亡くなられ
実際に話を聞いてきた私たちが
伝えていくしかなくなっている
世代になってきました。
そして繰り返さないこと。
今はそう思います。
そしてまたこれも偶然に
部活のバスケだけで選んだ
『純心女子高等学校』
バスケ以外の情報は何も知りませんでした。。
ミッションスクールだということも
シスターがいることも
爆心地から近いということも
戦争の当時女学隊を送っていたことも
校舎が全焼して青空学習をしていたことも。。
そしてその歴史から
作曲の大島ミチルさんの母校であることから
毎年1年生が平和記念式典にて
『千羽鶴』を合唱します。
この日のために何度も何度も
練習させられます。笑
今年も母校の後輩たちが！
暑い中歌っていました
🎶
🎶ちなみにこの指揮者の先生は
高1の時の担任の先生あり音楽の先生です笑
ちゃんと歌わないと
どちゃくそ怒られます。、。笑
気持ちを込めなさいと
ここで歌えることに感謝をしろと
何度も言われたのを覚えています。
高校生ながらにこのことの大切さは
なんとなくわかっていた気がします。。
なので珍しくちゃんと歌ってました(笑)
このような歌詞です。👇🏻
作詞 横山 鼎、作曲 大島 ミチル
平和への誓い新たに 緋の色の鶴を折る 清らかな心のままに 白い鶴折りたたみ わきあがる熱き思いを 赤色の鶴に折る 平和への祈りは深く 紫の鶴を折る 野の果てに埋もれし人に 黄色い鶴折りたたみ 水底に沈みし人に 青色の鶴を折る 平和への願いをこめて 緑なる鶴を折る 地球より重い生命よ 藍の鶴折りたたみ 未来への希望と夢を桃色の鶴に 折る - 未来への希望と夢を虹色の鶴に折る🌈🌈🌈
柄にもなく
この歌めっちゃ好きなんです。笑
もっともっといろんな人に
聴いてほしいと率直に思います！
※歌詞つきです
ちなみにコチラは8年？前？
私が歌った年です！！！！
そして今こうして
表現者として活動させてもらい
たくさん戦争や平和についての作品に
出会います。
まだまだだけどいつか自分も
長崎の原爆のこと、平和についての
作品に関わり自分自身で表現して伝えて行けたらいいなと思います。
私の目標の中のひとつです！
長崎という街に生まれたことに誇りをもって
今のお仕事も頑張って行きたいです！
そういう思いを思った人と出会い
お仕事が出来ることを信じてます
August🌻9
💗🌈From nagasaki
peace in the world🌈💗
＼LOVE & PEACE／
羽ばたけ折り鶴あなたから世界へ。