みなさま,、こんにちは!
現在セルビアにいる「釈迦で~す!」

今回のMACHIDiaryは特別編として、奈良坂巧のセルビア留学の様子をお届けしたいと思います!

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●《12/3〜12/4》
町田を出発し、羽田空港に到着!
始めて一人で海外に行くということで、楽しみな気持ちはもちろん強いですが、正直なところ不安な気持ちも・・・

そんな気持ちのなか、飛行機は無事に空港を離陸しイスタンブールまで約13時間の旅路!

そこで早速最初のトラブルが・・・
乗った飛行機のWi-Fiがビジネスクラスしか使えず、まさかの13時間携帯も何も使えないという状況に・・・
ただ、日頃からあまり携帯電話を使わない自分にとって、そこまで苦にならなかったのが救いでした。

そして、不安の一つだったイスタンブールでの乗り換えもなんとか無事に終え、セルビア(ベオグラード)へ。

セルビアの空港に到着した時は、長旅の疲れも感じましたが、それ以上に無事に到着できた安堵感とこれから始まるセルビアでの生活への高揚感に包まれ、改めて身が引き締まる思いになりました。

手続きをもろもろ済ませ、アテンドしてくださるミランさんと合流。

現地時間が朝8時頃だったこともあり、ミランさんが『セルビアンブレックファースト』のお店に早速連れて行ってくれました!

朝食を食べた後は、FKヴォイヴォディナ・ノヴィサドのアカデミーダイレクター グルーヤさん に挨拶し、宿泊先を案内していただきました。
建物の外観は少し日本にも似た雰囲気で、部屋はベットが4つあるシンプルな部屋で、サッカーに集中するには最高の環境です。


明日からの練習が非常に楽しみな、まさに小学校時代の遠足前日のような気持ちのまま初日を終えました。

●《12/5〜12/8》
5日は朝から軽いジョギングでスタート!
朝食をとり、アカデミーチームの試合を2試合観戦しました。
そこで驚いたのは、勝負に対するこだわりの強さ、球際の激しさ・・・
「本気」って、こういうことだよ!
と、いうことを肌で感じました。

6日は、コーチの方とコンディションを上げるためにマンツーマンでフィジカルトレーニングに取り組みました。


英語でメニューを聞き、コミュニケーションをとるという経験ができ、トレーニングも非情にハードなメニューを行い、充実したトレーニングができました。

そして、翌日(7日)は、雪が降るなかでセカンドチームのトレーニングに参加させていただきました。


年齢的にも近い選手が多く、野心に満ち溢れた選手がばかりでした。
「試合に出場するんだ!・トップチームへ上がるんだ!」という気持ちがヒシヒシと伝わり、ここでも勝負に対する強いこだわりを感じ、刺激を受けました。

夜はアレン マソビッチ選手(元FC町田ゼルビア)の所属するチームとの公式戦を観戦させていただきました。


アレン選手と会って、話すことはできませんでしたがSNSで「お互い頑張ろう!」と連絡をとり、ここでも刺激を受けました!!!
試合の方は、ここでも球際の激しさと勝負への執着心など、学ぶことが非常に多かったです。
そして、とても驚いたのが観戦環境です。
日本と違い、セルビアでは両チームのファン・サポーターが声を出して応援をしており、スタジアム内で応援の熱量を感じ、早く日本でもこの熱量を感じながら試合をしたいと、強く思いました。

試合を観てモチベーションをさらに高めた状態で迎えた8日は、トップチームのトレーニングに合流しました。
トレーニングメニューなどは、ゼルビアでポポヴィッチ監督がやっているメニューと似た練習も多かったので、スムーズに対応できるかな!?
と、思いましたが、細かい部分での違いや、言語の違いもあり、日本でトレーニングをする以上に集中力を高め、まさに『全集中!』の状態でトレーニングを行いました!

セルビアに来て、初めてトップチームのトレーニングに合流をして感じたのは、自分自身がこの環境のなかでできることもあり、手ごたえを感じる部分もありました。
ただ、それ以上により成長しなければいけない部分も多くあるな!
と、感じました。


しっかりとコンディションも上がってきているので、非常に良いトレーニングができたと思います。

●《12/9〜12/10》
翌日(9日)もトップチームのトレーニングに参加させてもらいました。
この日はボールポゼッションを中心としたトレーニングを行い、球際での激しさに自分自身も負けないように意識しプレーしました。
本当に毎日が刺激に溢れ、良いトレーニングを積み重ねていけていると思います。

そして夜はパルチザンとファマグスタのヨーロッパカンファレンスリーグを観戦しました。

そこで見た光景は・・・
とてつもないサポーターの数・熱狂・・・
スタジアムが作り出す雰囲気に終始圧倒されました。
自分自身、満員のスタジアムで試合をした経験がほぼないこともあり、早く新型コロナウィルスが終息し、天空の城野津田で、この試合のような熱くて、見ている人たちが、熱狂するような最高の試合をプレーしたいと、強く強く思いました。

10日も引き続きトップチームのトレーニングに参加しました。
この日は、試合2日前ということもあり、全体的に軽めのトレーニングでの調整となりました。
公式戦に向かう流れはゼルビアと同じく、チームの緊張感も高まってきております。
自分もチームの一員として、しっかりとその雰囲気を壊さないように、より良いトレーニングとなるように集中力を高めていきたいと思います。

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留学前にも言いましたが、「良い経験だった!」では終わらせず、しっかりと成長して帰れるように、引き続きセルビアで闘ってきます!
Instagramでもこちらの様子をお伝えしますので、みなさんぜひ見てくださいね!

以上、奈良釈迦で~した!

奈良坂 巧