子育て世代が家を買うお金を100万円以上節約する3つのコツ

子育て世代が家を買うお金を100万円以上節約する3つのコツ

教育費と住宅ローンが気になったら読んでみて。住宅会社は、あなたがローンが払えるかどうかは気にしません。銀行は、いくらの予算にするかなんてアドバイスしてくれません。中立的な情報をくれるマイホーム購入支援FPに家の買い方・ローンのことを相談するのがいいですよ。

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こんにちは。住宅ローンFP曽川です。



今日から数回、私の友人に向けて記事を書きたいと思います。

私の友人は、Uくんと言いまして、私が独立前に所属していた会社の同僚です。
年齢は私の1つ上で現在35歳。



現在は江東区のほうの賃貸マンションに住んでますが、このたび子どもが産まれたのをきっかけに住宅購入を決意したそうです。


一応上場企業の管理職なので、年収はそれなりにあるでしょう。
(実はわたしもまだ詳しく聞いてません・・・・^^;)



Uくんには毎月定例でMTGで会ってまして、その際に相談を受けました。


「曽川さん、家買うことにしたんで相談に乗ってください!」


って感じで相談してきました。





てっきり住宅購入前の相談かと思ったら、、、、


なんと既に買う家を決めちゃったとのことです。

2週間前に契約してきたそうなんです。




埼玉県戸田市の新築マンションだそうです。
Uくんの実家は埼玉なんで実家に近いところを選んだのかもしれないですね。




なので、住宅ローンの相談でした。
私が住宅ローンFPと名乗っているのを聞いて、話を聞いてみたくなったそうです。






具体的な相談内容は、


「住宅ローンってどこを選べばいいんですか?」


ということでした。



一応不動産会社の提携ローンには申し込んだらしいのですが、それでも

「ちゃんと選ぼう」
「話を聞こう」

としているのが素晴らしいです。



だってほとんどの人が、住宅ローン選びに時間をかけずに、不動産会社提携の変動金利を選びますからね。
(Uくんも一応、提携ローンには申し込んだと言ってました。埼玉○○な銀行でした。)






そんなUくんに伝えたい事その1



『住宅ローンは総額(トータルコスト)を比較せよ!』



住宅ローンを比較する際は、金利だけじゃだめだよ。

金利で比較したら一番安いのは、変動金利なんだよ。
でも変動金利って、この先上昇するかもしれないしね。



よくいるんだよ、「俺は変動金利で借りて、金利が上がったら固定金利に乗り換えるぜ」って人。
でもそれって、意味ないんだよ。




なんでかって?



固定金利のほうが金利が上がるのが先なんだよね。
だから、変動金利が上がっちゃってるときには、固定金利はさらに高くなってるんだよ。



これが金利だけで比較したらだめな理由。




じゃあ、何で比較するかって?



それは、住宅ローンの総額(トータルコスト)。




35年で返済する場合、返済総額(元本と利息合計)とローン諸費用の合計額を、比べてみるんだよ。


【覚えて欲しい公式】

トータルコスト=元本+利息+ローン諸費用



変動金利の場合は、金利が上昇したと仮定して、何パターンか比較してみるといいぜ。


こんな感じで比較するんだよ。


$子育て世代が家を買うときに失敗しない3つのコツ





「総額」の列を見てもらうとわかるんだけど、一番総額が低いプランと高いプランだと900万円以上も違うんだよ。
元本はいっしょだし、金利は少しずつ上がる想定で、違うのは金利や返済回数だけ。




クリックすると拡大するから見てみて。


住宅ローン比較のポイントはあと2つあるからつづくよ。
こんにちは。住宅ローンFPの曽川です。


2012年の5月に、最初の住宅購入相談をさせていただいたお客様がいらっしゃいます。
(仮にBさんとします。)



