2012年度版「中学生でも解ける大学入試問題(数学)」その1 | 次世代を担う子供たちの現在そして未来

2012年度版「中学生でも解ける大学入試問題(数学)」その1

備忘録代わりに,問題と解説を残しておきます。

マークシート問題は,マークシート表記をしていません。



第1回 順天堂大学医学部 大問1(1)


さいころを3回投げたとき,出た目の積にについて確率を考える。

(1)3の倍数になる確率を求めよ。

(2)奇数でかつ3の倍数にならない確率を求めよ。

(3)6の倍数になる確率を求めよ。


解答・解説

「積が偶数」と「積が奇数」の場合,レアケースである「積が奇数」を考えるのが定石。


(1)余事象の考え方が早い。

1-(3回とも3or6が出なかった・つまり積が3の倍数ではない)

1-(2/3)^3=1-8/27=19/27


(2)3回とも1or5が出た場合。(1/3)^3=1/27


(3)「3の倍数かつ偶数」が6の倍数であるから,

(3の倍数)-(奇数の3の倍数)=(6の倍数)と考えればよい。


3つの数の積が「奇数の3の倍数」となるのは


積が3→「1が2回,3が1回」だから,3回の目の出方は3C1=3通り

積が9→「1が1回,3が2回」だから3回の目の出方は3C2=3通り

積が15→「1が1回,3が1回,5が1回」だから3回の目の出方は3P3=6通り

積が27→「3が3回」だから1通り

積が45→「3が2回,5が1回」だから3回の目の出方は3C2=3通り

積が75→「3が1回,5が2回」だから3回の目の出方は3C2=3通り 


よって,合計19通り


もちろん

3が3回・・・1通り

3が2回(1or5が1回)・・・3C2×2=6通り

3が1回(1or5が2回)・・・3C1×2^2=12通り の合計19通りも可


求める確率は,19/27-19/216=133/216