5月6日(日) 雲のち雨 観衆4451人

第13節 ホーム富山戦。 0-2で敗北。

今回は現地で観戦しました。雨が降りそうな雲空でしたが、GW最終日・アシックス里山スタジアムとして初日ということもあり、FC今治の勝利を信じて沢山の方々が来られました(満員御礼)。また、多くの富山サポーターの人たちも来られ、試合前から両チームの熱い応援も繰り広げられ、スタジアムの雰囲気も非常に良かったです。

「今回こそは絶対勝ってくれる」誰もがそう思っていましたが、結果は、自滅した感じの敗北、期待を大きく裏切る最悪のGW3連敗、開幕4連勝・堅い守りも今や遥か遠い昔話、急転直下でJ3優勝はおろかJ2昇格(プレーオフ出場も含め)すらも霞んでしまう状況になってしまいました。今後どうなっていくのでしょうか?

果たして、今回の結果をみて悔しい思いをしているのは誰でしょうか?選手たち・監督・コーチでしょうか?(愛媛県出身の選手たちは悔しい思いをしているかもしれませんが。。)違うと思います。一番悔しい思いをしているのは、岡田会長・矢野社長・今治夢スポーツ従業員及び関係している方々・FC今治サポーターの方々・ボヤージュ(ボランティア)の方々・今治市民・パートナーズ企業の方々ではないでしょうか。

さて、試合の方は、スタジアムの雰囲気が盛り上がっている中、今治は前節より8人変更しました(小澤選手が初スタメン)。このあたりは悪い流れを断ち切りたいという意識の現れだと感じました。その甲斐あってか、前半1分で近藤選手がペナルティエリア外より思い切ったシュートを打ちました。残念ながら相手GKの好守備に阻まれましたが意表を突いた非常に良いシュートだったと思いますし、もしこのシュートが決まっていれば結果は変わっていたのかもしれません。その後はお互いがシュートを打ち合うもゴールに至らず、0-0で前半終了。

試合は後半早々に動きます。4分、コーナーキックからドンピシャのタイミングできれいなヘディングシュートを決められ失点。決定的だったのが8分の弓場選手の退場です。そこからは主導権が一気に富山へ傾き、何度もゴールへ迫られらようになりました。選手を変えるも上手くいかず、23分、きれいな弾丸シュートで追加点を奪われました。その後、今治も頑張って何とか2本ほどシュートを放つもいずれも枠外となり、0-2のまま試合終了(3連敗)となりました。

今治は6位。とはいうものの、上位が負けて下位が勝ったので、2〜11位が勝ち点3の中でひしめいている団子レースです。勝ち負けの重みはもっと大きくなります。リーグ戦もはや3分の1が終わりました。今後、監督・選手の方々は口先だけではなく心の底から絶対勝つという闘志をむき出しに試合に臨んでくれるのでしょうか?

次節はホーム福島戦です。福島といえば、服部監督が成績不振で途中解雇されたチームです。服部監督はそのチームに対してどう戦うのか?勝つのか負けるのか?今シーズンのFC今治の方向性を決める重要な試合としてメディアも注目すると思います。

大宮戦・奈良戦では試合終了後に選手たちへ罵声がとんだようです。私的には3連敗したので当然罵声がとぶと思いましだが、拍手で見送られていました。「はあ〜?」と思いましたが、サポーターの人たちも恐らく酷すぎる現状に相当呆れ果ててしまい罵声をとばす気にもなれなかった(哀れみの拍手)のだと思います。

この2連戦、幸い他の上位チームも負けたので順位的には大きな変動はなかったですが(下位チームとの差は縮まってます)、次節も負けて他のチームが勝った場合、一気に順位が下がり非常に厳しい状況に堕ちていきます。そのような事態になることは絶対に阻止してください。

本当に勝たないと、やばいよ!やばいよ!FC今治


追伸)福島戦の前に今週末は天皇杯愛媛県予選の決勝戦です。さすがに負けることは絶対にないでしょう(絶対に勝つ)。


アシックス里山スタジアム初日


沢山の人たちが来ていました。


里山ラウンジ。歴代のユニホームなどが飾っていました。


富山サポーターの人たち


FC今治サポーターの人たち


スペシャルゲスト、ラモスさん。


記念撮影




前半終了。


空手の演武


後半開始


追加点で沸き上がる富山サポーターの人たち


佐藤選手のフリーキック


試合終了


勝利のあいさつ


何故か?罵声もなく拍手で見送られる選手たち


翌日の新聞。今までは試合前も記事になっていましたが、今回はありませんでした。


首位を除いて団子