成功する起業とは?
成功する起業ってどんなものかっていうと、意外とシンプルなやり方がほとんどなんです。
お客さんのつかみかたとか売上の上げ方とか、聞いてみるとシンプルで簡単な方法がほとんどです。
日本政策金融公庫の融資の依頼を引き受けて実際に融資がおりた事業計画もシンプルなものがほとんどです。
例えば見込み客に一斉に資料を配付するとか、ダイレクトメールを出すとか方法は簡単なんです。
実際こういったシンプルな方法でも確実に売上はあがります。
しかし、こういった方法をする際、一番重要なのが配布する量をたくさんして、そして長く続けるということです。
ちょっとやって成果が出ないからといってすぐやめてしまう人がいますが、それではやったうちにはいりません。
最低でも1年は継続して同じ方法でやり続けるくらいの根性が必要です。
それくらいやれば必ずなにかしらの成果がでます。
成果がでれば後はそれを利益化するためにどうすればいいかと考えます。
広告の出し方とか、資料の配付方法などをもう一度検討して最も効率の良いやり方を考えます。
そして少しでも利益が出ることが確認できたら、さらに量をふやして営業をかければさらなる利益が得られるというわけです。
はじめは小さく、、やがては大きく
日本政策金融公庫の融資の相談をしているとよくあるのことなんですが、お客さんの多くは一度に多額借入をしたがることです。
本当にそれだけの額が必要ならいいのですが、借りられるだけ借りられればいい、と言う考えでは、融資を受けるのは難しいでしょう。
理由はいろいろあるのですが、借入額がおおければ融資は受けづらくなりますし、今の時代節約しようと思えば結構できるものなのにそういった努力が見られない事業計画を考えているということが日本政策金融公庫の人から良く思われない可能性もあります。
今の時代の起業法としてははじめは小さいお金で、やがては大きく育てるという考えのほうがよいようなきがします。
そのほうが堅実な経営ができますし、実際、起業で成功しようと思ったらそれほど大きなお金は必要ないようなきがします。ぜいぜい100万から200万円あれば十分でしょう。
むしろこの程度の資本金である程度実績が示せないようでしたら先行きが厳しいようなきもします。
成功するのって意外にシンプルなんですけど、それに気がつくかどうかなんですよね。
節約起業って?
これからの時代の失敗しない起業法として節約起業っていう考え方もあるんじゃないかと思います。
できるだけお金をかけずに会社経営をしていって利益をだす、という考え方です。
会社経営で一番重要なことは利益をしっかりだすことです。
よく勘違いする人がいるんですが、売上と利益は違います、
例えば、売上100万円あっても経費が150万円かかってしまっては50万円の赤字です。
でも売上50万円で経費が30万円なら利益が20万円です。
どっちが会社として優秀か、という考えです。
これからの時代、後者のような経営スタイルを確立するべきじゃないかと思います。
できるだけ無駄を省こう
以前日本政策金融公庫の融資の依頼を引き受けたお客さんで融資が否決されたことがありました。
その理由が会社設立時の初期投資が大きすぎるということでした。
確かに借入金額は500万ほどで事業規模の割に多すぎたようなきがします。
しかし、それ以上に重要なことはあまり必要性のないものにお金をかけすぎた事業計画だったことが問題だったようなきがします。
売上の見通しがまだたってない状態でたくさんお金をかけて起業することはあまりお勧めできません。
ましてや日本政策金融公庫のような公的融資を利用してではなおさらです。
創業時はできるだけ無駄を省いてよけいなお金をかけないで起業することが安全な起業法の1つだと思います。
副業起業って?
昨日の続きなんですが、サラリーマンをしている人が起業を考えている場合、あえてサラリーマンを続けながら起業するということもありなんじゃないかなと思います。
今のように競争の激しい世の中ですと、起業してすぐに利益を出すことはとても大変です。
だったらサラリーマンをしながら会社を作って少しずつ会社を形にしていくこともよいのではないでしょうか?
会社を軌道に乗せるためにはお金や時間がとてもかかります。
そのための時間をサラリーマン時代に作っておけばよいという考え方なんですが、、
事業計画を考えたりすることは仕事しながらでもできると思います。
そのために必要な書籍を読んだり、実際に調べたりなんかも同時にできると思います。
そういった必要な準備はサラリーマン時代にしておくと、できるだけリスクを抑えられて安全な起業ができるのではないかと思います。