ワイン うーん
ボージョレ・ヌーボーの解禁は11月第3週の木曜日。時差の関係で、日本が最も早くヌーボーを飲める。デュブッフ氏は世界最大のヌーボー消費国である日本に、毎年来日して、解禁を祝っている。今年は東京・銀座のワインバーで、カウントダウン・イベントを行い、自ら「世界最初の」ボトルの栓を抜いた。
デュブッフ氏は、垢抜けない地酒だったボージョレを現在の位置に押し上げた帝王。12年は気候に恵まれず、「生涯で最も少ない生産量」だったが、素晴らしい品質になったという。2月に零下17度の寒さが2週間も続き、5~7%のブドウ樹が死んだ。開花期には天候不良から結実不良が生じ、夏はヒョウを伴う嵐に何度も見舞われた。このため収穫量は大きく減少した。
「ボージョレの収量規定の上限はヘクタール当たり52ヘクトリットル。平年は40~48ヘクトリットルにおさまっている。今年は15~20ヘクトリットルで、3分の1に落ち込んだ。収穫は9月10日に始まった。必要な量を集めるのに苦労したネゴシアンもあったようだが、我々は栽培農家との信頼関係により、苦労しなかった。7000ものサンプルを集めて、日本向けには入念なワイン造りをした」という。
ジョルジュ・デュブッフのヌーボーは7種のラインアップがある。今年はオーガニック(参考価格2580円)を新たに仕込んだ。EUのオーガニック規定に基づいて有機栽培によって造られた。輸入量は1000ケース。純粋な果実味が素直に出ていて、ひときわフレッシュでフルーティ。
「12年のヌーボーは輝くような赤紫色で、フローラルでみずみずしい。スグリやカシスの香りがあり、口にふくむと豊かな肉づきと繊細さがある」とデュブッフ氏はコメントした。。
アドリアンさんはボルドー大でMBAを取得した24歳。マーケティングを学び、4~6月まではサントリーで研修した。「ジョルジュ・デュブッフ社の社員として初めてのヌーボーを東京で祝えてうれしい」とういういしい。今後は父や祖父のように、舌を鍛えてデュブッフ帝国の中核を担う。
サントリーによると、昨年のヌーボー販売量は約67万ケースだが、今年はわずかに増える見通し。安価なスーパーのPB商品などが増えている影響と見られる。サントリーの12年の受注量は9万6000ケースで前年よりわずかに減少した(読売)

新酒解禁ということでおめでたいですね、今年もワインが飲めることに乾杯・・・・。
という提灯はここまでにしておいて、今の時代は欧州以外どころか南半球でもワインを作ってます。
その南半球では4月ごろには葡萄の収穫があるので、実は樽熟しないこういう安ワイン系はチリや南アフリカの2012年のヴィンテージは夏ごろにはすでに飲めるんですね、なので解禁というフレーズはもはや形骸化でしかないです。
もちろん、その文化としてのありかたは生産国フランスでは認めるとしても、単なる輸入国の日本で同じようにするというのは同意いたしかねます。
それにボジョレー=安いワインなのは間違いないし、空輸コストで値段がつり上がっているだけで品質は1000円未満のワインと同等かそれ以下。
昨年デュブッフとルロワのボージョレ・ヌーボーとカリフォルニアのピノ、そしてルロワのブルゴーニュ・ルージュを試飲会で飲み比べたのですが、多くの人がカリフォルニアのピノかルロワが一番で、そして当然ボジョレーはイマイチという評価でした。
熟成させたピノ、特にパワフルなカリピノと比較したらマセラシオン・カルボニックのガメイでは当然ながら香りや深みに欠け、まるでアルコールを添付した搾りカスを飲んでいるような気分になります。
今の時期はボジョレー試飲をいたるところでやっているので、そこで1~2杯程度飲んで雰囲気を味わうのが賢明で、2~3千円出して似たようなのを1本買うならブルゴーニュ・ルージュなど、もっとワインの楽しみが味わえる物を飲むべき(ルイ・ジャドのパストゥグランが1000円台なのに、なぜボジョレーが3000円なんだ?、おかしいだろw)
それにしても、記事に書いてある「2012年は生産量が最も少ない」ですが、どうやらブルゴーニュだけでなくナパも生産量が少ないようなので出来によっては2012年のヴィンテージワインは世界的にも値段が少し上がるかもしれませんね。
ちなみにカリフォルニアのピノは1000円以下のMIRASSOU WINERYのピノで非常に良かったのでTwitterで絶賛したらオーナーからTwitterでお礼のツイートとフォローが来ました(笑)
