セカンドチャレンジ IN 知多半島
7月30日(土)、また知多半島に行ってきました。
前回は7月16日だったので、1週空けてまた行ってきた感じです。
この場所、相当な癖のある釣り場だという情報を聞いていて、
前回の釣行では結果を残せなかったと部分もあり、我々ではこの時期に釣れるのか
どうかさえ手探りの状態でしたが、去る7月23日にフリーダム本家の方が伺ってくれ、
結果を出して頂きました。
「魚は居る。」この状態からスタートできるだけで大分違うものです。
で、今回の内容になりますが、最初にお断りをしておくと、
今回はテクニック的な事をあーだーこーだ言うつもりはありません。
まだこの釣り場での設定が自分の物になっておらず、完全に消化する為にはまだまだ
時間が掛かりそうだという部分が一つ。それと、久々にトンでもなく癖のある釣り場で、
この釣り場以外ではそうそう通用する内容ではない事もあります。
釣りの方ですが、前回とは海の状況が全く違いました。違いをbefore afterの形で表現すると
◎before(7月16日)
・鯖大量発生
・オキアミ丸残り
◎after(7月30日)
・オキアミ1投目から無し
・コノシロ少量
・フグ大量発生
→針28本消失(数えました)
・何故かボラ発生
とにかくフグがうるさく、最大で10投連続針消失もありました。
ちなみにフグなんてチヌ寄ったら退くんじゃないの?
普通はそう考えます。が、普通の考えが通用しないんすよ。
チヌが居てもフグが退かない。
それとこのフグの変なパターン。
フグ対策のセオリーはアミエビ系の集魚を抜く事と、ダンゴの握りで水分を多くして
芯圧が掛からない握りにする事。所がこれをやるとサシエサは当然毎回なくなり、
針もない事が多い。しかし、ダンゴを持たせる方向に握る(当然芯圧も掛かってる)
といくらでもダンゴが持つ。これってなんで?
ボラもそう。今回、ボラが居たんですが、普通の釣り場ではボラってのは
ダンゴが着底した付近で、ワーと寄ってきて、ダンゴアタリをボコボコだす。
で、そのダンゴアタリがなくなってシーンとなっている中でチヌが食うってのが
王道パターンです。所が・・・ダンゴ着底後からダンゴへの反応は無し。
この時点でボラの雰囲気はまったくなし。
3~4分経過してから前アタリもソコソコにグーと入るアタリを合わせるとボラ。
しかもしっかり口に掛かってる。こんなタイミングで、しかもダンゴが切れた付近で
しっかりサシエサを口にくわえるボラって一体何?紀州釣り歴は17年になりますが、
こんな食い方するボラ記憶にありません。
このタイミングでボラに騙されて4~5本掛けました。
今回、色々チャレンジしましたが設定がビタッとハマった時は釣れますが、
この設定に持っていく要素が2重3重に絡まっていて潮流、風によってダンゴの着水点と
ウキを置く位置が少しでも違うだけでその1投が没投になります。
チヌに限らず、他の魚についても自分の経験にあるセオリーが通じず、だからこそ面白い反面
変な癖が付きそうな諸刃の剣的な要素を孕んでいます。
連続で行くのは危険な香りがするので、少し間を取って頭をリセットし、
今度は秋に行きたいと考えています。
