スマホでこのブログ開いてみたら写真以外全く読む気にならない感じだったので都合がよい.写真だけ見とけばええんじゃ.でもフィンランド旅行の話を書くとき困るな.写真がほぼ残ってない.書くのやめとこうかな.

とりあえず今回はたいしたエピソードもないので写真多めにします.

 

九日目

深夜バスでラパスからウユニに到着.到着時刻はたしか朝4時とかだった.バスから降りた瞬間japanese???って聞いてきたおっさんがいて,カフェのチラシとツアー会社の地図を渡されてカフェで休んでツアー会社でツアー予約しなって言われておとなしくそのカフェについていった.そのカフェにはたぶん似たような感じで連れてこられたような観光客でいっぱいだった.たしかまずいパンケーキを食べた.日が昇ってしばらくしてからその紹介されたツアー会社にいった.そのツアー会社は日本人に人気らしく,日本語でありがとうって書いた寄せ書きみたいなのが結構あった.その窓口のおばさんは日本語中国語英語スペイン語を片言でも話せるっぽくてかっこよかった.そこでその日の夕方から夜にウユニ塩湖の鏡張りを見に行くツアーと翌日から二泊三日でウユニ塩湖の周りをまわるツアーを予約した.たしか両方合わせて15000円くらい.食費と宿泊費も含んでるのでかなり安かった.値段交渉してもいいの?って聞いたらこっそり2割くらい安くしてくれた.ウユニ塩湖一瞬で終わらせてチリに行くかモアイ像見に行くかナスカの地上絵見に行くかっていう可能性を考えてたんだけどなんかさすがに毎晩翌日なにするかどこに行くか考えて最低限予約する生活にも疲れてたので四日分一気に予約してしまった.このおかげでこっから旅行がかなり楽になった.

この日の昼は特にやることなくて市場回って果物を買って食ったり,おもちゃ屋さんに言って眺めてたりした.

この日の夕方からのウユニ塩湖の鏡張りツアーは僕以外に日本人女性とペルー人男性の25歳くらいのペアと香港人女性の35歳くらいのペアがいた.ツアーの途中で気づいたけどこの人たちは翌日からの二泊三日のツアーも一緒だった.

ウユニ塩湖の鏡張りは基本雨期(日本では冬あたり)だけ見られるもので,今回の旅行ではみられると思ってなかった.ただ最近ちょっと雨が降ったとかで運が良ければ見られるという感じで車運転しながらガイドさんが探してくれた.なかなかに運がよかった.ウユニ塩湖は基本あたり一面塩で真っ白なんだけど,雨水が数センチたまってるエリアがあって,そこで光が反射していわゆる鏡張りになってた.もちろん水はめちゃめちゃしょっぱかった.日本人とペルー人のペアがたくさん僕の写真撮ったり,僕と一緒に撮ったりしてくれて,急に僕の画像フォルダに僕の顔がたくさん出てくる.写真撮るときに飛んだり跳ねたりしてたので服が塩水で濡れて,後で服が乾いてから見たら塩が析出して真っ白になってた.

この後夕日になって星空になって月が出てというところまですべてがきれいすぎた.また行きたい.基本サングラスかけてたけどたまにサングラスを外すと目の前の景色の色がめっちゃ鮮やかになってなんでサングラスかけてたんだろうってなるけどすぐにまぶしくなってサングラスをかけた.

この日のウユニの宿は1200円くらい.朝飯の量がめちゃめちゃ多かった.コパカバーナあたりから,つまりボリビアに入ってから,コカの茶がどのホステルにも置かれるようになった.コカの葉っぱも置いてあるし,ティーバッグも置いてあった.コカの葉っぱは高山病に効くらしい.現地の人は普通にしょっちゅう咥えてた.そこらへんでビニール袋に入れて数百円くらいで売ってた.もちろんコカの葉っぱは日本含めたほとんどの国で違法なんだけどコカの葉っぱからコカインを抽出して集めない限り大して害というか興奮作用?はないらしい.ぼくも別にただの葉っぱだなと思いながら食べてた.

ホステルのシャワーは冷たかった.

 

十日目

この日から三日間はウユニ塩湖の周りをまわるツアー.メンバーは鏡張りのツアーに加えてオーストラリア人40代男性一人だった.この5人は結構仲良くなってどっかにつくたびにみんなで写真を撮ってた.

