「SONGS」(水曜後11・0)のこれまでの出演歌手は、いずれも、30~50代までの視聴者のど真ん中を突く人選。歌をじっくりと聴かせ、歌を通してその人物に迫る丁寧な作りが、高品質な音楽番組として人気だ。
同番組のプロデューサーを務めるのが、今年の紅白プロデューサー、三溝(さみぞ)敬志氏(44) 。昭和62年入局。これまで「夢・音楽館」「音楽・夢くらぶ」などを担当し、「音楽をきちんと聴かせる番組作りに定評がある」(NHK関係者)という。会見で同氏は「紅白は10代から80代の方々までまんべんなく見ていただいており、今のテレビでは貴重な番組。10代のヒットチューンを反映しながら、大人も楽しめる番組にしたい」と語った。
この日発表された今年の番組テーマは「歌の力、歌の絆」。歌の力を見直し、魅力を味わえる番組を目指すというもの。「マンネリ化している部分を新鮮に」「対決方式を含め時代に即した紅白のあり方を見つめたい」(制作サイド)として、紅白組にとらわれない企画コーナーが立ち上がった。
その肝となるのが、「SONGS」だ。三溝氏は「SONGSでつながった絆は大事にしていきたい」と発言。“SONGS組”の紅白出演をにおわせた。
とくに注目なのが、過去何度も出演依頼を断ってきた矢沢。同番組に2週連続という好待遇で迎えられ、アーティスト性を大切にしたパフォーマンスを披露。かたくなな態度も軟化しているという。矢沢同様、実現すれば紅白初出場となる佐野元春(51)や今年再結成した女性デュオ、あみんら、話題性があり、かつ歌唱力のあるアーティストがそろっている。
永ちゃんの紅白初出場 はなるのか…。NHK、三溝氏と矢沢との間の“絆”がどれほどの強さかも、注目を集めることになりそうだ。