突然家の扉が開いて、珊瑚が飛び出してきて、琥珀に抱き着く。
「琥珀・・・責任とりなさいよ」
「せっ、責任て?!何もやましい事してないよ」
「琥珀、何を言っているの?その責任じゃないわよ。島から連れ出してきちゃって、しかも、珊瑚ちゃん琥珀にぞっこんじゃないの」
「そう、珊瑚は、僕にぞっこんで・・・て、え?母さん今、何て言った」
「責任とりなさいよ」
「嫌、そのあと・・・」
「ぞっこんで」
「その間!!」
「珊瑚ちゃん・・・どうしたの琥珀?」
「・・・珊瑚がわかるの?」
「そりゃ、わかるわよ。あの島から、都市に来るまで住んでいたんだから、可愛い赤ちゃんだった、珊瑚ちゃんが、こんなに美人になるなんて~しかも・・・」
翡翠は、人間の姿になった珊瑚の為に、何も知らない琥珀に言うのをやめた。
「しかも?何?・・・でも母さん。元気になるとハキハキ言うね」
「そりゃそうよ。病気になったら、辛くて話す処じゃないわよ」
翡翠と珊瑚は、意気投合して仲良く家の中に入って行く。
「女性って、わけわからない」
頭を抱える琥珀。女性と言えば、瑠璃の事がふと浮かんだ。
つづく