ツアー初日に最初に行ったのは汽車の墓場とか呼ばれてるところ.昔汽車が通ってたけど今は配線になってそのまま車両が放置されてた.ぼろぼろの車両は電車好きではないぼくでもかなりロマンを感じた.

この後あたり一面塩で真っ白なウユニ塩湖の真ん中らへんに行った.ところどころに塩でできた石造やら休憩所やらがあった.

この後ウユニ塩湖の中の島?に行った.サボテンが生えててSF映画に出てくるほかの惑星感があった.

この日の夜は塩でできてるホテルに泊まった.塩の塊の上に寝袋を敷いて寝る感じ.ここでツアーのみんなでUNOをした.ちなみにunoというのはスペイン語で1という意味というのをこの旅行中に知った.なるほど.unoやってる最中にBGMをかけようということになって爆音で運命の冒頭流したらみんな爆笑.ベートーベンすごい.この日の夜はみんなで中国の悪口でめちゃめちゃ盛り上がった.香港人は自明に無限に中国の文句言うし,オーストラリア人からも日本人がよく言うような中国人への文句がすーごい出てきて面白かった.ちなみにこの時期は香港がかなり荒れてて空港が封鎖されたりしてて香港人帰れるか不安そうだった.後日facebookで無事に帰れたといってた.今facebookのTLはこの香港人二人組のアンチ中国コメントで埋め尽くされてる.香港人は雨傘運動をみんなが知っててすごい嬉しそうにしてた.その人たちによると外国の人は知らない人が多いそう.

宿にシャワーはついてなかった.

 

十一日目

ツアー二日目.汽車の墓場の同じ線路の残骸とか,フラミンゴがいっぱいいる湖とかを見た.ここでこの旅行で一番標高が高いところに行っていて,その標高が4710mだった.先に富士山に登っておきたかった.そのあたりではウサギやら狐やらがいた.この日のツアーで一番印象に残ってるのは赤い湖.なんで赤いのか運転手が説明してた気がするけど忘れた.

この日は移動が多かったけど砂漠だったり草原だったりが地平線まで広がってるところを車で限界までスピード出して飛ばしてたので冒険ぽさが強くて楽しかった.地平線って3キロくらいでたいして遠くないらしいけどね.

この日はツアーとしてはあまり話すことがないけど泊まったところが面白かった.泊まったホテルの近くのバーに行ったらほかのツアーで来てる欧米人が多い集団がどんちゃん騒ぎしてた.そのバーの店主もこんなにこの店が盛り上がるのは何十年ぶりだろうとかいって喜んでた.みんなで酒飲んで天井ではカラーボールがまわってて踊ってるやつもいてみたいな感じですごい砂漠とか山の中にあるバーとは思えない盛り上がりだった.ぼくはデンマーク人の又吉(何回聞いても又吉としか聞こえなかった)と俺らみたいな陰キャにはこのノリはきついぜって言いながら隅の方で飲んでた.

このバーからの帰り道でみた星空は人生で一番たくさん星が見えた.半径何百キロとたぶん強い光がないようなところだから.

この日の宿のシャワーは暖かかった.

 

十二日目

この日は4時半起きで出発した.そうしないとその日のうちに帰れないらしい.

一番最初についたのは温泉.ただめちゃめちゃ寒くてたぶん氷点下くらいで,しかも脱衣所には暖房がついてなさそうだったのでツアーメンバー全会一致でパス.ヨーロッパ顔の人たちは普通に入っててビビった.手だけ入れてちょっと触っただけでその温泉はばいばい.こんなんなら早起きしなくてよかったじゃんとみんなで話した.その温泉の近くに間欠泉があった.火山地帯なんですかね.間欠泉を見るのは何回か目だったのでそこまでの感動はなかった.

この日一番楽しかったのは岩山の近くに止まってその岩山にツアーメンバーの男子3人で登ったこと.数十メートルくらいの岩山を行ける道探しながら登るみたいなのは男の子はみんな大好きです.女子を放置してしばらく3人で遊んでた.女子が虫が多いから帰りたいってキレ始めたのでいそいそと降りて帰りました.

