子どもの思いを軽く見てはいけない | 次世代を担う子供たちの現在そして未来

子どもの思いを軽く見てはいけない

 木曜から土曜まで鹿児島で仕事でした。

 昨日(金曜)の夜何気なくTVを見ていると、王さんの特集が。九州ローカルなのか全国ネットなのかわかりませんが、とりあえず「ラッキー」と思って軽くみていました。

ところが全然ラッキーではなく、かなり衝撃を受けましたね。最近、自分の無力ぶりを痛感することが多くてブルーだったところにダメ押し。

考えさせられることが多くて、本当に夜眠れませんでした・・・。


 衝撃を受けたのは、王さんのトークショーの様子です。小学生の女の子が王さんに質問するのです。

子「私は将来プロ野球選手になりたいのですが、頑張ったらなれますか?」

一同爆笑

王さん「頑張って目指してね。プロでやっていける力があるとわかったら、そのときにはルールを変えるから」


 詳細部分には違いがあるかもしれませんが、こんな感じのやりとりでした。

 私のようなひねくれた人間だと、「王さん、あたりさわりのない社交辞令なんて言ってぇ」とTVに向かって話しかけたりするわけです。

 普通に考えれば、100%無理とわかっているわけですから。

 自分の経験や感覚だと「どうせそのうち現実に気づいてあきらめるだろうから、子どもの夢を壊さない程度に社交辞令で返したな」と思うわけです。この会場で爆笑した大人の皆さんのうち、どのくらいが私と同じ感覚だったか知りたいところですが。


ところがこの話には続きがあって、この30秒後に私は自分を恥じることになるのでした。


TVでは、それから7年後の映像が流れました。

この子は現在高3。まだ野球を続けていて、先日の女子野球ワールドカップでは本塁打王になっている。

野球をやるために親元(福岡)を離れて、

なんと今自分がTVを見ている部屋と同じ敷地内で練習しているのです。

そう、私が仕事をしているこの学校の生徒だったのです。


「顔から火が出る」とはまさにこのこと。

 少なくとも自分だったら「あきらめる」であろう状況でありながら、自分の思いを持ち続けて練習し、結果を出している人間がこんな近くにいたわけですから。

以前書いた宇宙飛行士の話もそうですが、「子どもの思い」に可能性が0ということはないわけです。その可能性を低くしているのは、我々大人なのではないか、と。

自分が子どもの頃を思い返しても、「どうせダメなんだからやめとけよ」といったニュアンスの言葉を大人に言われると、ひどく腹がたったものです。

いつのまにか、そんなイヤな大人になっている自分がいて自己嫌悪。

明け方まで寝られませんでした。



疲れているオジサンたちへ。これで元気出しましょう!