久々の釣行 | BLOG夢銀

久々の釣行

 ご無沙汰していました。

本業が忙しく、王座決定戦東日本大会が終了してからになりますから、

およそ2ヶ月もの間竿を持っていなかった事になります。



場所は沼津。台風が太平洋側の沖を通過する予報に加え、北東の強風

11mの予報。風裏になる場所を選定していたものの、予報と違う風向きと、

高潮の影響で釣り座が沈んでいた事もあり、内浦方面の別の場所を選択。


 その場所でお昼まで竿を出したものの・・・根掛かりが頻発。ただし、

投げる場所次第ではそれ程掛かりません。が、展開が良くない。エサトリは

かなり多く、コーンも取られる事から魚の活性は言う事がありませんが、

エサトリのグレが一向に切れない。

グレのオンパレードで、他の魚の気配が感じられない・・・この状況は、

経験的に相当な確率で危険信号。グレが多い場所でチヌが釣れる時って言うのは、

殆どの場合、魚が入れ替わった場合だと思います。グレも入れ食いに

なっている様な状況の中から、チヌも釣れた経験は記憶にありません。

と、言うわけでコレは状況的にボーズの確率が高いと判断し、別の場所へ。


 結局、最終的な移動先で釣り出したのは12時過ぎ。竿を出してみると

こちらは先程の場所よりも、超強烈なエサトリでした。団子の締めを

油断するとまるで持たない。割れるのに30秒掛からない状況。まあ、

沼津ですからこんな状況は日常茶飯事なんですが。


と、言う訳で攻略開始。

まずは状況です。前述の通り、強烈なエサトリが居ます。恐らく犯人は

カワハギ、サンバが中心。グレも多少居るみたい。ただし、ボラは皆無。

あと、何故かベラが殆ど掛かりません。沢山居る場所のはずなのに。

とにかく、エサトリが凄いので、キッチリ締める事が大事。締めないと、

コーンであろうと、さなぎであろうとアタリ無く餌が取られる状況。


こういうエサトリが強烈な中からチヌのみを狙っていくには、いくつかの

アプローチがあるのですが、沼津の場合にはとにかくチヌの到来を待つスタイル。

チヌが居ない中で、色々な事やったらまず自滅します。エサトリが多くても、

常に一定のタイミングで割れる団子を握って、そのリズムの中でチヌの気配を

察知する。来たら釣る。その繰り返しです。


ただ、この場所は以前からそうなのですが、チヌがあまりしつこくなく、

到来を感じてから3~4投以内に釣らないと、またドコかに行ってしまいます。

その為、食わせるまでの間が非常に緊張します。ま、そんな感じの内容を

繰り返して、結果的には2枚釣る事ができたんですけどね。


他には、昨年からお目見えしているブダイや、この場所で初めて釣ったイラ。

もう10年以上も通っているのに、この場所では珍魚とも呼べるこれらの魚が

掛かってくるって、やっぱり異常気象なんでしょうね。


朝立ち寄った釣具店で、「沼津じゃ全然釣れて居ない、良く釣る人で

1枚がやっと」と言う事を聞いていたので、久々の釣行でこれなら上出来かな?


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