過去を振返る | BLOG夢銀

過去を振返る

 自分が永易流紀州釣りに入門して、いつの間にか6年も経ってしまいましたね。
未だに下手ですけど。

最初の3年位は、とにかく団子を締める事に必死でしたよ。
どんな状況であろうと、水分を極限まで減らして、本当に握れるかどうかという
状態の団子をとにかく握る練習を重ねましたね。釣れる釣れないなんてのは
二の次で、団子を締める事に情熱を燃やしましたわ。

今から考えるとおかしいですね。(´Α`)

ガッチリ団子を握れると、何だかニヤニヤしちゃってね。傍から見たら危ないヤツですよ。( ´,_ゝ`)プッ

今でこそね、殆どマッハで通してるけど、以前は自分も糠でしたね。

マッハに比べて、糠の方がコントロール出来る幅が広いですしね。
そういった意味だと、紀州釣りに入門したばかりの時は、糠で練習を重ねた方が
良いのかも知れないですよね。

でね、何時頃からなのか全然覚えてないんですけど、ある頃から、チヌの気配を感じる
タイミングが、その日のパターンである程度一定である事に気付く様になりましてね。

そのタイミングに団子をコントロールする事によって、チヌが居れば釣る事が出来る様になりました。

でも、コントロールってのが凄く絶妙な状況もあったりして、なかなか上手くいかないんですけどねw

今更ながら思いますが、永易流における団子の締めは、全ての基本なんですよね。

道糸の捌き方や、ウキを置く位置、ハワセ幅・・・紀州釣りを展開するにあたり、様々な
要素が絡みますが、そういう技術は団子を自由自在にコントロール出来る様になった頃、
自然に出来る様になっている気がします。

 団子がコントロール出来るって事は、団子を割るタイミングまでの間を取る為に、潮流を
考えたウキを置く位置を決めるはずですし、ハワセ幅もしかり。道糸捌きも同様ですよね。

「団子を締めれば何でも出来る」

まさしく、そんな感じでしょうね。

でもね、団子が締められる様になった時が実はスタートラインだったりしてね。
コントロール出来て初めて、色々な状況が把握出来るんですよね。
そうなると、無限に広がるバリエーションがその先に待ってるんですよね。

今の自分は、そのバリエーションの幅を広げている最中ってトコですかね。
こうやって言葉で書くと簡単ですけどね。(笑)

ココまで辿り着くのに6年も掛かりましたわ _| ̄|○