社会  書籍はマイノリティな存在に


244年の歴史がある英語の百科事典「エンサイクロペディア・ブリタニカ」が、書籍版としての出版に幕を下ろすことになった。デジタル化の波を受け、インターネットを通じた電子版に全面移行する。編集・販売元が13日発表した。

ブリタニカは1768年にスコットランドのエディンバラで最初に発刊。これまで2年おきに発売されていたが、現行の2010年版(全32巻で1400ドル)が最後の書籍版となる。電子版の閲覧料は年間約70ドルになるとしている。書籍版はまだ約4000セットの在庫があり、それがなくなるまで販売は続けるという。

エンサイクロペディア・ブリタニカ社のジョージ・コーズ社長はロイターの取材に対し、「書籍版の継続がますます難しくなり、われわれのデータベースや記事の品質を提供する最善の形態ではなくなった」とコメント。「ブリタニカは20年前ごろ、テクノロジーの影響をもろに受けた最初の企業の1つだ」と語った(ロイター

$なんでも。-ブリタニカ

情報化社会の今、書籍はもはやネットの補完でしかない存在になりつつありますね。

特に事典などは今は例の有名なネット百科辞典などもあり、書籍ベースでの存在価値そのものが無くなって来ています。

人類の情報保存の手段としては、古代の壁から始まり、石版→パピルス→紙と今まで数回変わってきているわけで、それが今の時点で紙からネットになったという事に過ぎないですから、書籍媒体に特段執着する必要も無いですね。

ただし、子供の頃に分厚い辞典を開いてワクワクするという感情はもう受け継がれないのは残念ですがね。




図説 世界の七不思議/ラッセル アッシュ

¥2,100
Amazon.co.jp

リカー  16年より12年


今日は祭日という事で休みだったのですが火曜日はスポーツジムも近所のBARも休みという事で家でごろごろしていまました。

暇なのでお酒の棚とボトルを磨いてたら、かなーり前に買っておいたラガヴーリンがあるではないですか!

このウイスキーは、よく言われる格言で「ウイスキー好きが最後に行き着くシングルモルトはラガヴーリン」といわれる銘酒でして、強烈なインパクトがあるアイラモルトです(でもウイスキー初心者には100%お勧め出来ません)


$なんでも。-1332250516067.jpg

12年、ボトル詰めは2008年と書いてある。

ラガヴーリンは16年が一般的には有名ですが、30年前は12年がスタンダードだったそうです

近年ラガヴーリンの最初のベスト熟成期間は12年といわれオフィシャルも2002年から16年に加ええて12年物を少量販売、そのため熟成年数が短いのに16年より値段が高いのが特徴


$なんでも。-1332250561567.jpg

裏にはカロリーやアルコール度数が記載、ナチュラルカスクなので56.4度

当然ろ過はしない

$なんでも。-1332250583805.jpg

薄い黄金色





アロマ
注いだ瞬間からスモーキーフレーバーと麹のような臭い、軽いヨード香、木炭、焚き火の葉

味わい

りんごやアボカドのようなオイリーさとフルーティーさのフルーテ・・・ぐらいで爆発的な刺激が口を襲う、加水すると塩っけが出てレモンのようなさわやかさが出てくる

フィニッシュ

ドライな刺激、煙と共に白胡椒のスパイスで長い余韻を味わえる。


16年との明確な違いは色もだけどフィニッシュのドライ感、16年がシェリーのリフィルカスクを混ぜているのに対し、12年はシングルカスクでフレンチオークのみ使用と使用した樽の違いが明確に出ている。

パワー+ウィットなのが16年で、パワー+キレが12年といった感じ。


ウイスキー好きなら是非いつか飲んで頂きたいですね。


ENOTECA Online(ワイン通販 エノテカ・オンライン)
地域  一見いいように見えて・・・


福岡市が約1億5,000万円を補助し、西日本鉄道(以下「西鉄」)が24日から運行する2階建てバス(FUKUOKA OPEN TOP BUS)に、市民から疑問の声が噴出している。同バスは1日10便、福岡市内を3コースにわかれて周遊。発着は福岡市役所前となっている。乗車券は1,500円(小学生以下750円)


市民の間で、よく聞かれるのは「利用者はいるのか?」という素朴な疑問だ。「そもそも事業として成り立つのなら、市の補助金は要らないはず」と、税金が投入されることに関して厳しい指摘もある。西鉄の赤字路線に市が金を投入することを知っている市民は少なくはない。たしかに、生活に必要な交通手段の確保は市民の暮らしを預る行政の役割だが、今回の2階建てバスは、少なくとも生活に必要なものではない。

 福岡市は、西鉄が昨年(2011年)10月から試験運行を始めた「国道202号福岡外環状線」を運行する路線に対し、4月から公共交通の利用を呼びかける広告(1,150万円)を出す。同路線は当初の見込みよりも利用者が少なく、実質的に市が補助するかたちと言える。広告には「公共交通(路線バスや鉄道)を利用しましょう」などと書かれるという。

 市民が懐疑的な目で注視している2階建てバスでも、"利用を呼びかける市の広告"が出ないことを祈るばかりだ。

 福岡市民がインターネット上で積極的に意見交換をしている場がある。実名登録制のソーシャルネットワークサービス「Facebook(フェイスブック)」上に作られたグループ「市民政治の会ふくおか」では、福岡市政に関するさまざまなテーマについて自由闊達な議論がなされている。今回の2階建てバスについては、前出の「市の補助金は要らない」という指摘をはじめ、「ムダなことに税金を使ってほしくない」といったコメントも寄せられていた。同グループの参加者は増加傾向にあり、福岡市政に対する市民の疑問が強まっていることを感じさせる(NETIB


$なんでも。-二階建てバス


一見すると「2階建てバスが就航して観光にもなって地域活性でいいですね~」で終わりそうな話ですが、実際はとんでもない話です。

というのも福岡は実はロンドンを抜いて世界一バスの多い都市でして、常日頃からバスによる渋滞が非常に大きな問題になっています。

さらにそのバスですが、西日本鉄道という私鉄バス会社が9割以上のシェアを握っており、福岡市も明らかに赤字と分かる無駄な路線を作ったり公道に無理なバス専用レーンを作るなど完全に福岡市と癒着に近い関係となっています、というか完全に癒着です。

また記事のように、西鉄に対してかなりの補助を出しているのですが、福岡市の財政は実質公債費比率が20%を超えており今流行の大阪市よりも酷い状態です。

確かに西鉄バスは便利な部分もありますが、あくまでも福岡に公共の代替交通手段が無いから思うだけで大阪や東京の地下鉄に比べたら圧倒的に不便です。
時間も読めないし距離比では比べ物にならないくらい運賃も高い。

そもそも福岡には地下鉄路線もあり、それを有効活用して環状して路線拡大するほうがどう考えても交通の便利は良くなるし公害対策にもなるのですが、それをしない上でさらにバス依存へ傾倒していくのはどう考えても異常。

福岡の高島市長は大阪の橋下知事より若いですが、政策方針は対極で政治家の傀儡です。

この問題は後々必ず大きな事になると思うので、今のうちになんとか提起したいですね。



JR博多駅の裏




この画像の前はもちろん一番後ろのバスより後ろにも5台以上連なっています、新宿バスターミナルでもこんなの見たことねーよ(笑)




A列車で行こうDS/アートディンク

¥5,500
Amazon.co.jp