この展開…なんか懐かしい
8月7日(日)紀州釣りに行ってまいりました。
場所は東伊豆。ちなみにこの場所の情報は、釣友の大臣さんから教えて頂きました。大臣さんは先陣を切って、釣れるか否か分からないリスクを冒しつつも挑戦されていました。そういう努力あっての情報を快く頂いたんですから、これは素直に感謝です。やはり、釣り人としてこういう気持ちを忘れてはいけませんね。
さて、釣りの方です。
今回は昼の12時頃から外海のウネリ(たぶん台風の影響)で釣りにならなくなり、早上がりしていますので、それまでに感じた状況などを綴ります。
まずはエサトリ。
エサトリはそれほど居ないと思っていましたが、思ったよりも多く、時間の経過と共に増えていきました。また、エサトリの種類も変わっていきました。主なエサトリはチャリコ。先週は居なかったそうで、釣れた魚体を見ても、放流された稚魚の可能性が高い様です。それとサンバ(サンバソウ)。サンバは最初から居た訳ではなく、時間の経過と共に湧いてきた様に感じました。
あと、ボラがダンゴを触ってきていました。
ダンゴは、ボラが居ましたが、パサと言うよりも若干握り易い位の方が合っている様に感じました。パサでダンゴの表面が若干ざらついている様な感じだとダンゴを触る感じは出るのですが、食い込むまでいかず、糠を少し足して表面がツルッとしたダンゴの方が良かった様に思います。
集魚は半日分のダンゴにアミエビ300ccからスタート。大した量では無い様にも思いますが、思ったよりも魚が集まりました。
今回の釣り場で特筆すべきポイントはとにかくボケ易かったという事。釣り開始から1時間位で一枚目のチヌを釣りましたが、その後1時間位経過してからなんか微妙な感じになってきました。合計2時間程度です。最初の2枚位まではよかったのですが、エサトリのダンゴアタリの間隔が少しずつ遅くなっていくのが分かりました。「こりゃイカン!明らかにボケる方向に突っ走っとる。」
急いでダンゴを薄めて少し場を休めた所、思った通りアタリが最初のタイミングに戻ってきました。所がまた2枚位釣った所でアタリが遠のいてきて・・・さらにダンゴを薄め、最終的には半日分のダンゴにアミエビ50cc位まで薄めましたが、そこまで薄めてもボケる方向の展開は収まらず、場を休めた方が元に戻す効果があった事から、どうやら集魚の強さよりもダンゴの入れ過ぎの方が影響していたみたいです。
あと、試しにアミエビが入ってないダンゴの部分にチヌパワーを少し入れたらボラが酷くなりました。
最近では、これだけ集魚に敏感な釣り場も余り無い様に思います。
ボケ出した事に気づかず30分以上そのままダンゴを打ち続けたら終わってしまうので、常に状況の変化に気を配る必要がある様に感じました。
今回分かった事をまとめると、
①どの釣り場よりもボケ易い事
②集魚はあった方がいいが、集魚剤よりもアミエビの超薄口程度が良い事
③魚は小型だが、仕掛けの抵抗を嫌がっていること
以上3点でした。
今回まともに釣りが出来たのが半日だった点と、いろいろ探りながらの釣りであった事もあるので、今度伺う時には、今回判明した部分を朝から気を付けて展開する事で最終結果がどうなるのか、試してみたいと思います。
チヌ8つ

当日はこのサイズのチャリコが邪魔した

サーフィンができそうなうねり。午後から酷くなり撤退
