社会  組合がある企業でさえ・・・


オンライン旅行サイト大手のエクスペディアは17日までに、世界20カ国を対象にした年間に取得する有給休暇日数の調査を行い、フランス、スペイン、デンマーク、ブラジルの4カ国が30日間で首位だったと報告した。

これら4カ国では休暇日数を全て使い切ってもいた。調査は20カ国の会社従業員ら7083人が対象。

調査によると、ドイツも30日間与えられているが、消化日数は28日間。イタリアは28日間で、21日間を利用。未消化の日数の7日間は調査対象国で最多だった。英国、スウェーデン、オランダ、ノルウェー、インドは25日間取得でき、英国とスウェーデンが全日数を消化。オランダは23日間、ノルウェーは21日間、インドは20日間を使っていた。

インドのエクスペディア法人の責任者は、同国では休暇取得にやましさがつきまとうとの独自の風土を指摘。休暇を得たインド人の最大で54%が「休んでいる時でもこっそりと電子メールをチェックしている」と説明している。

消化した休暇日数が最少だったのは日本で、11日間のうち5日間だけ休んでいた。韓国は10日間のうち7日を利用していた。

米国は14日間で、12日間を取得していた。20カ国の平均数字は、24日間で利用日数は20日間だった。

スイスでは最近、年間の有給休暇を2週間拡大する法案の是非を問う国民投票が行われ、66.5%が反対していた。休暇拡大は労働コストを増やし経済の弱体化につながるとの政府や財界の主張を支持した格好となっていた(CNN

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日本は圧倒的に少ないですね。

最近居酒屋チェーンで有名なワタミで女性社員が過労自殺した例でも良く分かりますが、特にサービス業や小売業などで有給を取るというのはほとんど聞いたことがないです。

日本は祝日が多いので有給日数が少ないのは理解できますが、それでも休み自体を取る事自体が出来ないというのは問題ですね。

会社の空気でよくあるパターンが、上(出来る人)にあわせるのではなく下(カス)に合わせるという事で、下(カス)の終わりに帰社を合わせ、仕事が速くさっさと帰ったりしっかり休む人を悪のように扱う風潮があります。

特に今は新入社員が入る時期ですし「上司や先輩が帰らないから帰れない(休めない)」などという雰囲気作りは早急に改めるべきですね(笑)




しかもちょっと逸脱するけど、日本はこれだけ休暇が少ないのに2010年度の労働生産性はOECD33加盟国中20位という低さ、1位はルクセンブルク、2位はノルウェー、3位は米国となっています。

ノルウェーはまるまる1ヶ月休んでいるのに生産性で圧倒的に日本を上回り、人口の多い米国も効率では日本を圧倒しています。

つまり日本の場合は労働に無駄が多いためだらだらと意味の無い作業をして、結果休めないという事です。

企業側も何の脳みそも使わず景気が~などと言ってるだけでなく会社の財務内容を良くするには、無理して新たな事をしたり投資したりするのではなく、まずこういった事を見直していく作業が非常に重要だと思います、日本は高齢化+人口減でこれから確実に労働力が低下するのは確定してるのだから。






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為替  ドル84にワンタッチ


16日のニューヨーク外国為替市場ではドルが幅広い通貨に対して下落した。ただ目先は重要な経済指標の発表がなく、ドルは勢いを回復する可能性がある。

2月の米消費者物価指数(CPI)はガソリン価格の上昇によって総合指数が10カ月ぶりの大幅な伸びとなったものの、基礎的な物価圧力は高まっていないことが示された。これを受けて金利先高感が後退し、利益確定のドル売りが優勢となった。

シティグループ傘下のシティフォレックスでG10為替戦略部門の責任者を務めるスティーブン・エングランダー氏は、強い米経済指標と金利上昇というトレンドがこの日は一時的に若干反転したとの見方を示した。

終盤の取引でユーロ/ドルは0.6%高の1.3164ドル。

ドル/円は0.2%安の83.34円。

米商品先物取引委員会(CFTC)が16日発表したIMM通貨先物の取組(3月13日までの週)によると、円の売り越しが約5年ぶりの高水準となった。

米国債相場の見通しについて、野村証券は10年債利回りが2.40%を上抜ける公算が大きいとし、今後数週間でドルは特に利回りの低い通貨に対して上昇する可能性があるとの見方を示した。

