--7月9日(日)の東京ヴェルディ戦は国立競技場での開催となります。

「国立と言えば、新国立と旧国立でそれぞれ思い出が残っています。旧国立ではヴェルディのアカデミー時代にトップチームの試合を観に行く機会が多かったですし、トップ昇格1年目は、チームメートの(中島)翔哉が決めた群馬戦のゴールが強烈な印象として残っています。あのゴールは、2013年のJリーグアウォーズで『J2最優秀ゴール賞』に選ばれるぐらいでしたから」

 

--一方で新国立での思い出は?

「大分に所属していた当時、浦和と対戦した2021年度の天皇杯決勝です。今季またゼルビアでチームメートになった(下田)北斗くんは先発フル出場でしたが、僕はベンチから出番を待つ形でした。それでもカップ戦の決勝の雰囲気を体感し、良い経験になりました。ウォーミングアップで新国立のピッチに立つと、思ったよりもピッチと観客席が近かったですね。天皇杯決勝ではピッチに立てず、またチームも天皇杯のタイトルを逃すという悔しさを味わったあの新国立で試合ができることに、とても感謝しています」

 

--対戦相手は奇しくも育成年代を過ごした東京Vです。

「まずは試合に出られるようにしないといけないですが、個人的にはめちゃくちゃ楽しみにしています。ましてや相手がアカデミーでお世話になったヴェルディですから、前回対戦と同様に、成長した姿を見せて、なんとしても勝ちたいです」

 

--順調に出場機会を積み重ねれば、国立での東京V戦でポープ選手のJ通算100試合出場のセレモニーを実施することになりそうです。

「そんな巡り合わせがあるのですね…。余計に楽しみですし、勝ちたい理由がまたできます」

 

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