オモリの考察 その②
前回から随分間が空いてしまいました。で、前回の続きです。
結局言いたい事は、仕掛けの張りが重要だという事でした。
水中では浮力が働く訳で、それはオモリに掛かる浮力と仕掛けに掛かる浮力。
軽いオモリでは仕掛けを張る事自体、限られた条件下でしか行う事が出来ないはず。
その点、9g、10gといった重いオモリならば、多少の難しい条件はカバー
してくれます。
まあ、図にするとこんな感じでしょうか。
左の絵は重いオモリでしっかりと張りが出来ている状態。
張りが作れているので、少しでも仕掛けがぶれればアタリが明確になります。
一方、右の絵は湖流により仕掛けが振られている状態。
仕掛けにたるみが出ている為、釣り人側から仕掛けを故意に張るか
魚が大きく暴れないとアタリが出にくい状態です。
分かり易く説明すると、糸電話の原理と同じですね。
しっかりと糸が張れてなければ音が聞こえない訳です。
まあ、単純にオモリのみを重くしても釣りにくくなるだけなんで、
そこは仕掛け全体のバランスを考えないといけないんですけどね。
ま、こんな所です。ワカサギも終盤戦なので、次回はここの所の
釣行内容を書きたいと思います。