その2です.もう事実の羅列だけしてても僕は楽しいことがわかったのであまり人に読まれることは気にせず書こう.第一弾読んでこれも読んでくれるのなんて多分いて2人とかでしょ.
五日目
まだ三分の一くらいしか書いてないという恐ろしさ.なんて楽しい旅行を僕はしてたんでしょう.
オリャンタイタンボからクスコに戻ります.乗り合いバスで戻ったんだけど限界まで人を乗せてて狭かった.でも行きのタクシーが3000円くらいで帰りは300円とかはさすがに安すぎ.2時間は走ってるのに.
クスコからチチカカ湖沿いのプーノというところまではバス.二階建てで二階は観光客向けでリクライニングめっちゃできるシート,一回は現地人向けでせまーいシートだった.チチカカ湖というのはたぶん南米最大の湖で標高がめっちゃ高いところにある.標高が高すぎてそこで泳ぐのは危険らしい.
このバスの道中で結構怖い事件がありまして.荒野のど真ん中みたいなところで急にバスが止まって.運転手が下りて現地のリャマ飼ってる人とお話ししてたので休憩かなーと思ってぼーっとしてたらいつの間にかほとんどの客がバスからいなくなってて,あわててバスから降りて運転手に聞いても英語が通じなくて,乗客にも英語がわかるひとがいなくて,乗ってたバスの前に知らないバスが止まってた.それに乗り換えてる人とその様子がない人がいてまじでどうすんだこりゃという感じだったんだけど,乗り換えてる人の方が多かったのでとりあえず乗り換えた.席は適当になってた.たぶんバスが故障してたのかな.あのまま寝てたらどうなってたことやら.
でまあ夕方にプーノ着.ここで初めてアルパカ肉を食べた.あんまりおいしくなかった.トナカイの肉にちょっと似てたかな(わかる人ほぼいなそう)ホステルの様子全く覚えてないな.シャワーの感想が書けない.
六日目
チチカカ湖には草でできた浮島がいっぱいあってそこに住んでる人たちがいた.浮島の上に普通に家とか建っててすごーい.その島のいくつかを船でまわるというツアーに参加した.その船がとてもいい感じ.
その島に住んでる人たちはインカの民族の人たちだった.たぶん.顔はそうぽかった.手作りのネックレスとか人形とかを売りつけようとしてきたけど強い心で拒否をし続けた.ツアーのガイドさんがインカの言葉を喋れて通訳してくれた.インカの民族の人たちはどこに行っても観光を利用し観光に利用されという感じでなんとも言えない気持ちになる.でも結構面白い文化は残ってた.複数の家族が一つの島に住んでるんだけど,喧嘩をしたらその島をのこぎりで切って別居するらしい.住処をのこぎりで切れるの便利すぎでは.
途中でモータの普通の船に乗り換えてチチカカ湖をボートで爆走した.湖はいいね.波がないからね.奄美と違って(よみがえる悪夢)
向き直すのめんどいのでいいや.
この日の夕食は鳥の丸焼きの半分400円とか.なんだかんだこれが一番この旅行でおいしかった.そんなもんですよね.あとこの日に洗濯してもらったら,服に針で紐を通して干してたっぽくて,服全部に針の穴ができた.悲しい.コインランドリーはなくて洗濯屋さんに持って行って洗濯してもらうしかないのでしょうがない.この日の宿もあんまり記憶に残ってない.シャワーは行くたびに他の人が入ってて入るのあきらめた気がする.
七日目
バスでボリビアの国境を越えてチチカカ湖の反対側のコパカバーナに向かった.コパカバーナはブラジルにある有名なリゾート地とは別のやつ.知る人ぞ知る別荘地だってえらいひとが言ってた.このバスに珍しく日本人が3人もいた.一人は一人旅の大学生男子.知り合いにペルー人がいてその人のつてを回りながら旅してるらしい.もう二人は若い夫婦だった.この若い夫婦はパソコンとカメラを盗られた直後で落ち込んでて笑った.しかしこのバスに乗ってて一番仲良くなったのは上海人の一人旅の女の子.強い.この子は僕の友人のピンク大好きお姉さんよりもたぶんピンクが好き.全身ショッキングピンク.バス待ってるときに近くにいて話してて,荷物リュック一つだけ?つよって言ってました.荷物少ないネタは一人旅してる人と話してるとだいたいの人に言われてるのでやはり僕の荷物は少ないらしい.その上海人と話してて初めて中国語を第二外国語にしたことが活きた.バスの隣の席は日本人の大学生だったけど,休憩とか国境越えるためにバス降りると大体その上海人と話してた(中国語じゃないよ英語だよ).
でコパカバーナに到着.僕と上海人以外の日本人はコパカバーナで降りずにもっと先まで行くそうなのでここでお別れ.コパカバーナで昼食休憩があったので僕と上海人と日本人でご飯を食べた.僕はダッシュでホステルに荷物置いてトートバッグだけ持って合流した.日本人夫婦はその適当さに驚いてた.でも僕はそういういかにもな観光客感を出さないのがスられないのには一番効くと思ってる.ご飯食べた後上海人はバス酔いめっちゃしたとかで寝たいとか言ってホテルに行ってしまい,日本人はバスで先に行った.束の間の友達だった.
