日本中いや世界中がブラジルW杯の日本vsコートジボワールの戦いに熱狂していたちょうど同じ頃、FCモペッツは地球の反対側で「絶対に負けられない戦い」を繰り広げていた。

そう、この日はJ-GREEN堺で行われた「けるまつり」なるフットサル大会に出場したのであった。

参加カテゴリーはU12、U9、そしてコーチと保護者で参戦したMIX。

ここ数カ月の低学年を中心とした大幅な人数の増加に伴ってこのところ練習に参加する保護者がじわじわ増えており、MIXの出場者も当初の予定より多い9名を数え、子どもも含めた出場全選手は25名。

W杯の代表メンバーをまずは人数で上回り、あとは試合内容で上回れば我々が真の日本代表を名乗っても良いところであったが、残念ながらそうはいかなかった。

特に高学年は久しぶりに0-6と惨敗を喫するなど相変わらずのディフェンスの弱さを露呈。
ドリブルしてくる相手を2人もしくは3人で囲みに行くものの全員が軽く足を出すだけの人に優しいディフェンスしかしない為、2・3人が一気に抜かれる場面がしばしば見られた。

しかし、それはまだ良い。
1:1のディフェンスの練習はしたが、それが実際の試合を想定しにくいものだったのであれば教えた我々の責任である。
それよりも何よりもボールを取られた後のんびり歩いて自陣に戻って行く者がいたのはいただけない。
しかもそれが主力であるはずの5年生2名だったからますますいただけない。

とは言え、それもあまりに上手くいかず集中の糸が切れてしまったが故の事。
もう少しボールの奪い方とそこからの攻撃への移り方を具体的に教えていこう。うん、そうしよう。

それに引き換え、低学年の方はちょっと面白い事になっていた。
まさかの11名の登録となった為、全員を均等に試合に出す為に常に頭をフル回転させる必要がある状態。

それを察してか、全員が試合に出せ出せと猛アピールし、出たら出たで1秒たりとも無駄にしまいと走りに走るという見応えのある戦いっぷりだった。
しかしながら、まだボールをまともに蹴る事が出来ないキャリアの短い子も多いので、なかなかゴール前にボールを運べないわけではあるが・・・。

が、その中にあって違いを見せつけた者もいる。

まずは唯一の3年生ユーセイ。
恵まれたフィジカルを生かしてボールを持てば果敢にゴールに向かい、何度も決定機を作り出した。

そのユーセイを生かしたのが2年生ライ。
ブラジル代表の試合を食い入るように見ていたとの噂だったが、そのせいかオスカルのようなテクニカルなドリブルを随所に見せるなどネクストレベルに到達しつつある。

そして、2年生ヒロキ。
最近練習でも鋭いシュートを放つようになった寡黙な努力家は、こぼれ球を冷静に蹴り込んで初ゴールを記録した。

さらには驚異のルーキー、1年生タクミなど明るい材料は多い。
もう少し全員がボールを扱えるようになればかなり強くなると見て良いだろう。

最後に、チーム結成した途端大会出場を果たした大人のモペッツことMIXチーム。

推定20代前半の若いチームを相手に30代以上が大半を占める急増チームで挑んだ事を考えれば納得の結果だったと言えるが、走り負けによって失点を喫するなど低調なパフォーマンスだったと認めざるを得ない。

個人的にも私があと5歳若ければチンチンに言わしていたであろう相手にやられたのが許せない。

来週は午前の練習の後、大人チームは練習試合を行う事になっている。
そこでたまりにたまったフラストレーションを爆発させたいものだ。

などなど色々あったが、大会全体を通して振り返れば見学の保護者も含め全員が楽しめたと言える。
たぶん他のカテゴリーも含めこの大会に出場していた全チームの中で我々が色んな意味で最も盛り上がっていたのでなかろうか。

課題は数え切れないほどあるにせよ、人数が増えても全員参加で楽しめているチームの現状は誇るべきものであり、FCモペッツの未来は明るいに違いない。

これでいいのだ。