2013年度版「中学生でも解ける大学入試問題(数学)」その2 | 次世代を担う子供たちの現在そして未来

2013年度版「中学生でも解ける大学入試問題(数学)」その2

 第2弾も,立命館大学(薬学部)からです。大問1(4)


1から5までの数字を1つずつ書いたカードが1枚ずつ,合計5枚のカードが箱に入っている。この箱から無作為にカードを1枚取り出し,カードの数字を記録して箱に戻す。この操作を4回繰り返すとき,次の確率を求めよ。ただし,答えは既約分数にすること。


(a)記録された4つの数の和が奇数となる確率を求めよ。

(b)記録された4つの数の積が6の倍数となる確率を求めよ。


では,さっそく(a)から見ていくことにします。


(a)4つの数を「最初の2数の和」「あとの2数の和」に分けてみれば,公立高校入試レベルになります。

1回の試行で奇数のカードを取り出す確率は3/5,偶数のカードを取り出す確率は2/5だから,


2つの数の和が偶数になる確率は,

「偶→偶」と選んだときの2/5×2/5=4/25・・・①

「奇→奇」と選んだときの3/5×3/5=9/25・・・②

を考え,①+②=13/25 よって,2数の和が奇数になる確率は1-13/25=12/25


求める確率は,(最初の2数の和,あとの2数の和)=(奇,偶),(偶,奇)となる場合を考えて,

13/25×12/25+12/25×13/25=312/625



(b)余事象を用いて基本通りに考えてみます。

A・・・4数ともに3以外 (4/5)^4=256/625・・・③

B・・・4数ともに奇数  (3/5)^4= 81/625・・・④


ただし,AとBの共通部分をダブルカウントしていることを忘れないように。

共通部分(4数ともに1または5) (2/5)^4=16/625・・・⑤


よって,求める確率=1-(③+④-⑤)=1-321/625=304/625


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