化学療法1コース目 | 直腸癌患者のつぶやき

直腸癌患者のつぶやき

男。現在50歳。
癌患者になってからもうすぐ3年。
なんとかここまで生きてきました。
モットーは物事を深く考えすぎないこと。

先週入院して化学療法を行いました。


以前、抗がん剤であるTS-1を服用したことはありましたが、今回は点滴によるということで入院しておこなうことになりました。


まず最初にする処置として、点滴により抗がん剤がもれないようにするため、鎖骨の下にある静脈にカテーテルをいれ、それに接続するポートと呼ばれる10円玉ぐらいの大きさの金属を皮下に埋め込みました。部分麻酔をして一時間くらいかかったでしょうか!特別痛みを感じることもなかったです。これから点滴する場合はこのポートを使用することになり、毎回血管を指す必要はなくなり、これから十年間は変える必要がないなど非常にありがたい感じです。


本題の点滴は翌日から開始されました。

治療は3種類の薬剤を組み合わせて行われるFOLFOX6療法で、吐き気止め薬後に2種類の抗がん剤を2時間かけて同時点滴して、それからもう一種類の抗がん剤を46時間かけておこないました。

(46時間かけていれる抗がん剤は携帯によりおこなわれるため、実質の点滴は3時間もかからない感じです)


副作用ですが、抗がん剤をいれている二日間はまったく感じなかったので、大丈夫だと思っていたやさき、点滴がおわってすこし時間が経過すると、食欲がなくなり、やがて吐き気をもよおし、そして最終的に嘔吐。でも担当医や看護師さんはそれがふつうだと言っていました。吐き気や嘔吐もそれから二日ぐらい経つとなくなりました。ただ、点滴を始めてから便通がなくなり、人によっては便秘の副作用もあるそうです。とにかく次の2コースまでに体力を回復しなくては・・・。


こんな感じで私の化学療法1コース目が経過しています。