--今回は運営・広報部の南波拓也さんにご登場いただきます。昨年に続き、ファンフェスタのリーダーを担当されているとのですが、今回のテーマは?

南波「昨年に引き続き、2022シーズンも熱く応援していただいたファン、サポーターの皆様へ感謝を伝える場にしたいと考えながら準備を進めています。感謝の気持ちを伝えることをメインに据え、ファン、サポーターの皆様に楽しんでいただくさまざまな企画を考えています。例えばコロナ禍になってからは、選手からサインをいただく機会もなかったと思います。そのため、ここまで応援して下さった方々へ感謝の気持ちを込めて、昨年まではできなかった選手によるサイン会の実施も企画しています。」

 

--昨年より選手と触れ合える機会が増えるイメージなのですね。なおファンフェスタの内容について、現時点で話せることを聞かせて下さい。

南波「午前と午後の部に分かれています。午前は「大人のサッカー教室」や「ふれあいサッカー」を実施します。「大人のサッカー教室」については、野津田のピッチで行います。なお選手は参加しませんが、トップチームのコーチングスタッフや普及部のスタッフがコーチ役を務めます。また残念ながらランコ ポポヴィッチ監督は参加しませんが、グルイッチヘッドコーチも参加しますので、楽しみにしていて下さい。また12時から12時30分までは、先日のホーム最終戦でスタジアムDJを退任された和田タスクさんと李漢宰クラブナビゲーターとのトークショーもあります。」

 

--午後の部はいかがでしょうか?

南波「13時から選手が登場し、「天空の運動会」と題して3種目を行います。またその裏側では選手のサイン会を並行して実施します。そして15時からの閉会式では、参加全選手から皆様に向けた挨拶をさせていただきます。ざっくりとこういった形になっております。」

 

--昨年と比較してアップデートされたことは?

南波「細かい部分をアップデートしてきましたが、メインにアップデートできた点はビジュアルの部分です。皆様に分かりやすく情報を伝えるという意味でビジュアルを大事にしてきました。また来場者プレゼントとして、ポストカードをプレゼントしますが、何かに繋げることができないかということでサイン会を行います。」

 

--サイン会のオペレーションについて、聞かせて下さい。

南波「整理券配布ブースで前半グループ、後半グループに分けた整理券を配布します。各1枚ずつ受け取ることも可能です。仮に前半の部の整理券を持っていれば、その時間はどの選手からもサインをもらえます。複数回もらうことも可能です。」

 

--前半と後半のメンバー分けについては、どうなりそうですか。

南波「メンバー分けについては、後日改めて発表します。」

 

--ビジュアルにこだわったとのことですが、南波さんオススメのビジュアルは?

南波「アーリア選手(長谷川アーリアジャスール)と太田宏介選手が吠えてモデルになっている「天空の運動会」のビジュアルがオススメです。」

 

--ちなみにポストカードの私服コーデで楽しみにしていてほしい選手は?

南波「「それ本当に私服なんですか?」と聞いてしまうほど、違う方向性の私服コーデの選手がいるので、楽しみにしていて下さい。」

 

--ちなみにその選手はポストカード撮影用の私服コーデなのでしょうか。

南波「クラブハウスでも同じ服装をしているので、普段着だと思います。ただ「それで街中出ないでしょ?」と聞きたくなるほどです(笑)」

 

--アップデートしたという部分で、補足はありますか。

南波「情報発信の部分もアップデートしました。昨年は事前にタイムスケジュールを出していなかったため、ご来城者様にご迷惑をお掛けしました。昨年は細かい部分に行き届いていなかったため、今年はその反省を活かす形で事前にイベント全体のタイムスケジュールを出しました。」

 

--そうした反省はミーティングで課題として出たことなのでしょうか。

南波「サポーターの皆様のSNSでの反応を見て改善しました。」

 

--南波さんが思うオススメのイベントは?

南波「選手入場のタイミングにぜひ注目して下さい。和田タスクさんの声で入ってきます。タスクさんはスタジアムDJをすでに退任されているので、生で声が聞けるのは恐らく今回が最後になります。場内でもタスクさんと触れ合う機会があるので、17年間の思い出話で花を咲かせて下さい。」

 

--昨年はスパイダーマンのマネをして入ってきた福井光輝選手が印象的でしたが、選手たちに何か一発芸をリクエストしているとか?

南波「リクエストはしていないですが、やってくれる選手はいると信じております!」

 

--すでに仕込んでいる選手はいるのでしょうか?

南波「それは内緒です(笑)。」

 

--その他のオススメポイントは?

南波「ゼルガチャです。今回はなかなか販売できなかった「ブラボー!ガチャ」をファンフェスタで販売します。最後の販売になるので、ぜひ27選手をコンプリートして下さい。」

 

--スタグルはいかがでしょうか。

南波「昨年に引き続き、『いっぷくラーメン』さんにご出店いただきます。なお、『いっぷくラーメン』さんは、昨年ご出店いただいた経験を踏まえ、お持ち帰りができる角煮を用意して下さるとのことです。角煮をテイクアウトしてご自宅でも楽しんではいかがでしょうか。また『44apartment薬師池』さんにも、ご出店いただきます。スタジアムに近いエリアにお店があるものの、なかなか行く機会がないと聞いているので、ぜひスタグルブースにお立ち寄り下さい。」

 

--今回のファンフェスタを企画する上でのこだわりポイントは?