ボージョレ・ヌーボーの解禁は11月第3週の木曜日。時差の関係で、日本が最も早くヌーボーを飲める。デュブッフ氏は世界最大のヌーボー消費国である日本に、毎年来日して、解禁を祝っている。今年は東京・銀座のワインバーで、カウントダウン・イベントを行い、自ら「世界最初の」ボトルの栓を抜いた。
デュブッフ氏は、垢抜けない地酒だったボージョレを現在の位置に押し上げた帝王。12年は気候に恵まれず、「生涯で最も少ない生産量」だったが、素晴らしい品質になったという。2月に零下17度の寒さが2週間も続き、5~7%のブドウ樹が死んだ。開花期には天候不良から結実不良が生じ、夏はヒョウを伴う嵐に何度も見舞われた。このため収穫量は大きく減少した。
「ボージョレの収量規定の上限はヘクタール当たり52ヘクトリットル。平年は40~48ヘクトリットルにおさまっている。今年は15~20ヘクトリットルで、3分の1に落ち込んだ。収穫は9月10日に始まった。必要な量を集めるのに苦労したネゴシアンもあったようだが、我々は栽培農家との信頼関係により、苦労しなかった。7000ものサンプルを集めて、日本向けには入念なワイン造りをした」という。
ジョルジュ・デュブッフのヌーボーは7種のラインアップがある。今年はオーガニック(参考価格2580円)を新たに仕込んだ。EUのオーガニック規定に基づいて有機栽培によって造られた。輸入量は1000ケース。純粋な果実味が素直に出ていて、ひときわフレッシュでフルーティ。
「12年のヌーボーは輝くような赤紫色で、フローラルでみずみずしい。スグリやカシスの香りがあり、口にふくむと豊かな肉づきと繊細さがある」とデュブッフ氏はコメントした。。
アドリアンさんはボルドー大でMBAを取得した24歳。マーケティングを学び、4~6月まではサントリーで研修した。「ジョルジュ・デュブッフ社の社員として初めてのヌーボーを東京で祝えてうれしい」とういういしい。今後は父や祖父のように、舌を鍛えてデュブッフ帝国の中核を担う。
サントリーによると、昨年のヌーボー販売量は約67万ケースだが、今年はわずかに増える見通し。安価なスーパーのPB商品などが増えている影響と見られる。サントリーの12年の受注量は9万6000ケースで前年よりわずかに減少した(読売)

新酒解禁ということでおめでたいですね、今年もワインが飲めることに乾杯・・・・。
という提灯はここまでにしておいて、今の時代は欧州以外どころか南半球でもワインを作ってます。
その南半球では4月ごろには葡萄の収穫があるので、実は樽熟しないこういう安ワイン系はチリや南アフリカの2012年のヴィンテージは夏ごろにはすでに飲めるんですね、なので解禁というフレーズはもはや形骸化でしかないです。
もちろん、その文化としてのありかたは生産国フランスでは認めるとしても、単なる輸入国の日本で同じようにするというのは同意いたしかねます。
それにボジョレー=安いワインなのは間違いないし、空輸コストで値段がつり上がっているだけで品質は1000円未満のワインと同等かそれ以下。
昨年デュブッフとルロワのボージョレ・ヌーボーとカリフォルニアのピノ、そしてルロワのブルゴーニュ・ルージュを試飲会で飲み比べたのですが、多くの人がカリフォルニアのピノかルロワが一番で、そして当然ボジョレーはイマイチという評価でした。
熟成させたピノ、特にパワフルなカリピノと比較したらマセラシオン・カルボニックのガメイでは当然ながら香りや深みに欠け、まるでアルコールを添付した搾りカスを飲んでいるような気分になります。
今の時期はボジョレー試飲をいたるところでやっているので、そこで1~2杯程度飲んで雰囲気を味わうのが賢明で、2~3千円出して似たようなのを1本買うならブルゴーニュ・ルージュなど、もっとワインの楽しみが味わえる物を飲むべき(ルイ・ジャドのパストゥグランが1000円台なのに、なぜボジョレーが3000円なんだ?、おかしいだろw)
それにしても、記事に書いてある「2012年は生産量が最も少ない」ですが、どうやらブルゴーニュだけでなくナパも生産量が少ないようなので出来によっては2012年のヴィンテージワインは世界的にも値段が少し上がるかもしれませんね。
ちなみにカリフォルニアのピノは1000円以下のMIRASSOU WINERYのピノで非常に良かったのでTwitterで絶賛したらオーナーからTwitterでお礼のツイートとフォローが来ました(笑)