シティフォレックスは、目先は主要な米経済指標の発表がなく、ドルは底堅く推移すると予想している。

来週は米国では住宅関連の指標が発表される。欧州では21日にイングランド銀行(英中央銀行)が金融政策委員会(MPC)の議事録を公表する。また22日にユーロ圏購買担当者景気指数(PMI)が発表になる(ロイター

$なんでも。-寛永通宝


今週は日銀の金融政策会合と米FOMCという大きなイベントがありました、どちらも追加緩和はしないという事で景気先行きを楽観視しているように思いました、特に日本・・・。


為替ですが今週は木曜にドル円が84円に到達しました、その後下落して84円40銭でNYクローズしましたが、半値戻しをしながら踏みあがる、の繰り返しで非常に堅調な値動き。

なんか毎週のように書いてますが85円までの上昇まであとわずかです。


その他通過ではユーロ円が109円80銭、豪ドル円が88円28銭、ニュージーランドドル円が68
円70銭と軒並み上昇しています、先週書いたように上昇しました、先月よりは少し鈍化していますがそれでも円安傾向というのは続いていくでしょう。

ドル円やクロス円の問題としては、あとわずかでちょうど1年前の水準(ドル円なら85、オージーなら90、ポンド円なら140)になるので、そこを超えれるかどうかということになります。
ここを抜けるか抜けないかで今後が分かると思いますが、一応キウイ円はすでに越えているので、その他の通貨も越えそうです。


ユーロドルは先週の記事のとおり今週は2回にわたって1.3に限りなく近づきましたがどちらも割らずに反発しました、ポンドドルは1.56台後半で反発でした。

来週も1.3~1.35のレンジで持ち合う感じがしますが、最終的には上に抜ける可能性が高いでしょう。
なぜならドル円よりもユーロ円のほうが上昇余力がありますからね。





・・・それにしても最近はガソリンが高いですね、NY原油も107ドルつけていますし、円安だし、日本にとっては下がる要因は無いですね、春からGW辺りには数年前みたいにレギュラー170円ぐらいになりそうですね・・・・





週刊東洋経済 2012年2/25号 [雑誌]/著者不明

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ワイン オーメドック


今週はずーっと欧州サッカー見てて早寝していたのでブログ書くのをサボってましたが、ワインだけは飲んでました。


たいした値段のワインではないですが

LE HAUT MEDOC GISCOURS2006

LE HAUT MEDOC LASCOMBES2008


どちらもオー・メドックのワイン(メドックもオーメドックの一部だがメドックの場合はAOCで名称で呼称するため一般的にはオーメドックといえばマルゴー村より下流の位置のワインを指すことが多い)で、トップワインはマルゴー村の2級格付であるシャトー・ラスコンブと3級格付のシャトー・ジスクールで、どちらもそれらのワインのサード的な位置づけになります。

カベルネ最高のテロワールを持つナパヴァレーをこよなく愛する私としては、好みと値段を考えると普段はあまりボルドー左岸のワインを飲まないのですが、オーメドックは値段も手ごろだし、たまには飲んでみようかと思って買いました。


しかもマルゴー村ワインのオーメドックというのはマルゴーの下流、つまりラスコンブやジスクールからつながった畑のマルゴー区画から外れた部分の葡萄を使って作っているので、たぶん美味しいだろうと考えてのチョイスです!


左がジスクール、右がラスコンブ。






ラスコンブ

赤土、ブラックチェリー、ベリー、天草、アーモンド、カカオ、非常にフレッシュながらも味わいは親しみやすい

メルローのまろやかな口当たりがエレガントさを醸し出している





ジスクール

しめった土、杉、赤いチェリー、シナモンのようなスパイス、タバコ、生渇きの皮、やわらかいタンニン、華麗でキュートなアフター

しかし終わるのが速い・・・・





どちらもわりと優雅な口当たりでマルゴーっぽいといえばマルゴーっぽいです、残念ながら樽は効いてません。

ジスクールは葡萄が弱いので早飲みしたほうがいいですね、土っぽさは残るけど果実が・・。




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