この日は今まで行ったのと似たような湖とか,景色がいいところを回ってウユニに帰った.ウユニで僕と日本人ペルー人ペアの3人でご飯を食べてそれぞれ別の深夜バスに乗ってラパスに帰った.ちなみに僕が予約したバスがそのペアより一人当たりで1/3くらいの値段でスペイン語喋れるペルー人がいてもぼったくられるんだなあという感じだった.その二人と別れる直前になぜかホッカイロの話になって,鉄が酸化して~みたいな話をしたら東大生だとばれてしまった.

 

十三日目

早朝4時くらいにラパス着.暗いなか歩き回るのは嫌だったのでバスターミナルのベンチで寝たりしてたら日本人とペルー人ペアに再会.昼まで三人でラパス内を観光することに.スペイン語喋れる人を連れてると尋常でなく観光が楽でびびった.有名な公園やら教会に行ったあとショッピングモール的なところでパフェを食べることに.それがありえん大きかった.それがたしか200円くらい.僕と日本人女性でちょっとずつ食べておなか一杯になり,残りはペルー人がぺろりとたいらげた.もう血じゃないと説明できない.

この後の昼食中に僕と日本人女性だけになったタイミングでそのペアの関係を聞いてみたらなんと中学生のときにつきあってて久しぶりに再会した仲だそう.で日本人は別に復縁する気はないけどペルー人にはあって,という不思議な関係だった.ツアー中は一緒の寝袋で寝てたりしてたけど日本人にとってはかなり渋かったらしい.この日の午前中の二人はかなり険悪な雰囲気で面白かった.

午後は二人と別れてラパスのはずれにある月の谷というところに向かった.月の谷は簡単に言えば山の中の崖が複雑な形になっているところ.ここに行くときはゴンドラ降り場からバスでいったんだけど,バスが下りたいところで降りまーす!って叫ばないといけないタイプだったので月の谷の入り口がどこにあるかもよくわかってなくて焦った.身振り手振りで月の谷に行きたいと隣の席の人に伝えてそしたらちょっと通り過ぎてたあたりだったらしく,ヘイヘイヘーイって適当に叫んで止めてもらった.月の谷は30分くらいで回れるくらいで普通にいい感じだった.

この後はたしかボリビア唯一の動物園に行った.平日の昼間ということもあってか僕以外に客は数人しかいなかった.ここで見たのはリャマ,アルパカ,南米の高山にいるシカ,キツネ,フラミンゴとかツアー中に見た動物が中心だった.もちろん見なかったのもいたけど,ツアー中によく見たリャマとかシカはなぜか離れたところにあるいろんな柵に入れられてて,頑張って広い敷地を埋めてるという感じだった.

この日の宿は多分旅行内で一番安くて500円くらいだった.食費も屋台みたいなところで一食100円くらいでもたくさん食べられるので普通に生活するのは一日1000円あれば余裕かもしれない.今までの宿代は観光地価格だったから高かったんだなというのがわかった.冷静に高くはないけど.

 

十四日目

ついに最終日.こっから飛行機を2本新しく予約してリマに帰り,合計5本乗って成田に帰りました.この旅行全部で9回飛行機に乗った.やばすぎ.でも国内便とかはかなり安かったので無駄にバスで時間食うよりはよかった.

帰ってる途中のどこかの空港で香港人二人組と遭遇.日本人とペルー人のペアの正体を教えたら爆笑してた.お土産でいろいろ買ったけど怪しいものとしてはコカ入りのチョコと謎の粉を入れて割って飲むお酒.チョコに関してはどこでも全く止められなかったけど,酒はアメリカ出国の時にめちゃめちゃ厳しく検査されて,飛行機に乗り遅れそうでやばかった.検査員に飛行機出発しちゃうよーって文句言うたびにうるせえって怒られた.その日人生で初めて空港で全力で走った.

 

これで終わり.人に話したことある話もない話もいろいろあってなかなかの情報量になった.ただ旅行中にざっくり何したかメモしてたんだけどそれを見ても何の話だか全く思い出せないのもあって,もっと早くこれ書いておけばよかったかなと思った.

またアイスランド編を作るかもしれない.

暇だしきっと近いうちに書く.

 

最後に気に入ってるけど貼らなかった写真いくつか貼って終わりにします.