Bさんは、私がご支援している工務店さまに、注文住宅のご相談をされたお客様でしたが、
こんなお悩みをお持ちでした。

・昨年まで自営業だったが、今年の5月から嘱託社員になった。(給与証明)
・自営業としては、3年以上やっている。年収は税金対策で400万円以下に抑えている。
・奥さんも今年の1月から正社員として働いている。
・「転職して3年以上経過しないと住宅ローンの審査に通らないと聞いた。今の自分たちでもローンは通るのか?」



ちなみに、2歳の男の子のお子さんがいらっしゃる方です^^



昨年までのご年収を低く抑えていたことと、転職して日が浅いという点を気にされていました。


しかしながらよくよくお話しを聞いてみると、家を買うために非常に戦略的に家計をコントロールしているのがこのBさんでした。



Bさんがやっていたこと。


・5年ほど前からマイホーム貯金を開始。(ご相談時点で1,000万円弱!)
・時間をかけて、いろいろな工務店・ハウスメーカーの情報を収集。
 住みたい家のイメージを固めていった。
・住宅ローンを本気で考えて、奥さんがまず正社員となり、ご主人さまも自営業からサラリーマンへの転職を決意。(素晴らしい!!ローン審査では何より収入の安定性は大きな強みですから)
・カードローンなどがあったが、全額完済。




あとは、転職して日が浅いのに住宅ローンを借りれるかという点のみが課題でした。



そこで、私がご提案したのは「フラット35」です。


35年間、金利と返済額が一定の固定金利の住宅ローン商品です。




結果的に、Bさんはフラット35の正式審査に通りました。





給与明細などの書類で証明されるご年収自体も上がっておりましたので、見事希望額の審査が通りました。





なおフラット35の返済比率と借入できる金額は、以下のようになります。
(金利2%で計算)


年収400万円以上・・・35%/3,521万円~
年収400万円未満・・・30%/~3,011万円






着工が年明けになりますので、引き続きフォローさせていただいておりますが、
Bさんには非常によくしていただいていて、住宅ローンの審査結果が出る前から、



「曽川さん話しやすいし、家を建てた後も引き続きお付き合いをお願いしたいです。」


と言っていただけました。



いやー嬉しいですね^^

住宅ローンFP冥利につきるってもんです。



(関西弁であけすけにしゃべる私の性格を気に入っていただけたのでしょうか。
それとも焼酎好きな点でしょうか。。)



最初はご不安だったBさんご夫妻も、ご相談と事前審査経過を通じてご安心されていかれました。
そんなところを見たくて住宅ローン専門FPをやっていたりします。




転職したばかりでもフラット35の審査に通る理由は、こちらのメルマガでお話ししてます。
●【金利情報】2012年11月のフラット35


こんにちは。マイホーム購入相談FPの曽川です。

フラット35の金利が更新されました。


2012年11月の実行金利は以下の通りとなっています。


■モーゲージバンク最低金利










返済期間15年~20年以内21年~35年以内
日本モーゲージサービス
ハウス・デポ・パートナーズ
優良住宅ローン
楽天銀行 など
1.57%1.85%

※上記金利のほかに、諸費用がかかります。
融資手数料・印紙代・登記費用・事務手数料・団体信用生命保険特約料です。

■メガバンク




























返済期間15年~20年以内21年~35年以内
みずほ銀行1.79%2.07%
りそな銀行Aタイプ2.07%1.79%
りそな銀行Bタイプ1.85%1.57%
東京三菱UFJ銀行記載なし2.07%
三井住友銀行2.2%2.48%

※上記金利のほかに、諸費用がかかります。
融資手数料・印紙代・登記費用・事務手数料・団体信用生命保険特約料です。
※りそな銀行の金利は、インターネットプランの金利です。
 りそな銀行Aプランは、手数料が30,000円に対し、Bプランは融資額の1.8%です。




