長野市の北にそびえる 飯縄山いいづなやま標高1917m に行ってきま
した。南登山口の一の鳥居がスタート。旧「一の鳥居」をくぐると登りが始
まる。石像が出迎え、一不動から、いきなり二釈迦、十三虚空蔵菩薩まで、
菩薩も如来も順位不同でお出迎え。コニーデ型火山なので、だんだん登りが
きつくなる。9合目の飯縄大明神からは平坦な道に、周りのムラサキヤシオ
は満開だ。登山者いっぱいの広い山頂に到着。
展望は申し分ない。眼下は善光寺平、「毘」の旗が埋め尽くしているでない
か(これは幻覚です)。
北から時計まわりで、米山、信越トレイル、苗場、志賀、富士山、八ヶ岳、
南アルプス、木曽駒、御岳山、木曽駒、乗鞍、穂高、槍、鹿島槍、まとめて
後立山の峰々。戸隠、高妻、火打、黒姫の奥に妙高(かなりいびつ)。こん
なに丁寧に詳しく書かれた方位盤はないと思った。
写真は、北アルプス。戸隠と高妻山。そして黒姫山の奥に妙高山、左の木々
の間に火打山。
下山もゆっくり歩き戻ることができました。戸隠の修験者は怖さで鍛え、飯
縄はもっぱら基礎体力作りに重点を置いた修行だと思いました。おやじも残
り少ない基礎体力でがんばるぞ。