さよなら星野JAPAN
最後のアメリカ戦、一昔前の消化試合の匂いがプンプンしてましたね。90年代半ばのホークス(それも9月)の試合を見ているかのような淡白ぶりでした。
「勝負は時の運」と言われるくらいですから、「誰々が悪い」と戦犯探しをすることに意義を感じません。ただし、「もっと出来ることがあったのではないだろうか、いやあったはず」という後味の悪さは感じます。
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「もっと出来ることって何よ?」と思った皆さん、正直に答えてください。
パリーグの公式戦って、TVであっても見たことがありますか???
ないでしょ(笑)。パリーグの選手の情報って、本当に探さないと出てこないですよ(これでも昔よりはマシになりましたが)。だから、「川﨑の足がおかしい」って直前に情報が流れても、いったいどの程度かイメージできないでしょう。私は逆に、普段セリーグの試合を見ないから「岩瀬はずっと体調が悪かった」と言われてもピンときませんので、おそらく同じ感覚なのではないかと推測します。
川﨑については、ホークス戦ならば年間100試合以上見ているというレベルの素人の私でさえ、
足がゴールデンウィークからおかしい
ことはわかっていました。5月に函館で行われた日ハム戦なんて、横のゴロは2歩も動けない状況でした。そこから騙し騙しやっているけど、継続して見ている人には守備範囲が狭まっていることは明らかです。
で、今回それが悪化した
ということなら、素人が考えても「守備につくのは無理だろう」とわかります。
では、和田はどうでしょう。
皆さんは、和田がこのオフにひじの手術を受けていたことを知っていますか?当然キャンプも別調整で、開幕は1ヶ月遅れ。
同じようにキャンプを別調整で過ごして1ヶ月遅れの開幕を迎えた小久保が、8月に入って疲れで全く打てなくなっていることを考えると、和田もかなり疲れている状況にあるのではないかと推測できます。しかも普段の涼しいドームではなくて、暑い屋外球場のデーゲーム・・・。
歴史に残りそうなポロリを連発したGG佐藤って、いつからレギュラーになったか知っていますか?
実質レギュラー2年目の選手です。西武は昨年5位ですから、GG佐藤って、オリンピック・WBCはもちろん、日本シリーズやプレーオフの緊張感の中でも試合をしたことがない選手なのです。しかも、守備に不安があって普段はライトやDHで出場する・・・。
そんな選手が、いきなり「オリンピックの準決勝・決勝」という負けられない試合で、しかも本職ではないレフトの守備につく・・・。
監督のコメントどおり、本当に可哀想・・・
ダルビッシュって、屋外球場が苦手って知ってましたか?
千葉マリンスタジアムを苦手にし、今年は19試合の登板のうち屋外球場で3試合しか投げておらず(千葉マリン1、神宮1、広島1)、そしてその3試合がいずれも「5回までに3失点している」ということも。
これに、「まだ若い」という点を加えると、「日本のエース」にするには荷が重すぎると思いませんか?キューバ戦のピッチングだって、こういう背景を知っている人にとっては「・・・・」でしかないでしょうね。
結果論ですけど。
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こういった素人でも知っているレベルのパリーグの情報すら「もしかすると知らなかったのではないか?」、あるいは「パリーグの選手は名前と数字だけで選んだのではないか?」と思わせてしまうところが、この首脳陣のすごい点でした。
それとも、こういった懸念はすべて「強い気持ち」があれば何とかなるはずだったのでしょうか???
まぁ、この出来事から学べることは、「最後の最後まで手を抜かず、やれることをキッチリやらなければ足元をすくわれる」ということでしょうか。
直前まで、出来る限り目標到達の妨げになる要素を減らし、失敗する確率を下げる努力を怠らないこと
の大切さを改めて学びました。
これが「もっと出来ることがあったのではないか、いやあったはず」の正体だと思っています。
あと、少なくとも「強い気持ちを持って張り切ってやろうぜ」としか言わない人のことは、ちょっとだけ疑ってかかろうかなと思います(^^)。これも学びました。