1;私は木の国(紀州和歌山)に生まれ山育ち、親父が会社勤めだったから百姓も山仕事も出来そうもなかった。
私は5人兄弟の末っ子で祖母、母、長男をみて育った。兄たちは東京に行っちまった。 私も高校卒業して花の東京にでてきた。人が多く田舎の祭りだと思って、人の後をついて行った。音楽好きな私はチンドン屋にもついて行った。パチンコ屋オープンの宣伝のようだ。夢中になり迷子にもなった。
商店のアーケードには本屋さん、おもちゃ屋、布団屋、もあり遊んだ。
2:そんな私は1951年生まれで、今年で74歳の青年の部類に入るらしい。ラジオを聴いていると人間は百歳まで青年で100歳から150歳までは壮年で150歳から老年と言うから、死んだふりもできない。
今年は熊出没で全国的に被害がひろがっている。猟師さんもご高齢になられ、猟銃の扱いも法律も変わっているから、ご苦労なさっている。
聞くところによると、熊は人間の臭覚の5000倍で犬は1000倍のようだ。紀州和歌山は木の国だから木がすくすく成長するように木の周りの草や枝切る山の下狩りに駆り出された。
3: 猟師も猪、さる、鹿、狸をとる人もいたが、今はそんな方も少なかろう。
熊は北海道のヒグマが知っているが川で鮭を取っている写真をみて、「熊出没に注意」の立て看板も北海道で見た。
熊も泳げるのか津軽海峡を渡って本州に来たのか青森、岩手に被害が増えている。
猟師も少なくなり、熊の数もめちゃくちゃ増えたようだ。
熊も人間様の里には美味しいものがあると知れば、熊の仲間も親子も山から里にでてくる。
4:AIの発達で顔認証システムで熊認証とわかれば、然るところに連絡するようにいち早く安全の処置がとられるようだ。
あの鋭い爪では人間との共存も無理なようだ。
かけっこも早い。死んだふりは余計に危ないようだ。人間の世も熊の世も住み難うございます。
だけど、人の世はスマホで注文すれば翌日手元に届く。近郊では耕作地も山林もなくなり広大な倉庫群が建ち並び商品の在庫を抱えている。
食事は冷凍食品でチンすればいいだけ、電気釜も面倒だ。
5;何でも便利になり、可哀そうだが熊も排除される運命のようだ。
AI(人工知能)が人間の手と足と脳の役目を果たし、人手不足も解消され、運転も自動運転となり、免許証の返納も見送りだ。
スマホを使いこなさないとディズニーランドにも行けない。困ったものだ。不便になった。
すっかり都会人となり、熊はどの動物の仲間だっけ。
