(左:山川 ・ 右:近藤

--今回はマーケティング部の近藤圭さんとパートナー事業部の山川隆晃さんのお二人にご登場いただきます。まずはお二人、自己紹介をお願いいたします。

近藤「マーケティング部に所属している近藤圭です。普段はファンクラブ業務が中心です。ゼルビア歴は2013年にインターン生として1年在籍し、改めて2020年からお世話になっているので、3年目になります。」

山川「パートナー事業部に所属している山川隆晃です。普段はスポンサー企業周りの業務が中心です。ゼルビア歴は2013~14年にインターン生として活動し、15年からは正式にクラブスタッフとなりました。今年で8年目ですから大ベテランです(笑)。」

 

--お二方は同じ年だとか。

山川「そうです。華の91年組です。」

近藤「選手だと高橋祥平選手が同じ91年組です。」

 

--同期としてのお互いの第一印象を教えて下さい。

近藤「2013年のインターンで初めて会ったときに、出会い頭に「マリオ(山川のニックネーム)と呼んで下さい」と言われたことにビックリしました。名前にマリオは全然かかっていないですし、それが衝撃的過ぎて、どう距離を詰めていって良いか、悩みました(笑)。」

山川「近藤はイケメン枠として確かにカッコ良かったのですが、当時からスカしていましたね。最初は体調不良で参加が出遅れたんですよ。1週間ぐらい遅れてやってきたのに、スカした奴が来たので、どうしたものかと思っていました(笑)。」

 

--お互いに第一印象が悪い者同士のお二人が、今は共同作業をされているとか?

近藤「プロジェクトメンバーの1人として、6月19日(日)開催のツエーゲン金沢戦で実施する「まちだ漢祭」に携わっています。」

山川「この「まちだ漢祭」は、J1昇格に向けた選手たちの後押しと集客施策の一つとして、私たち事業サイドがチームを盛り上げていこうという一環でプロジェクトを組みました。ゼルビアのスタッフで漢気と言えば、山川ですから、誰よりも、漢祭に対する想いは強いです!」

近藤「言ったねー(笑)。」

 

--どういったプロセスを経て「まちだ漢祭」を開催することになったのですか。

近藤「シーズンの初めに年間のホームゲームの企画を考案する中で、集客に力を入れる試合をピックアップし、どんな内容にするか検討をしました。その結果、昨年は『BLUE LADIES DAY(ブルーレディースデー)』があったので、女性のための日があるのならば、男性のための日があっても良いんじゃないか。社内でそういう声が出ました。そこから派生する形で「まちだ漢祭」という企画が立ち上がりました。個人的にも面白そうだなと思ったので、プロジェクトに参加させていただきました。」

 

--またネーミングがユニークですね。

近藤「男性のためのイベントにしようと、「集まれ町田の男たち!」というイメージで「漢祭」にしました。「おとこ」にどの漢字を当てはめるにしても、「漢」の字の方が男気はあるかなと、当てはめました。ちなみに李漢宰さんもメンバーに入っていますよ!」

山川「決まるまで、たくさんのネーミング候補がありました。男をアピールするのに、「筋肉祭」とか「筋肉フェス」とか、男らしいフレーズを挙げていった中で、最終的に分かりやすさをアピールする意味で「まちだ漢祭」に落ち着きました。」

 

--それぞれ一押しの企画を教えて下さい。

近藤「サイバーエージェントが主導しているプロレス団体「サイバーファイト」さんとコラボした「まちだ漢祭プロレスフェス」です。これは一大イベントですよ。19シーズンに「DDT」さんとコラボしていましたが、それ以来となるプロレス団体とのコラボです。スタジアムの外から熱狂に包んでいこうというイベントになっており、ゼルビーランドにリングを設置して、プロレスファイトをお見せします。そこにゲストとして越中詩郎選手、赤井沙希選手にも参戦していただけることになったので、盛り上がること間違いなしです!」

 

--プロレスに目をつけた理由はありますか。

近藤「漢らしいイベントの象徴はプロレスだろうと、それが決め手となりました。」

山川「個人的に自分は赤井沙希選手推しだったので、どうにかブッキングしてほしいと、窓口になっている近藤に懇願しました(笑)。お越しいただき、大変ありがたいです。」

 

--山川さんの一押し企画は?

山川「その場で参加したい皆様が誰でも参戦できる「漢気ナンバー1決定戦」を企画しています。リング上で漢気じゃんけんをやります。最終的に勝った人には優勝旗を進呈する予定です。試合前に一体感を持って取り組めるイベントになっています。」

 

--「まちだ漢祭」のインパクトとしては、鄭大世選手、深津康太選手、中島裕希選手の3選手が並んだヴィジュアルもすごいですね。彼らがモデルに選ばれた理由は?