10月度の実行金利よりもさらに安くなりましたね。

固定金利が2%を切るというのはとてもよいですね。
固定金利ですから、返済額がずーーーーっと一定ですから。
家を買いやすい時代だと思います。





■ちなみに


私の両親は22年ほど前に大阪に家を建てました。
そのころの金利を聞くと、6%を超えていました。。。

まあ、バブルの時代ですからね。



ほんの少し前に住宅ローンの知識があれば、両親に借り換えのことを教えて
あげれたなああ、なんて思ってしまいます。






■個人的に注目したいのは、


りそな銀行の金利の安さが目を引きます。
ほかのメガバンクよりも圧倒的に安く、モーゲージバンクと横並びです。
しかも手数料も安いですね。


タイプAは、金利がちょっと高めですが初期の手数料が安い。
タイプBは、金利が安めですが、初期の手数料が高い。





こういう場合は、返済期間での総額(トータルコスト)で比較してみると一目瞭然です。





それでは。



●家を買うための資金計画の相談はこちらから!

 「自分にはローン借りれるのかな・・・」
 「どのくらいの家なら無理なく買えるんだろう」
 「子ども教育費をちゃんと払っていけるか心配だ」
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●FPサービスと料金

西東京市の住宅ローンFP曽川が提供しているご相談サービスと料金案内です。


ご相談は、すべて住宅ローンFP曽川が担当いたします。



【住宅購入のお金相談サービス】

 ●対象・・・家を買おうかどうか検討中の人向け

 ●サービス内容と納品物
面談回数は2回まで
  住宅ローンシミュレーション作成
  マイホーム購入予算作成
  ライフプランシミュレーション表作成
  ※当オフィス(東京都三鷹市内)での面談か、skypeによる面談になります。

 ●メリット
  今の年収・家賃、貯蓄状況から無理なく買える家の予算範囲がわかる。
  家を買ったあと、住宅ローンを支払っても教育費に余裕があるかどうかがわかる。
  FPの知恵、貯金のコツを教えてもらえる。


 ●料金
  36,750円(税込み)


【住宅ローン選びサポートサービス】

 ●対象・・・買う家が決まって、ローンを選ぶ段階の人向け

 ●サービス内容・納品物
  資金計画表作成
  ローン比較表作成
  ローンの選び方・組み方アドバイス
  書類作成サポート
  ローン事務手続き代行

 ●メリット
  複数の住宅ローンを比較して選べます。
  おトクな(トータルコスト、諸費用の安い)ローンを選べます。
  得する住宅ローンの組み方を教えてもらえるので、トータルコストを節約できます。
  審査に通りやすい書類の書き方がわかります。
  ローン事務の時間を短縮できます。

  
 ●料金
  105,000円(税込)
  ※ローン審査に通らなかった場合、全額返金保証制度あります。


【住宅購入資金計画フルサポートパック】

 ●対象・・・家を買うことを決めたが、何から始めたらいいかわからない人向け

 ●サービス内容と納品物
  資金計画表作成
  住宅ローンシミュレーション作成
  マイホーム購入予算作成
  ライフプランシミュレーション表作成
  住宅ローン調査代行
  住宅ローン比較表作成
  ローン事務手続き代行
  ローン書類作成サポート
  (注文住宅・リノベーションの方限定)優良工務店・設計事務所のご紹介
  ※当オフィス(東京都三鷹市内)での面談か、skypeによる面談になります。

 ●メリット
  複数の住宅ローンを比較して選べます。
  おトクな(トータルコスト、諸費用の安い)ローンを選べます。
  得する住宅ローンの組み方を教えてもらえるので、トータルコストを節約できます。
  審査に通りやすい書類の書き方がわかります。
  ローン事務の時間を短縮できます。
  建築コストを節約するコツを教えてもらえます。


 ●料金
  126,000円(税込)
  ※初回相談(1時間以内)は無料です。
  ※分割払いご相談可。
  ※住宅購入を途中でやめた、ローンの審査が通らなかった場合、全額返金保証制度あります。




ご相談のお申し込みはこちらからどうぞ。


住宅ローンFP曽川に相談する。
●住宅ローン比較のポイント


こんちは。住宅専門FP曽川です。


住宅ローンというと、家を買うときに必要になるのですが、
あなたは比較のポイントを知ってますか?


