熱海!? | 次世代を担う子供たちの現在そして未来

熱海!?

【GW突入ですが旅行記じゃないですよ。】


私の授業では,必ず最後に「お帰りテスト」が行われる。


 すべて正解しないと帰れないルールのテスト。現在指導している中学生は高校受験準備ではない(私立生)ので,そこまで厳しさを求めることもなく,「授業終了時間を過ぎたらヒントタイム有,終了した友達にヒントを求めるのも有」という,それなりにゆるやかな枠の中で行っている。


 テスト開始からしばらくはノーヒントで,私は生徒たちの間を丸つけしながらトコトコと歩き回るだけ。


 普段は元気のよい生徒たちも,この時間だけは早く帰りたい一心で真剣そのものである。


 そんな中,ノーヒントといいながらも,×がついた問題では「どこまで合ってますか」とか「計算は合ってますか」などと聞いてくる者は多い。そしてその心境は理解できるので,いつも


 地名でニュアンスを伝える


 ことにしている。四谷校舎で授業をするときには,


「今,市ヶ谷まで来てるよ」「今秋葉原だよ」「吉祥寺だね」


など。


四谷に一本で来れる駅名だと「計算間違い」とか「方向性は合っている」ということ,つまり「近い」ことを伝えている。それに対して,



「四谷集合なのに,今なぜか六本木にいる。数字つながりっていうだけだね」


とか


「四谷集合なのに,今羽田。このままだと飛行機乗るよ」


なんてことになると,生徒たちも「うわ,遠い」「微妙だ」などと言いながら再検討を始めることになる。



そんな中,先日の金曜日。


 授業で扱った内容にも関わらず,ある生徒が「学習内容の本質を無視で自己流+計算間違い連発」の状態。しかも自信満々に「絶対合ってます,楽勝です」くらいの勢いで丸つけを求めてきたので,


淡々と×をつけた上で


「お前,今熱海だぞ」


と伝えた。本人はポカンとしていたが周りは大爆笑。


男A「熱海って,温泉にでも入ってるのか?」

女A「もう都内じゃないし。四谷に帰ってこれないよ!?」

男B「いや,新幹線で東京までくれば」

女B「でも間違えて下りに乗って,名古屋とか行ったらどうするの?ハハハ」



なんてやりとりでテストが一時中断してしまった。まぁ,面白いからいいや。