今日は3月11日 | 次世代を担う子供たちの現在そして未来

今日は3月11日

 3年前の今日,当時担当していたクラスの最終回授業は中止になった。その当時ブログに書き記したことを,思い出しながら再掲することにした。

 

 あの時の中3生は,順調なら今春から大学生。3年たった今だからこそ,当時の大人たちがどんなことを考え,何を不安に想いながら君たちを守ろうしていたのかについて,ちょっとだけ考えてみてほしい。


次に何かあったとき,君達は守られる立場ではなく誰かを守る立場になるのだから。

 


「天災の前には人は無力」ということを,今回の地震を通して皆さんも理解したのではないでしょうか。


 いくら無力とはいえ,ただ立ち尽くすわけにはいきません。我々が人間である以上,生きなければなりません。一歩でも前に進むしかありません。


「こんな大災害なのに,どうすればいいんだ」と不安になる気持ちはわかりますが,ほとんどの大人だって,こんな経験がないからわからない,というのが本当のところでしょう。


 でもね,大人である以上,「正解が見つからない」といって諦めるわけにはいかないのです。守るべき大切な人のために,一人一人ができることを懸命にやり続けるしかないのです。「最善を尽くす」というやつです。


 皆さんは,まだ保護者に守られる立場ですが,あと数年もすれば社会人として自立することになります。「自立」とは,まさしく「大人になって世の中を生き抜く」ことです。「諦めたら試合終了」の中で懸命に働いている大人の姿を目に焼き付けておいてください。


そして,私と向かいあって学んだ数学の,そしてこれから皆さんが続けていくであろう勉強の,目的の何割かは,これから皆さんに必要とされる「諦めずに粘る習慣」の取得のためだと思ってください。