沼津へ | BLOG夢銀

沼津へ

 24日、沼津に釣行しました。

場所をドコにしようかと思案しましたが、タイミングを取る釣りが出来そうな

某所を選択しました。この場所は過去の経験上、夏場でも沼津にしては

エサトリが少なく、団子のタイミングを計って攻略が可能な場所との認識

がありま・・・した。


 所が団子を打つと、何コレ?めっちゃエサトリ多いですやん。

オキアミ秒殺だったんで、とりあえずコーン付けてみたら秒殺。


大体からして、過去の経験から、コーンまでしかサシエサを持ってきて

いない始末。どう考えても、さなぎやネリエサなんて必要ないはず

だったんですが、なんで?と、いう訳でして、過去のデータなんて全く

無意味な状態からスタートとなりました。


あ、そうそう、団子配合は

青マッハ 1/5、緑マッハ 1袋

サナギ 800cc、アミエビ 200cc

海水 400cc


です。後から、青を入れた事が失敗だという事に気付くのですが・・・


釣りの方は、前述の通り相当なエサトリ。団子をキッチリ締めないと

アタリ無くエサが無くなる状態。で、ウキがしっかり沈んだアタリを

あわせても魚が乗らない・・・一番厄介な状況になりました。


さてさて、こんな時はどうしたものか。まあ、沼津~西伊豆ではこの状況は

よくあるのですが、こんな時はまず釣りを動かさない事が大事かと思います。

釣りを動かさないというのは、釣れないからといって団子をあれこれ変えて

みたり、仕掛けを色々変えてみたりとかをやらないという事ですね。


結局、エサトリが凄いという状況は毎投変わらない訳で、団子の締め具合を

変えなければ、毎回同じ締め、同じタイミングで団子を打って、ほぼ同じ

タイミングで回収する訳です。そうやって毎回同じリズムで釣りをしていると、

必ずどこかでちょっとした変化が訪れた事に気付くタイミングがあります。

急に団子が割れなくなったとか、エサが取られなくなったとか、団子が早く

割れる様になったとか。その変化こそがチャンスであり、そのチャンスを

見逃さない為にも、釣りを動かさずに我慢する訳です。ただ、その中でも

自分が「今日はこうやって展開する!」って決めた事を繰り返す必要が

有ります。


この日の自分がどうやってそのベースを決めたかと言うと、釣りを開始して

暫く経過した頃、海の様子が大体掴めてきました。エサトリはボラとベラなど、

他の魚。そして、団子が割れた後に少しサシエサを動かすと、それに反応して

エサトリ。団子が割れた直後にサシエサを流さずに仕掛けを回収すると

エサが取られませんでした。まとめるとこういう事です。

「団子投入→ボラ→ベラetc→空白→ベラ・フグetc」

こういう構図ならば、空白のタイミングを狙おうと思い、このタイミングに

照準を当てて団子の握りを調整していきました。

間違えないで頂きたいのは、コレが正解ではないという事ですね。

あくまで、自分の感性でこうやろうと思っただけですので。


で、午前中に一度チャンスかと思ったタイミングが有りましたが、3~4投位の間に

良い感じがなくなりました。


このままだと、かなりまずい状況が続くのですが・・・

15時頃、別の場所で竿をだされていたトトダンゴさんが見学にいらっしゃいました。

色々、お話をしている中で、突然1投のみ、コーンが残ってきました。

で、何気なく次の1投にオキアミを付け、団子をそれまでよりもキッチリと締めて

投入。相変わらずのボラアタリの後、ボラとは違うほかの魚の団子アタリ。

で、それが納まった後、暫く経過してからウキに反応。多分時間にして30秒位。

ウキがスッと沈みました。すかさずアワせるとソコソコの引き。水面に見えたのは

27~28cm位のカイズでした。が、タモ入れしようと、タモを伸ばしたら、バツン。

針が外れましたわ~。マジ?何たる失態。その後、針が外れたチヌは悠々と

泳いで見えなくなりました。

そのチヌを掛けた付近は、かなり雰囲気があったのですが、それも程なく

無くなり、日が暮れるまで、チャンスらしいチャンスも無く、激しいエサトリのまま

修了となりました。


朝から自分が思い描いていた状況を外され、フル回転で状況の補正をして、

挙句に針ハズレ。疲れましたわぁ~。難しい状況も嫌いじゃないですが、

ちょっと今回のは難しすぎですね。次回はもうちょっとコントロール可能な場所で

やりたいと思います。