4月27日(土) 曇り 観衆3522人

第11節 ホーム大宮戦。1-4で敗北(大敗)。

仕事の都合で後半15分くらいより現地で観戦・応援しました。やはり沢山の大宮サポーターが来ており熱烈な応援を繰り広げていました。もちろん今治サポーターも沢山来ており、スタジアムが多いに盛り上がっていました。

メディアも注目、前半戦屈指の好カード(勝って更に首位独走体制を固めたい大宮と勝って勝ち点差1として大宮をピッタリ追走したい今治との激突)は、1-4という今治の大敗(力負け)で幕を閉じ(せめて引き分けで終わって欲しかった)、大宮の首位独走体制がより強固なものになってしまいました。

簡単に言うと、やはり大宮は強かった・格の違いを見せつけられた試合(フィジカル・スピード・テクニックともに)・恐らく今後、波乱や奇跡が起こらない限りJ3優勝は大宮であろう(今後、他のチームに負けるとは思えない)・J2昇格を狙うなら今治は他のチームに絶対に負けられない(背水の陣になったこと)状態になってしまった(沼津・大阪・岐阜あたりがライバルか?)ということです。

もちろん、今治も防戦一方であったわけではなく、随所に良い場面・攻めている場面(前半早々の日野選手の相手の意表を突くシュートなど)もありましたが、わずか数センチの差・大宮の堅い守り・GKの好守備などの積み重ねにより、結局、後半5分にあげた近藤選手の1点のみに抑えられました(阪野選手のアシストが非常に良かった)。

さて、今回の試合は、開始早々の日野選手のシュートで動きました。残念ながら相手GKの好セーブでゴールにはなりませんでしたか、積極的に試合の主導権を握ろうとする試みを感じました(奇襲攻撃的な感じで良かった)。その後も日野選手・阪野選手がゴールを狙いますが、相手に阻止されたり枠外だったりで先取点を取ることができませんでした。

前半20分くらいまでは、やや今治が優勢で試合が進んでいましたが、情勢を一気に変えてしまったのがシルバ選手のいきなりの豪快ミドルシュートでした(一瞬の隙を狙われた感じで今治側もあまり意識していなかったのではないか)。そして、その9分後に、今治の守備の穴を完全に見抜かれたロングパス1本で下口選手→シュヴィルツォク選手(杉本選手の代わりに出場)へパスが渡り追加点を奪われました。結局、前半終了時点で試合の主導権は大宮に奪われていました。

後半、近藤選手の起用がいきなり当たります。相手ゴール前のクリアミスを阪野選手がきっちりポストプレイで回収し優しくアシスト、近藤選手が左足でゴールを決めました。その後も今治が攻めているシーンが多く、アンジェロッティ選手・三門選手をはじめ次々と新しい選手を投入して幾度となく大宮ゴール近くまで攻め込むのですが、堅い守備やGKの好セーブに阻まれてゴールを奪うことができませんでした(しかし、私的には若手も含め元気な選手を次々投入して流れを変えようとした試みは賛成です)。

そして、大宮が後半34分・43分にダメ押しといえるゴールを決め、そのまま試合終了となりました。シュート数だけでいうと今治の方が多いものの、結果は1-4の大敗、本当に力の差を感じた試合でした。今後の試合を全勝する気持ちと勢いで行かないとJ2昇格は非常に厳しいと思います(プレーオフば絶対に避けたい)。

アウェイ奈良戦・ホーム富山戦と続きますが、まずは2カードともに絶対に勝って欲しいです。あいさつの時にサポーターリーダーの方がいろいろ言っていましたが、とにかく今の現状を打破するにはどうしなければならないのか一番分かっているのは選手・コーチ・スタッフなどの方々だと思います。今後も試合は続きます。早急にチームを立て直し、開幕戦当初のような強いFC今治に再びなって勝ち点を積み上げていってください。何卒よろしくお願いします。

絶対にJ2へ昇格するためにも、今シーズン終了時に悔しい思いをしないためにも、今やらなければならないことを冗談抜きでDO IT NOW!FC今治


追伸)下口選手が大宮の攻撃の起点にかなりなっていたと思いましたし、大宮へ移籍して開幕戦よりほぼスタメン出場しており試合でも躍動していたと思いました。



当日の新聞。



シュートするも相手GKの好セーブで阻止される。


3点目が入り盛り上がる大宮サポーターの人たち。


後半終了間際のコーナーキックで全員攻撃に対して必死に応援する今治サポーターの人たち。


試合終了。


サポーターへのあいさつ。


勝利に沸く大宮サポーター。


数字上はほぼ差がないのだが。。。


翌日の新聞。