【こんにちは】

【サッカーはサッカーの練習でしか上手くなれない】
上達を目指す選手たちに知っておいてもらいたい言葉です。柔軟性や体幹、コーディネーションは様々なスポーツや遊びから吸収することは出来るのですが、サッカーの技術はサッカーでしか上手くならないんですよね。
しかし、自主トレや、スクール、チーム練習、今までにもブログで書いてきましたが皆頑張っています。上達している人も、なかなか上達しない人も、更に上達を目指して一緒に考えてみませんか。
自分はチーム指導者ですので常に選手の成長に遅れないよう努力しています。また、時代に取り残されないよう、新しいものを取り入れています。
そこで今日は目的について考えました。練習をするとき、当たり前ですが【目的】をもち指導の場に立っていますが、もっと掘り下げて考えてみました。
練習のときに、ついついやってしまいがちなこと。
【ウォーミングアップと基礎練習を同時に行う】
基礎はとても大切です。
その証拠に、プロサッカー選手でも、毎日欠かさずに基礎練習をやっています。
プロと言えば、ゴール前の派手なプレーや、むずかしい技術に目がいきがちですが、
実は、毎日のトレーニングでやっているのは、ほとんどが基礎練習なんです。
なぜなら、基礎には「ここまでやればいい」という上限がないから。
やればやるほど上手くなり、安定したプレーの土台が作れるのです。
もちろん、選手たちも、日々、基礎練習をしていると思います。
しかし、チーム全体の練習、戦術練習、
ポゼッショントレーニングなど、選手たちに教えることは山ほどあります。
限られた練習時間のなかで上達させようと思うと、どうしても、
基礎練習はウォーミングアップを兼ねてやりがちになってしまいませんか?
実は、ここに上手くなる選手と、そうでない選手をわける違いがあるのでは。
自分もよく試合の時はやってしまいます。ウォーミングアップと、基礎練習を同時に行う。
しかし、ウォーミングアップは、最高のコンディションで練習するための準備運動です。
一方で、基礎練習は、レベルアップとプレーの土台を作るための練習になります。
これを一緒にしてしまったのでは、
基礎練習は、ただ体を温めるだけの遊びになってしまいます。
大事なことは、「基礎練習の目的を明確にすること」
もし、基礎をたくさんやっているにもかかわらず、なかなか上手くならないのであれば、それは、選手たちにちゃんと「練習の目的」を伝えられていないと考えるべき。【自責】
目的を明確にすることで、
基礎練習が、本物の力を付ける最高のトレーニングになることは間違いないと思います。
練習の目的が明確かどうかで、選手のプレーはどのように変わるのか?
ボールを止める・蹴る練習を例にお話します。
つまり、「パス練習」ですね。
パスの基礎を教えるとき、
「止めること」と「蹴ること」にわけて指導してしまいます。
一つ一つ丁寧にプレーするのは悪いことではありませんが、
この方法で身につけたパスは、試合ではまったく通用しません。
サッカーの試合を見るとすぐにわかりますが、
試合中は、選手もボールも目まぐるしく動き続けています。
ボールの位置、味方の位置、体の向きなど、決して同じポジションにはありません。
まわりの状況は常に変化しますので、突っ立ったままで、
止める「だけ」、蹴る「だけ」のプレーが活かされる状況は、ほとんどゼロです。
そのため、パスの動作を一つ一つ分けて練習してきた選手は、試合で活躍できず、
「基礎をやっても上手くならない」と勘違いしやすくなります。
こうなると、本来、プレーの土台を作るための基礎練習は、ただのウォーミングアップになってしまいます。
選手たちは、基礎練習を「やらされている」と感じるようになってしまうでしょう。
一つ一つのプレーを分けてにやることの弊害は、これだけではありません。
実は、がんばって練習をかさね、足元にピタリとボールを収められるようになるほど、
試合では、かんたんにボールを取られてしまうのです。
すでに一生懸命にボールを止める練習をしている選手にとっては、すこしショックな 話になるかもしれません。
でも、上手くなるために、ほんとうに大切なことですので、必ず知っておいてください。
例えば、「ボールをトラップして、パスをだす」プレーを分けてやるとしましょう。
一つ一つのプレーを丁寧にやると、「止める」動きと「蹴る」動き、
つまり、パスをだすまでに「2つのプレー」をおこなうことになります。
実は、このなかには、無駄な動作が含まれています。
試合でディフェンスに取られないためには、これを「1つのプレー」でおこないます。
わかりやすく言うと。
試合でボールを取られないようにする秘訣は、
ボールを止める時に、すでに「次のプレー」を考えておくことです。
「味方は、どこにいるのか?」
「ディフェンスは、近くにいるのか、離れているのか?」
ボールをもらってから考えるのではなく、
常に、一歩先を考えて、プレーすることが大切です。
そのためには、どんな練習をすればいいのか?
ボールを取られない練習のポイントは「2つ」あります。
まず一つ目が、「立ち止まらないこと」
ボーっと立っていたのでは、素早く動きだすことができません。
しっかりとヒザを使って、いつでもどの方向にでも動ける準備をしておくことが基本です。
そして、二つ目のポイントが、「ボールを足元に収めないこと」
足元にボールを収めると、
次のプレーに移るときに、「もう一度ボールをだす」余計な作業がでてきます。
一回のタッチで左右のどちらか、つまり、「次のプレーがしやすい場所」へボールを置くことで、試合中、ボールを取られる確率はグンと下がります。
このように、シンプルな「パス練習」でも、ただパスを「止めるだけ」の練習なのか、
「次のプレーを考えて止める」練習なのかでは、まったく違った質の練習になるのです。
「次のプレー」を考えた一例ですが、このように、目的をもって練習するかどうかで、上達するスピードには天と地ほどの差がつきます。
「基礎練習の目的」を、
選手たちにわかりやすい言葉で伝えていきたいですね。
見違えるように上手くなることは、間違いありません。
前回のブログで、自分の指導する選手たちで、【成長に差が出てきた】と、書いてから考えて、週末の練習や試合で観察し、掛けたアドバイスの反応から探ってみましたが、このような部分に問題があるかな?と、感じ、指導のやり方をもっと良くしなくては!と、自分に言い聞かせられました。
皆さんも目的について考え、明確にすることで分かりやすく伝えてみませんか?
【共に育つ】=共育
一緒に頑張りましょう。
読んでくれた方ありがとうございました。