Growth Cup Kanagawa U15 2023ノックアウトステージ。

予選リーグを辛くも突破して迎えた準々決勝。

相手は一部リーグで凌ぎを削ってきたシュートさん。

 

箱根の地にて負ければ終わりのノックアウトステージ。

 

5期生、U15のメンバーにとっては集大成となるこの大会。

中学生活のサッカーで最後目標にしていた大会です。

最後の最後まで素晴らしい舞台を提供していただいているジュニアサッカーウィークリーさんありがとうございます。

 

試合の方は、前日からの怪我や体調不良で難しいメンバー選考。

ギリギリまでアップで様子をみていたが出場を断念したり、時間の短縮を余儀なくされたりと色々と試される試合となりました。

 

しかし、前半出場組はスタートの入りがよく序盤戦は相手がボールを持つものの前進させることを許さず、時折ボールを奪ってはショートカウンターでチャンスを作っていました。

前半メンバーは3部で戦っていたメンバーが大半ですが、1部のシュートさん相手にも全く引きを取らず個人としてもグループとしても戦えていた印象です。

 

しかし、こちらのプレスラインを突破されると押し込まれる時間帯が続き、強度が落ちてくる。

もう少し粘れていたら、というところで個人で打開され失点。

なんとか立て直そうとするも状況は変わらず、メンバー変更もしましたがさらに失点して0−2。

 

予選リーグでは前半メンバーに助けられた1部を戦った後半メンバー。

全員でこの大会は戦おうと伝えた通り、予選では前半メンバーの頑張りが予選突破を導きました。

予選リーグで借りた借りを返そうと後半メンバーに伝えてキックオフ。

 

開始早々、気迫溢れるプレイで相手を押し込むとコーナーキックの流れから、PKをゲット。

キョウが冷静に決めて、後半開始2分と早々に反撃の狼煙をあげる。

その後も同様の展開に押せ押せムードの中いくつかチャンスがあるも、粘り強く守られてしまう。

こちらのエネルギーが少し落ち着いてしまった時間帯で、これまで押し込んでいた中盤以降を突破され押し返され、シーソー状態の展開に持って行かれてしまいました。

 

その中で中盤過ぎにカウンター気味の攻撃を受けてサイド深い位置から技ありシュートを決められ失点。

1−3。

一点差ならまだわからなかったですが、厳しい状況に追い込まれました。

その一点がなければ、前半を0−1で折り返せればと試合後選手たちが語っていたように、結果的に1−3で敗戦。

 

勢いを止められてしまってからは課題だったサッカー的な解決策を導き出すことは出来ず、相手ゴールをこじ開けることは出来ませんでした。

 

試合後選手たちには、これから高校でもサッカーで高みを目指す、現役を続ける以上これからは、

勝って失ったもの、負けて得たものをしっかりと見極め、自分と向き合い自分の成長にフォーカスして欲しいと伝えました。

 

素晴らしいシーズンを過ごしてきた5期生ですが、勝って得たもの失ったものがあったはず。

全てをパーフェクトにすることは難しいですが、勝った試合だからこそ、自分にフォーカスしたらもっとやれること、やって行かなければいけないことがあったかもしれない。

そのことは忘れず、自分と向き合うことを嫌がらず、もっともっと高みを目指していってくれたら良いなと思います。 

 

この試合も結果的には負けてしまったけれど、彼ららしく最後まで諦めない姿勢は素晴らしかったと思います。

しかし彼らが口にしたように、あの失点がなければ、あそこを改善できていれば、などなど次に活かすことは怠らずやっていって欲しいと思います。

 

目標にしていたことを叶えて上げることは出来ず、指導者としては不甲斐なさを感じますが、得たものに目を向けると個人の成長の部分でこの残りの期間で伸びた選手も多くおり、頼もしさもますます増してきたことは嬉しいことです。 

 

次の舞台での活躍を期待しています!

(まだCJYリーグも2試合残っています)

 

遠くまで応援いただきました保護者の皆様、撮影いただいた神村さんありがとうございます。

いよいよ5期生も最後の活動が目の前に迫ってまいりました。

あと少し、応援のほどお願い致します。

 




















































































































Growth Cup ノックアウトステージ準々決勝 vs シュートJY

前半0−2

後半1−1 キョウ(PK) 

ベスト8にて敗退。