金利は十分見られていると思いますが、それ以外にも
数十万円単位の節約を可能にする
ポイントがあります



・諸費用
・トータルコスト




の2つです。




諸費用とは、主に「保証料」「融資事務手数料」の2つです。

トータルコストとは、35年間の返済でかかる、
総支払額と諸費用の合計のことです。




金利は、銀行のホームページを見ればわかります。
諸費用も銀行のホームページを見ればわかります。



でもトータルコストは、資金計画をしてシミュレーションを
してみないとわかりません。

こんな風に(↓)


プランA
比較資料1

プランB
比較資料2

※上記は借り換えのシミュレーションです。


複数の銀行を、

トータルコストで比較

するというのがめっちゃ重要です。


そういったことをしているのが、
「住宅専門FPによる有料個別相談」なんです。



こんにちは。住宅ローン専門FP曽川です。


マイホーム購入時、数十万円単位で節約できるためのノウハウ満載のメルマガに登録する!


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マイホームを買いたいと思っても、なかなか中立的な立場で相談に乗ってもらえる人っていないですよね。

不動産会社や住宅会社に行けば、売り込みが多いし、
そもそも買っていいのかどうかもわからないし。。。


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たとえばこんなことです。

・自分はいったいローンがいくらぐらい借りれるのだろうか
・予算はどのくらいに設定すればいいのか
・そもそもローンが借りれるのだろうか
・いくらぐらいの物件がいいのか
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・意外と知らない諸費用のこと
・変動金利と固定金利はどっちがいいのか



本当は「メールセミナー」のような形にしたかったのですが、まずはメルマガでお送りします。


ブログには書きにくい話も多分に出てきます。


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こんにちは。住宅ローンFPの曽川です。


ちょっと気になったニュースについてつぶやきますね。

昨日テレビ東京のWBSを見ていましたら、こんなニュースが。


「見つけた!客との接点」




ソニー銀行と横浜DeNAが提携した企画です。


住宅ローンを借りている20歳以上の人は、ナイターのチケットが半額になるという企画。
しかもローンを借りているのはどこの銀行でもよく、証明書類も必要ないとのこと。



ソニー銀行はネット専業なので、やはりリアルな大手銀行に比べると知名度が弱いのです。



その知名度をアップさせるために取り組んだ企画だそう。




たしかに、こういう企画で消費者に名前を知ってもらうのはいいですね。





でも僕が気になったのは、その後のマーケティングコミュニケーションの仕方です。
(マーケティング支援を長らくやっていたのでついつい気になります。)



放映を見たところ、個人情報を聞いてたりメールアドレスを聞いてる感じではなかったです。
ソニー銀行としては、果たしてその後どうやってお客さんとコミュニケーションをとっていくのでしょうか。それがとても謎でした。
認知度上がってもサイトを見てくれないとビジネスにならないですからね。


結局コミュニケーションをとらないと、ソニー銀行のサイトへ誘導できませんからね。



うーん。謎。


DeNAは母体がネットゲーム運営してるんだから、メールアドレスの取得ぐらいは理解してくれたと思うのですが、実際のところどうなんでしょうか。

(誰かこのナイターに行かれた方いらっしゃったら教えてください。)



と、ここまで書いて次回のネタが決まりました。


ネット銀行では、「住宅ローン保証料無料」とうたってますが、実はカラクリがありまして。。。

その辺を書きたいと思います。


こんにちは。住宅ローンFP曽川です。



東京は暑いですね。
先週、完成見学会に参加しましたが、1日でびっしり日焼けしてしまいました

週明け友人に「海行ったの?」なんて聞かれましたが、、、、仕事です!!



ということで、固定金利と変動金利のメリットを両方受取る方法です。



固定金利と変動金利、ミックスして一緒に借りれるってご存知ですか?