南波「できるだけ選手と触れ合う機会を多く作ったことです。サイン会以外にもいろいろな場所に登場することも企画しています。事前に告知もしますから、楽しみにしていて下さい。」

 

--その他はいかがでしょうか。

南波「「天空の運動会」では、選手たちが楽しんでいる姿を見てほしいです。昨年の「天空の武闘会」はSNSを見る限り、好評でしたし、今回は対決形式にしています。」

 

--3つの対決の内容はどのように決めたのでしょうか。

南波「ランニングバイク対決はお子さんがいる選手であれば、乗ったことがあるだろうということも踏まえて決めました。「誰が一番速いんだろう?」という疑問が出発点になりました。シュート対決はサッカー関連のSNSを見ていた時にアメリカだったと思うのですが、GK同士がシュート対決をやっているのを見ました。めちゃくちゃ面白いと思い、候補に挙げました。少し内容はアレンジしましたが、私個人的にはこのシュート対決が一番の推しです!」

 

--本番を見ろという話かもしれませんが、シュート対決を文字ベースでどのような内容か教えていただけますか。

南波「スタンダートなシュート対決は、GKがお互いのゴールを守っていて、シュートに関しては、投げても、パントキックでも、ボールを置いてシュートを蹴る形でもOKのルールの下、制限時間内にお互いにゴールを決め合う対決です。今回はGK同士ではなく、フィールプレーヤーが参加する形にしています。フィールドプレーヤーがGKをやる機会はなかなかないでしょうし、どれだけGK役をできるかは注目してほしいです。」

 

--注目のフィールドプレーヤーGKは誰ですか?

南波「身長の高い選手が有利じゃないかなと思っています。その点では、岡野洵選手のGKに注目です。」

 

--ちなみにランニングバイク対決での南波さん的優勝候補は?

南波「奥山政幸選手や太田修介選手は速いんじゃないでしょうか。特にスピードスターである太田修介選手は、ランニングバイクでも速くあってほしいと思っています。」

 

--大縄跳び対決は、誰が縄に引っ掛かることが多いのか。それも注目ポイントでしょうか。そもそも南波さんはなぜ、ファンフェスタのリーダーになったのでしょうか。

南波「僕自身、試合運営を担当するなかで、ファン・サポーターの皆さまと直接接する機会が多く、そのファン・サポーターの皆さまにぜひ、感謝の気持ちを伝える場を作りたく、立候補しました。また、自分自身が試合運営を担当するなかで統括する立場を経験したいという気持ちもありました。昨年のファンフェスタで初めてリーダーを任せていただいのですが、入社3年目という立場ながらスタッフを取りまとめる役割に挑戦したいという想いから、昨年務めさせていただきました。」

 

--そして今季もリーダー継続でした。

南波「昨年務めさせていただいた中で、不完全燃焼という気持ちがありました。非常に反省点が多く、周りのスタッフにもたくさん助けられました。ですので、もう一度チャレンジし、全ての反省点を取り除くことができるように、取り組んできました。特に運営面で昨年はファン・サポーターの皆さまにご迷惑をお掛けしてしまったので、今回は一人でも多くの方々に感謝の気持ちを伝えながら、より楽しんでいただきたいと思い、引き受けました。」

 

--前回リーダーを務める中で、こんなSNSの反応に凹んだ、といったものは?


南波「「運営がちゃんとしていないね」というコメントが散見されました。自分たちがきちんと伝えられていないこともありましたし、準備不足が全ての原因でしたので凹むというよりは大きな反省でした。今年はそれをしっかりと改善し、今年はよりよいファンフェスタにできればと思っております。」

 

--逆にやって良かったと思えるようなリアクションはありましたか。

南波「選手との記念撮影の際に、写真を撮るまでの過程を動画に収めたところ、それを楽しかったと言って下さったことはうれしかったです。」

 

--最後にご来城予定の方、ファン、サポーターの皆様へメッセージをお願いいたします。

南波「2022シーズン、皆様に熱い応援をしていただき、ありがとうございました。このファンフェスタは1年間応援して下さった感謝の気持ちを、皆様に直接お伝えする貴重な機会だと思っております。選手たちの楽しむ姿を見たり、実際に触れ合う中でイベント当日を楽しんで下されば幸いです。またゼルビアを熱く応援していただけるように、スタッフ一丸で準備を進めています。」

 

--退団選手と触れ合う最後の機会にもなりそうです。

南波「そうですね。例えば先日現役引退を発表された鄭大世選手に対して、何かしらのサプライズもできたらと考えています。お越しいただいた方は、ぜひ最後まで残って下さるとうれしいです。また退団する選手の挨拶もありますので、ぜひ閉会式まで残っていて下さい。」

 

●編集後記・・・

「感謝の気持ちを直接伝える場」

昨年に引き続き、ファンフェスタのリーダーを務める南波さん。

 

ファン・サポーターやボランティアさん、インターン生から愛される南波さんの周りには常に人が集まります。

 

そんな南波さんが誰よりも「感謝の気持ちを直接伝えたい」人たちは、『ファン・サポーター』の人たちに他ならない。

昨年から少しでもアップデートし、ファン・サポーターの方々に楽しんでもらうために、アイデアを練ります。

 

ぜひ、ゼルビアファンフェスタ2022にご来場いただき、選手・スタッフと楽しい時間を過ごしていただければと思います。

そして、南波さんを見かけたら、ぜひ声をかけてみてください!

(MACHIDiary 編集長より)