近藤「漢らしさ全開の3選手として選びました。撮影にはノリノリで臨んでくれましたし、早速大世選手はTwitterのプロフィールのアイコンを「まちだ漢祭」のヴィジュアルに変えていただいているぐらいです。」

山川「選手の裸を見る機会はないと思うので、サポーターの方々もSNS上で盛り上がっていましたね。」

近藤「先日の群馬戦で大世選手がベンチへ下がった後に、上半身裸の姿をサポーターの方が望遠で撮影した写真をアップしていましたね。「もう漢祭が始まっている」と(笑)。サポーターの方々に浸透しつつあることはうれしかったです。」

 

--準備を進める中で、ご苦労されていることは?

近藤「自分たちにできることは限られているので、関係各所の方々にご協力いただきながら、調整に力を入れて進めています。今後はこのインタビューを筆頭に、告知にも力を入れていきたいです。」

山川「近藤の調整力の下、皆様にご協力いただけてスムーズに事が進んでいます。先ほど近藤も言っていたように告知には力を入れていきたいです。例えば最近では、フィットネスジムやキックボクシングジムなどを直接訪問して、チラシやポスターを置かせていただく活動も進めています。皆様、すでに告知をご覧いただいているのか、非常にご好評いただいています。」

 

--それぞれの漢気あふれる秘話を教えて下さい!

近藤「「まちだ漢祭」のメンバーたるもの、漢気がなければいけないだろうと、プロジェクトメンバーで町田市内でとても量が多いかた焼きそばを出してくれるお店に出かけ、「デカ盛りかた焼きそば」に挑戦しました。1人1個頼みましたが、もう1つ追加注文をして、4人で5皿を完食しました! 漢気見せましたよ!!(笑)。ちなみに「まちだ漢気祭」当日はキッチンカー出店の皆様にご協力いただきまして、大盛り無料イベントなども企画しております。」

山川「スタッフで一番漢気がある…と言っておきながら、漢気エピソードはありません!笑。」

近藤「ないんかーい!(笑)。」

山川「そう言えば、インターン時代にこんなことがありました。ゼルビーとともに町田のある夏祭りに参加した際、女子高生の方が「写真を撮らせて下さい!」とこちらに寄ってきたので、きっとゼルビーと撮りたいんだなと思いきや…。まさか近藤圭と撮りたがっていた、そんなエピソードがあります(笑)。そしてゼルビーがカメラマンを務めるというね…。近藤圭のイケメンという名の漢気。もう完敗です(笑)。まだ金沢戦まで時間はあるので、これから頑張ります。」

 

--新たな伝説、期待しています(笑)。

山川「漢気エピソードの話で言うと、クラブ公式Twitter上でファン、サポーターの皆様から、漢気エピソードを募集する企画も検討しています。漢気エピソードをいただいた方の中から抽選でプレゼントもありますから、ぜひご参加下さい。」

 

--改めて今回の企画へ意気込みとファン、サポーターの方々へメッセージをそれぞれお願いします!

近藤「スタジアム内だけではなく、スタジアム外からも熱狂を生み出し、選手たちの勝利の後押しをできればと思います。ゼルビアはコロナ禍前からたくさんのイベントを企画している印象はありますし、面白いイベントで溢れかえっているスタジアムの空気をもう一度作りたいなと思っています。ぜひスタジアムに足を運んでいただき、一緒に盛り上げて下さい。」

山川「「まちだ漢祭」を盛り上げることと、それを集客に繋げることをしっかりとやり遂げる意気込みですし、成功させるためにもプロジェクトメンバーが一丸となって取り組んでいます。ただ僕たちだけでは力不足の部分もありますので、事業サイドや選手たち現場も巻き込みながら盛り上げていきたいです。既存のファン、サポーターの方々にはこれからも共にチームを後押ししていただくことをお願いいたします。その一方でゼルビアのことは知っているけど、スタジアムにお越しいただいたことがない方もいらっしゃるかと思います。もちろん試合もそうですが、まずはお祭りを楽しむ感覚でぜひお越し下さい。たくさんの方々のご来城をスタッフ一同、心よりお待ちしています。よろしくお願いいたします!」

 

--今日はお忙しい中、ありがとうございました。

近藤山川「こちらこそありがとうございました!」

 

●編集後記・・・

とにかく仲の良いこの二人。

ただ、いつも明るく楽しく業務をやるだけでなく、お互いにこだわりを持って非常に細かい部分まで今回の「まちだ漢祭」の準備を進めています。

 

二人のゼルビアへの想いなどはまた、別の機会に聞きたいと思いますが、今回の「まちだ漢祭」への想いはとても強いです。

今回のインタビューでは終始楽しそうな雰囲気でしたが、一番は・・・

 

「ご来城者」に楽しんでいただきたい!!!

 

この想いを第1に考えている二人。

これから試合に向けて新しい情報も出てくる予定ですので楽しみにお待ちください。

 

FC町田ゼルビアの新しいチャレンジをぜひ一緒に楽しんでいただくのと同時に一緒に「築城」していただけたらと思います。

(MACHIDiary 編集長より)