「亀田一家は本当に反省しているのか」。そんな社会の疑問を解き明かすヒントとして、1冊の本が注目されている。亀田史郎氏(42)が昨年、子育て論を著した『闘育論』(集英社)。ここには、反則をしてでも息子たちを「1番」にさせたい“親心”や、土下座しながら心の中で舌を出す“謝罪の極意”が自慢げに記されていた。反則は、亀田一家の家訓だったのか。


内藤大助と二男・大毅が争った11日の世界戦は、サミング(目突き)、タックル、投げ飛ばしなど大毅の度重なる反則行為がクローズアップされた。

 セコンドの史郎氏や興毅が「タマ打ってもええ」「ひじでもエエから目に入れろ」と反則を指示していたかのように聞こえる音がTBSのマイクに拾われた。日本ボクシング協会(JBC)もこれを認定し、史郎氏のセコンドライセンス無期限停止など一家に厳罰を下した。

 ところが、史郎氏は17日の謝罪会見で、「指示していない。『最後は悔いのないように戦え』と言った。あとはどうとらえようとそっち側(報道陣)は自由やけど」と開き直って反論。世論も「反省の色がない」と受け止めた。

 冒頭の記述について、亀田一家の“天敵”、漫画家のやくみつる氏は「まずいこと書いたなぁ、という印象。戯れ言をボクシングというシビアな世界にそのまま持ってきてしまった。しかも出版という形で言質を取られているところに、生きる知恵のなさを感じる」と話す。

 『闘育論』は、興毅が世界戦に初挑戦する前の昨年2月、出版された。A5版約190ページで、価格は1260円(税込み)。初版は1万2000部で重版はかからなかった。

 「この世は勝つか負けるか。わが子の人生に邪魔になるやつは、どついたれ」といった亀田一家独自の教育論が書かれている。父権が喪失している時代、強烈な父権を発揮している史郎氏がもてはやされ、亀田兄弟の人気も高いころでもあった。

 もちろん、ボクシング一家だけにストイックに練習している姿が多く書かれているが、興毅が瓦割りで空手の突きを練習するシーンでこんな記述があった。

 ≪瓦は古くて割れそうなやつ、選んで持ってくるからよう割れるんや。それが自信になる≫

 亀田兄弟は大毅が内藤と対戦するまで日本人選手との対戦がなく、「相手の選手は、ほとんどが“かませ犬”的な存在だった」(関係者)と、相手の力量が疑問視されていた。割れやすい瓦=かませ犬…といったら分かりやすいか。

 史郎氏は18日、内藤に、「今回のことはすまんかった。内藤君もがんばってや」と上から目線だが、一連の問題について初めて謝罪を伝える電話を入れた。大毅も内藤宅を訪れ、頭を下げた。内藤は史郎氏に「いいですよ、お父さん」と語り、当事者間の遺恨はなくなったかに思われた。



亀田史郎氏 大毅処分に「重い」と不満


亀田父子に対して日本ボクシングコミッション(JBC)から厳罰処分が発表された後、東京・葛飾区にある亀田家の自宅兼練習場には約30人の報道陣が集結。住民からの苦情を受け、パトカーが出動する騒ぎになった。建物2階部分に明かりがともっていることから、報道陣がインターホンを押そうとしたが、立ち退きを要求していた警備員は立ち入りを拒否。「ここにはいません。2階の照明はわたしがつけた」と説明した。報道陣もパトカーも退去し、静かになった深夜0時前、史郎氏が報道各社にファクスで謝罪するコメントを発表した。

 ≪史郎氏のコメント≫自分が受けた処分には納得しています。自分と大毅はこの反則行為に関しても深く反省しております。ただ段階的に考えてもいきなり1年間のライセンス停止処分は重いものではないでしょうか。ボクサーとして成長期にある18歳の大毅にとって、1年間はあまりにも長いと思います。


重いと思うのなら次回からそんな事は二度とさせないよう心がけましょう。


悪魔でボクシングはスポーツなんですからね


それもプロボクサーなんですから


テレビ中継を見ている人は大毅選手よりも年齢の若い人も見ていることをお忘れなく


お父さんらしい一言が欲しいが、残念ながらご自身にも考えを改めて戴かないと将来、息子達は一生冷や飯喰いになりますよ。