ガッカリした話(久々に福岡へ戻る2) | 次世代を担う子供たちの現在そして未来

ガッカリした話(久々に福岡へ戻る2)

 すっかり書き忘れていたのだが、3月の終わりに福岡の実家へ帰った。


理由は友人の結婚式に出席するため。


この友人とは、改めて数えてみると32年の付き合いになる。ということは実家が築32年ということ。


 実はこの友人、引越しで転校してきたばかりの私に「いっしょに遊ぼうよ」と最初に声をかけてくれた人なのだ。本人はすっかり覚えていないようだが、最初の頃は色々と親切にしてくれたものだった(最初の頃はね、最初は!)。


 その後街全体が人口急増期に入り、小学校新設に伴い一旦別々の小学校に。中1で同じクラスになるも、中学校新設に伴いまた別々の中学校に。そして高校でまた再開と、ちょっと不思議な展開を経て今に至るのである。


    *  *  *


 という経緯があるものだから、この結婚式は私に「昔を思い出させる」キッカケとしては充分だった。父や母も同様で、彼らにとっても久々に聞いた○○君(友人の名前ね)の名をキッカケに、珍しく親子3人で昔話をすることになった。

 

 ここで私は、長年にわたる疑問を両親に投げかけることにした。それは、


なんでこの街を選んだのか???


 ということである。引っ越した当時は本当になんにもなく、最寄駅までのバスは1時間に1本か2本、夏は窓を開けていればクワガタやカブトムシが飛び込んでくるような環境だった。ところが、その後始まった急激な開発により、電車・バスの便も比較にならないほどよくなり、車でも都市高速を使えばヤフードームまで40分程度でアクセスできる夢のような環境に変わってしまっている。あえて聞くようなヤボなことはしないが、資産価値が目減りしたということはないだろう。

つまりこの父親には、


「先見の明」があったのではないのか?


と、私は長く思っていた。そういう背景があったから自分がマンションを買うときにも、「先々便利になっていく可能性」を考えて場所選びをしたのである。





で、お答え。


正直ね、「オォォ!」とうなるような答えを期待していましたよ。親と子ではなく、大人対大人としてね。


帰ってきた答え、聞きたいですか?



トイレが水洗だったから


 だそうです。どうやらあの時代、少々安めの住宅はどこも「和式のボットン便所」だったらしくて、自分たちの予算でようやく見つけた水洗トイレの家に、すぐに飛びついたそうです。


やっぱり親子ですよ、親子。自分もマンションを買うとき「腹痛を我慢して帰ってきたときに、ギリギリで間に合うように」という理由を優先しようとしましたから。




自分が子供の頃思い描いていた「大人」のイメージって、


思慮深くて完璧、一言でいえば「凄い」


だったですよ。でも、今自分が大人になって、色々なことが見えてくるとわかることがある。


大人だってたいしたことないよ・・・