--今回はインターン生に登場していただきます。まずは自己紹介をお願いします!

神戸「神戸琴葉です。インターンではマーケティング部に所属しており、グッズ関連を担当しています。主な業務について試合日はグッズ売り場である武器・防具屋の運営、通常の勤務では商品の在庫管理やオンラインストアの運用を手伝っています。」

 

--ちなみにゼルビアのインターンに応募した理由は?

神戸「私は21年の6月末に応募し、インターンの活動が始まったのは8月でした。コロナ禍でオンラインの授業も多く、学生生活を謳歌できておらず、また就活が始まるタイミングの時に、ゼルビアのTwitterでインターン募集の投稿を見ました。それを見た時に私の中で何か新しいことに挑戦したいなという想いが湧いてきたため、応募しました。」

 

--Twitterがきっかけだったのですね。クラブ公式Twitterのフォロワーですか?

神戸「私は何度かイベントスタッフのアルバイトでゼルビアの試合の物販スタッフをしていたので、その時にインターン生の活動があることを知りましたし、その時からゼルビアとの接点はあり、Twitterのタイムラインで流れてきたものを見ました。」

 

--実際にインターンに参加されてみて成長できたことは?

神戸「私は大きく分けて2つあります。1つは多角的な視点でいろいろな物事を見られるようになりました。業務をする上で自分の立場だけではなく、サポーター目線や所属している部署の先輩方の目線など、他者目線で物事を考えるようになった結果、業務をしていく上で先のことを読む力が付いたと思います。もう1つは良い意味で緊張し過ぎないようになりました。人前で話すことや、他の人に意見を言葉にして伝えることが苦手で、そのたびに緊張するタイプでしたが、月に一度インターン生交流会で話す機会があったり、社内の面談やグッズ会社との打ち合わせなどにも参加することで自分の意見を伝える場がたくさんあるので、自分の想いを伝えることに対して、ネガティブに考えなくなりました。」

 

--参加前と参加後でパーソナリティーが劇的に変わったのですね。それによって、ご両親や友人に何か言われたことはありますか。

神戸「友人にはインターンを始めてから、イキイキしているよねとか、明るくなったと言われました。」

 

--ちなみにゼルビアのインターンの魅力はいかがですか。

神戸「一番の魅力は刺激をいただける環境であることです。学生だからではなく、スタッフの一員としてレベルの高い業務に挑戦させていただける環境がここにはあります。やりたいことに挑戦できる環境に身を置いていることで、日々学びの連続です。刺激を受けられる環境である要因の1つが、インターン生として一緒に頑張っている仲間がいることも大きいです。1つの目標に向かってみんなで力を合わせて、励まし合いながら頑張れることもインターンの魅力です。」

 

--インターンにはどんな学生が参加しているのですか。

神戸「共通していることはスポーツが好きということです。サッカーに限らず、野球好きもいますし、ゼルビア以外のサッカークラブが好きな人もいます。またスポーツ業界を盛り上げるようという想いがある人が集まっているのかなと思います。」

 

--どのような業務を担当されていますか。

神戸「いろいろなことをやっていますが、大きく分けると3つです。試合前の準備、試合後の片付け、あとはその他のことになります。試合後の片付けではグッズがどれだけ売れているかデータ入力をし、ポップを今後使うものと使わないものに分けて整理する作業や、在庫のチェックもします。試合の準備では、ポップの作成、グッズ販売の仕分けや袋詰めもします。その他のことは、オンラインストアの運用もしているので、販売する商品の発送や新商品を企画する上でグッズ会社との打ち合わせやデザインの考案などもしています。」

 

--試合の日の業務はいかがでしょうか。

神戸「グッズブースである武器・防具屋の運営やグッズ関連のイベントの補佐を担当しています。」

 

--インターンに参加する前のゼルビアの印象は?

神戸「ゼルビアというサッカークラブがあることは知っていましたが、町田市をホームタウンとするクラブぐらいしか、これといった印象はなかったです。実際にインターンの活動を始めると、スタッフの方々がゼルビアを通して、町田という地域を盛り上げようとしています。会場に足を運んで下さった方にどうやって楽しんでいただくか、そういう活動を突き詰めていますし、「天空の城 野津田」プロジェクトはゼルビアでしか体感できないことだなと思います。ゼルビアらしさをもっともっと伝えていきたいです。」

 

--ちょっと大きな話かもしれませんが、スポーツビジネスの観点からプロスポーツクラブのインターンに参加する意義とは何だと思いますか。

神戸「スポーツクラブの裏側を知ることができますし、スポーツという生のエンターテインメントを届ける楽しさを肌で感じられることが意義だと思います。試合当日だけではなく、試合前日の準備もありますし、試合当日は朝早くから準備をしているので、華やかな部分だけではない裏側を知ることができます。」

 

--インターン活動に参加されて意外だったことや驚いたことはありますか。

神戸「サッカークラブは怖い方がたくさんいるというイメージがあったのですが、ゼルビアのスタッフの方は優しい方ばかりで、温かい環境であることが分かりました。」

 

--インターン活動に参加して変われた自分が、参加する当時の自分に言葉を掛けるとしたら、何と声を掛けますか?

神戸「私は当時応募するかどうか、結構迷っていました。母に相談したところ、「やってみれば」と背中を押してもらったので、迷っている自分に声を掛けるとすれば、「世界が変わるから、応募してみなよ」と言いたいです。」

 

--ちなみに自分が変わるきっかけとなったターニングポイントは?

神戸「私は人見知りでもあるので、自分を出せていませんでしたが、インターン生とコミュニーションを取ることで変わっていきました。また日報に書いたことに対して、スタッフの方からアドバイスをいただいたり、褒めてもらうことが多くなったことで、自分の自信に繋がっていきました。」

 

--最後にインターンに応募するか悩んでいる学生の皆様へメッセージをお願いします!

神戸「ゼルビアのインターンはやりたいことに挑戦できる環境です。またスタッフの方々はインターン生に寄り添ってくれる温かいクラブです。そういった世界に飛び込むのは不安だとは思いますが、入ったことからこそ見える景色もありますし、同じ目標に向かって頑張る仲間ができるので、多くの方に参加していただけるとうれしいです。」

 

●編集後記・・・

これまでに多くのインターン生がFC町田ゼルビアで活動をしていただいておりますが、

 

「変わったな。」

 

と、いう印象を持ったインターン生はいません。

 

加入当初はなかなか自分自身を出すことができませんでしたが、今ではインターン生全体を常に気にかけまとめる存在の神戸さん。

インターン活動を通して、様々なことに積極的に関わり、とても頼りになる存在です。

 

今後のさらなる活躍を願うと同時に、ホームゲーム会場で見かけたらぜひ、声を掛けてください。

 

現在新しいインターン生を募集しております。

スポーツ業界に興味のある方やプロスポーツクラブを目指したい方はぜひご応募ください。

※募集についてはこちら

(MACHIDiary 編集長より)