そしてこのコパカバーナの日差しはありえんまぶしかった.標高高いからかね.急いで60円くらいでサングラスを買って,サングラスをかけた上に眼鏡をかけるというヤバイ見た目の人になるしかなかった.チチカカ湖のコパカバーナの近くに太陽の島とかいうのがあるのでやっぱりまぶしいことで有名なのかもしれない.この日の午後はその太陽の島に行った.港で往復の船のチケットを買って船に乗った.その船が出発する前に,東大の民音の人たちがあこがれてるらしい民族音楽の楽器弾く人が入ってきて勝手に演奏してお金集めて帰っていった.僕の知り合いの民音の人の知り合いがそういうのをする武者修行をしたらしい.かっこよ.その船では個人ガイドのお姉さんとずっと話してた.ボリビア人で太陽の島に泊まってる金持ちの個人ガイドをするらしい.その人とは日本とボリビアの文化の違いの話をずっとしてて,その中で日本の歌手を教えてくれって言われて迷った結果Aimerとワンオクを教えた.ボリビアの歌も教えてもらったけど好きじゃなかったので覚えてない.
そしてこの人と会話していて困ったことに気づいた.僕の買った船のチケットは往復だと思ってたけど実は片道で,帰りの船は太陽の島の反対側の,島についた後2時間くらいに出るやつしかないと判明.このお姉さんがまためちゃ優しくてその船を予約してくれてその船の乗り場までの生き方を教えてくれた.しかも僕のチケットがちょっとぼったくられてたらしく帰りの船はタダになった.そういえばピンク大好き上海人が太陽の島日帰りは厳しいんじゃない?とか言ってたのでちゃんと言うことを聞いてればよかった.
太陽の島はとてもとても居心地のよい島だった.住みたい.まぶしくなければ完璧.サングラス外したらまぶしすぎて涙があふれてくるくらいで,本当にサングラスは欠かせない.
というわけで太陽の島は早歩きで回りながら2時間で島の反対の港まで歩いていった.
太陽の島はロバとか羊がめっちゃいて段々畑がたくさんあってという感じ.素晴らしい島だった.また行きたい.
太陽の島にいる間にありえん日焼けして首のうしろとか痛くなったのでコパカバーナに戻ってから帽子を買った.The North Faceの偽物の帽子.200円くらい.値下げ交渉をしたら指先が開いてる手袋をくれた.地味にこの後寒いとこいったのでもらえてよかった.
ちなみにプーノとかコパカバーナとかは赤道に近いけど標高がめっちゃ高いので一日の気温差がえぐかった.昼間は半そででも熱いし,夜はダウン着てた.
この日の宿は六日目の宿を延泊した.なので特記事項なし.今思い出したけどシャワーは暖かかった.
八日目
この日の午前はコパカバーナの観光.町のはずれに丘があってそれに上って町を見渡した時の景色はとても素晴らしかった.ただ標高高くて酸素が薄かったので大したことない丘なのに登るのはめっちゃきつかった.ちなみに僕はこの旅行中高山病にはならなかったけどなる人はクスコくらいの標高でもなるらしい.
コパカバーナでバスに乗る直前に買った肉まんと餃子の中間みたいなやつは30円とかだったけどかなりおいしかった.ボリビアでよく食べられてるらしくて,この後のボリビア旅行内で5,6回は食べた.
午後はバスでボリビアの首都ラパスに向かった.その途中で川を渡るところがあってバスを降りて船で川を渡った.国境を川で渡ったって僕はよく言ってるし,ガイドブックにも書いてたけど正確には国境の近くであってその川が国境ではなかった.
そしてラパス着.ラパスは世界一標高が高い首都らしい.険しい山の中の谷にあって,街の中の移動はバスかゴンドラだった.なかなかゴンドラはいかしてて町の雰囲気もよくて住むなら間違いなくペルーよりボリビアです.ちなみにラパスの中心部ほど標高が低くて端の方は標高が高くて,標高が高いほど治安が悪いのが目に見えてわかった.
ラパスについて一番にしたことは,皆さん忘れてるでしょうがこの時僕は眼鏡onサングラスだったので眼鏡にクリップでつけるタイプのサングラスを探しました.僕の同期は知ってるでしょう.これがかなり大変でラパス中を歩き回ってやっと見つけた.ただこれが4000円と金銭感覚がマヒしてる僕にとってはめちゃめちゃ高くて英語が通じない中頑張って値下げをした.けどあんまり下がらず3500円くらいだった.これがこの旅行でした一番高い買い物かもしれない.
そしてそのまま深夜バスでウユニに向かった.今見るとすごいな.超移動してる.
深夜バスだともちろんシャワーはない.
長いので今回はここまで.ようやく半分は越えたな.




