2013年度版「中学生でも解ける大学入試問題(数学)」その1
今年もこの季節がやってまいりましたw
自分自身のデータベースとして,あるいは難関高校志望の中学生や私立中学生を指導されている皆様のネタとして,このシリーズが機能することを願っています。
今年度の第1弾は,立命館大学(薬学部)大問1(1)です。
四角形ABCDにおいて,AB=5,BC=3ルート2,∠ABC=45°,∠DAB=∠BCD=90°であるとき,
対角線ACの長さを求めよ。
対角線BDの長さを求めよ。
という問題。中学生にとって慣れないのは「図がない」という1点だけ。図を描く時間も含めて3分以内で解ききればOKでしょう。
では,中学生仕様の解説です。
(対角線AC)
CからABに下ろした垂線の足をHとおくと,△CHBは直角二等辺三角形であるから,BC=3ルート2を用いて,CH=HB=3 よって,AH=2
ここで,△AHCに三平方の定理を用いて,AC^2=2^2+3^2
∴AC=ルート13
(対角線BD)
∠DAB=∠BCD=90°より,BDは四角形ABCDの外接円の直径。外接円の中心をOとおくと,∠ABC=45°であるから,∠AOC=90°AO=R(半径)とおくと,AO:AC=1:ルート2より,
R=ルート13/ルート2=ルート26/2
∴BD=2R=ルート26
余弦定理,正弦定理無しで解ききれてしまいますので中学生にもお勧めです。
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