たとえば3,000万円の借入をする場合、1,500万円を変動金利、残りの1,500万円を
固定金利
で借りることができるのです。




このミックスのメリットは、変動金利の安さと、固定金利の安心
両方受けとれることです。

変動金利だけで借りている場合よりも、金利が上昇したときのダメージが少なくなります。





でもデメリットもあります。



それは、借りれる銀行が限られるということです。


ミックスで借りる場合、一つの銀行で借りなければいけません。



変動金利分はA銀行、
固定金利分は一番安いB銀行で



てなことはできないのです。



また、銀行で借りる固定金利(=フラット35の金利)は若干高めです。


2012年8月現在、私が取り次ぎしているフラット35の金利は、
1.84%ですが、銀行だと2%以上のところが多いですね。

その他のデメリットとしては、諸費用がダブルでかかる場合がある、ということです。






そんなことも住宅ローン選びの参考にしてみてください。


でわ!










【FP住宅購入サポートサービス】

住宅相談専門FP曽川です。

住宅購入・注文住宅をご検討の方に、住宅専門FPが中立的な立場からサポートします。
料金は、住宅購入・建築が終了してからの成功報酬制。


1.資金計画サポート
不動産会社に相談しても、子どもの教育費を含めた資金計画は作ってくれません。
住宅購入にかかわる資金計画づくりをサポートして、このようなお悩みを解決します。

どのくらいの住宅ローンが借りれるのかわからない。
教育費を含めた、無理のない返済額を知りたい。
自分に合った金融機関とは?
銀行との交渉ができるか不安・・・

住宅購入が失敗する理由は、資金計画にあります。
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すべて住宅専門FPがサポートして、万全な資金計画づくりをお手伝いします。

2.土地探しサポート


初めての土地探しもばっちりサポート!不動産会社では教えてくれないポイントも伝授します。

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そんなあなたのために、住宅専門FPがあなたの価値観に合った建築会社をご紹介します。





お問い合わせはメッセージからお気軽にどうぞ!!
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●固定期間選択型金利(10年超)の金利の決まり方


こんにちは。
住宅相談FPの曽川です。


前回の記事はこちら



この記事のシリーズ


1.住宅ローン 人気がある金利タイプは?

2.金利の決まり方を知る・・・今回の記事

3.過去の金利推移

4.金利タイプ別 支払い総額の考え方

5.各金利タイプはこんな時期に選ぶとイイ

 ⇒金利タイプ別、おすすめの人




前回までで、変動金利、固定期間選択型金利の決まり方を見てきました。


今回は、長期間固定金利(フラット35)の金利の決まり方について解説します。
※長期間固定金利住宅ローンの代表が「フラット35」という商品なので、フラット35を題材として書いていきます。



フラット35の金利は、新発10年もの国債利回りがベースになっています。



その国債の利回りは、日本銀行の金融政策や政府の方針の影響を受けます。



こういう背景で考えると、この先しばらくは固定金利も大きくは上がらないのでは、と考えています。


日本はここしばらく、ずっと不景気と言われていますが、景気対策にで一番有効だと言われているのが、「住宅購入促進」です。


住宅自体の価格も高いですし、住宅を買うとそのほかにいろいろな付加サービスも購入します。

引っ越し、家具、家電、保険、、、


そのため、景気対策として有効だと言われています。



でも、住宅ローンの金利が上がってしまっては住宅を購入したいという気持ちも少なくなりますよね。


住宅購入を促進するために、フラット35S の金利引き下げ期間も延長されていて、1~2年以内に家を買うと相当おトクだという状況になっています。
最も優遇されたフラットSエコA だと、変動金利と毎月の支払額が1万円も差が出ない時期もあります。


※フラット35S の金利について詳しくはこちら。
※借り入れ金額、返済期間によって返済額は変わります。シミュレーションしてみたい方はメッセージからご相談ください。



しかも2014年から消費税が上がるのがほぼ確実です。


建物には消費税がかかりますから、買うほうからすると一気に数百万円負担が増えるわけです。そうすると、買うのを躊躇する方も出てくると思います。


しかし政府は住宅を購入してもらいたいので、おそらく何らかの優遇措置が出てくるのではないかと考えています。



金利の話とは脱線しましたが、フラット35は新発10年物国債利回りがベースとなる、というお話しでした。

次回は 過去の住宅ローン金利推移 についてです。