そもそもなんで先生やってるんだろ
いつの間にやら教員生活も10年目。幸か不幸か任させる仕事も少しずつ増えていっているww。大学を出て3年間金融系の会社で営業を担当した。営業車を与えられ、月に1億円のノルマを課せられて働いていた。仕事はそれなりに楽しく、営業先の中小企業の社長さんや経理部長さんなどの話は楽しかった。なにより人と交わるのがもともと好きなので、色々な人との出会いが楽しかった。しかし転勤がめっちゃドライにあり、先輩たちは家を建ててすぐに九州や北海道に異動なんて話もありそれは人間として幸せだろうかと感じていた。そんな折にでかい失恋を経験し、人生を見直す機会に直面しどうせなら人の人生に役立てる仕事に就きたいとおもったのがきっかけであった。もともと高校の頃から教育大に行きたいなーっとおぼろげながら思っていたが、なにせ遅刻ばっかしているわ、ほとんど勉強なんかしていない自分に当時の担任は専門学校のパンフレットを並べてみせて、この中から選びなさいと勧めてきたほどであった。会社を辞めて先生になろうとした時、周りの人たちは一生懸命止めてくれた。今さらなれるわけないだとか、採用試験に受からないだとか。結構本気で心配してくれていた。しかし、失恋のショックもあり半ばヤケになりながらも無理やり辞めてしまった。周りの方には迷惑をかけたが、正直その判断は今でも間違っていなかったなと思っている。収入は当時の同期に比べると段違いで少ないかもしれないが、毎日可愛い子供達に囲まれそれはそれは幸せな毎日である。もちろんいいことばかりではないが、眉間にしわを寄せている時間よりも、歯を見せて笑っている時間のほうがはるかに多いのも事実である。子どもたちにどんな影響を与えられているかはわからないが、こんな大人もいるんだ、こんな先生もいるんだと思ってもらえれば幸いである。そして、早く担任した子達が成人した姿を見てみたいなと思っている。一番最初に担任した子達は確か今年成人式を迎えるはずだ。どんな風に成長しているのか楽しみである。こっそり成人式を覗きに行ってみたいと思っている。