今回の2015(平成27年)ユザワヤ芸術学院 秋期作品展で
ついに 銅賞 いただけました。

じわじわとうれしい。
お知らせをいただいた時はびっくりして、嬉しさを半分ほどしか感じられない状態でした。

写真ではわかりにくいですが、丸い筒状にした同じ文を貼り付けたので、半立体作品です。
筒の内側を覗いた方はいたでしょうか?
内側にも書いてます。(ここで言わねばわからないか)

でも白インクと黒インクで重ね書きしているので汚い色のところもあり、
近寄ってじっくり見ないで欲しい、、、なんて矛盾した気持ちも。

貼り付けが甘くて、展覧会中に剥がれ落ちて会場管理のユザワヤの方に
ご迷惑をおかけしてしまいました。お騒がせ申しわけない。

2015秋ユザワヤ作品展カリグラフィーコーナー

テーマは ATROCITY(残虐行為)

周囲は平和な手芸世界で全く浮いてますが、青っぽく走ってみました。

最近のさらなるテロ横行に憂慮して
SF作家 故フランク・ハーバート氏(Frank Herbert)の
デューン(砂丘)シリーズより引用です。

テーブルの上には作家の本を何冊か一緒に並べました。
早川SF文庫や洋書など、学生時代の思い出ですね。

幾つかの書体で下書きした中で(図々しくもテーブル上に幾つかディスプレイ)、
インシュラー・ミナスキュールが文の内容にしっくり来ると思い、今作品で使用しました。
横長黒縁額では冒頭の文章をオリジナル字体で書いています。


以下 本文とその日本語 矢野徹訳(早川SF文庫)版

'The Apocrypha of Muad'Dib' from "Children of Dune"

Atrocity has no excuses, no mitigation argument.
Atrocity never balances or rectifies the past.
Atrocity merely arms the future for more atrocity.
It is self-perpetuating upon itself
--- a barbarous form of incest.

「ムア・ディブ聖語外典」『砂丘の子供たち』より抜粋 

残虐行為には、いなかる弁明もなく、いかなる慰めの議論もない。
残虐行為は、決して過去を精算したり、修正したりするものではない。
残虐行為は、単に未来をさらに残虐な行為に対して武装させるだけである。
それはそれ自体の上に、さらに自らを永続させる行為であり
---野蛮な近親相姦的行為である。


まだまだ作品に書きたい文章がこのシリーズにはいっぱいあります。
「恐怖の連祷」は特に有名で、刺青にしている兵士もいるようです。
いつか、発表できるといいな。

それから、何度訂正しても誤字脱字がいっぱいで叫び
文章書くの本当に苦手だわ~!
ま、そこはがんばります。
以上