清水界隈 | BLOG夢銀

清水界隈

どうもご無沙汰しています。

今回、ちょっと気になっていた清水界隈で団子を打ってきました。


実はこの場所、12日の日曜日に、子供たちを連れてアジ狙いの

サビキ釣りに伺いました。私は、その横で団子を2~3時間程

打ったのですが、エサトリが少ない、潮が何だかやけに軽い・・・

といった具合で、今ひとつ掴み所が無かった印象でした。


今回は、その時に気づいた点も含め、気合を入れて挑戦してみました。

仕掛けは、いつものサスペンドラインではなく、フロートライン。

サルカンも外し直結。これは理由があって、前回のサビキ釣りの

時に受けた印象の潮の軽さ。サスペンドだと沈み過ぎて、

ウキから竿までの間の道糸が沈んだ抵抗に、ウキの浮力が

負ける程だったので、これを改善する為の策。

サルカンも同様で、重量による抵抗を軽減する策。


所が、今回は何だか普通の感じで、別にこんな事する必要なかった様な・・・

ま、対処方法の一つって事ですかね。


で、釣りの方ですが、釣れた魚は2枚。

30㌢位の奴と、48.5㌢。

それぞれに釣れ方が違っていたのが気になります。


最初に釣ったのは30㌢位の奴で、これはいたって普通に

前アタリから暫くして、本アタリが出る明快な釣れ方。

釣れる2~3投前から、キタかも?って雰囲気があってから

食わせる事が出来ました。ちなみにサシエサはボケ。


問題は2枚目。

コイツは、団子を投入して、5分も6分もほったらかしにしておいた

結果釣れた魚。「ほったらかし」と言うと言葉は悪いですが、

実際には、ある程度色々やっています。

この時の設定は、ベタハワセでウキはSS。何故かと言うと、

サシエサを完全に止めておきたかったから。

団子が割れてからサシエサを動かしてしまうと、エサトリにやられて

しまう。かといって、コーンなどのエサトリに強いエサは、

反応が悪く、勝負になるのはオキアミとボケのみでした。


実は、最初のうちは、エサトリを反応させてチヌを呼び込む為、

玉ウキを使用して、わざとサシエサを動かしたり、底を切って

釣っていました。エサトリが少ないからと言って、集魚を強くするのは

マイナスに作用した場合のリスクを考えると、最後の手段。

でも、なぜ玉ウキなのかって言うと、単純に底に魚が居ないから。

キンキンに団子を締めると、団子が割れた後にサシエサが残る。

でも、タナを詰めるとエサが取られ易い。更に底を切ると、

毎回エサが取られる。こんな感じでした。

これは、中層でチヌを釣るのでは無く、あくまでもエサトリに捕食

させたい為の手段です。


でも、この底切りでもなかなか効果が出ず、色々と試す内の

最後の手段がほったらかしでした。実は、ほったらかしにする

前の段階で、ハワセを多く取り、サシエサを安定させた時には

エサが残るので、じゃあ、このままサシエサが取られるまで放置したら

どうなるのか?ってのを試した結果でした。なんだか結果オーライって

感じですね(笑)


今回のこの釣れ方、団子が割れてもサシエサが動かずに

その場に残っているって感じからチヌが食ってきています。

団子が割れても、適当にサシエサを流していても食ってくる場所は

経験ありますが、この釣れ方は過去にも例がありません。

まあ、でも、釣れ方には必ず理由がある筈なので、自分なりに

仮説をたててみました。


前述もしましたが、ヒイラギが大量にいます。これがキーポイントかなと。

回収時にヒイラギがスレで掛かる程なので、海の中はヒイラギで

前が見えない程沸いている可能性が考えられます。

で、ヒイラギは基本中層に居る魚。団子は、投入から着底までの

沈下途中で、大量のヒイラギが中層から底まで追ってきている事が

想像できます。そのヒイラギが落ち着き、元の層まで戻るまで

2~3分程要しているかも知れません。団子なんかヒイラギの群れの

中に隠れてしまい、チヌの視界に入りっこないです。

そうなると、ヒイラギが落ち着いた3分後位から、やっとチヌが動き出す→

団子を見つける→そのうちいじりだす・・・なんてプロセスを踏んでいると

なれば、アタリが出るまでの5分から、ヒイラギタイムの3分を引く。

あらら、2分でチヌが食ってますがな。なんだか辻褄があってきましたぞぃ。

あくまで仮説なので、もう一回検証に行きたいと思います。

ただ、この仮説通りだとすると、9月位になって別の魚が沸いてきたら

釣り方を変化させる必要が出てくるかも知れませんね。