5年前のサッカー応援遠征の際は広島駅周辺に泊まったのですが、今回は駅から離れた所にある繁華街に泊まってみました。

 

「その土地を知るには夜の繁華街に行け」という格言がありますが、あふれんばかりの好奇心を抱き広島の繁華街を調査しました。


その繁華街へは広島駅から路面電車で向かいました。


駅名で言うと銀山町、胡町、八丁堀、そこから平和大通りにかけて広がるエリアになります。


感覚的には1km四方くらいの範囲に広がる、非常に大きな繁華街です。(間違えているかもしれません)

 

夜中の12時近くになっても、無軌道な若者たちが道端でわっしょいわっしょいしており、とても賑やかでした。


かといって何か危険な雰囲気が漂っているかというとそんなことはなく、ネオンきらめく大人のあそび場という感じです。

 

サッカーの試合が終わり、宿のある薬研堀というエリアに向かう途中、通り沿いの店の前には黒いスーツを着た男が何人も立っていました

 

名探偵コナンに出てくる黒ずくめの組織ではないかと少し警戒したのですが、フレンドリーに話しかけてきたのですぐに違うと判断しました。

 

さて、その道端に立っている男たちは見ず知らずの僕に次々と話しかけてきて、自分の店に来ないかと飛び込み営業をかけてきたのです。

 

普段であれば知らない人に話しかけられるとちょっと面倒くさいなと思ってしまう性格なのですが、その日は応援しているサッカークラブが勝って上機嫌だったこともあり、僕はその営業マンたちのプレゼンをとりあえずは聞いてみることにしました。

 

結論から申し上げますと、彼らからのお誘いは10割がピンク系のお店でした。

 

何の前情報もない状態で行ったのですが、僕はまあまあ猥雑な場所に宿を取ってしまったようです。

 

広島の人たちにとってこのエリアがどういうところなのかを聞いてみたいものです。

 

別にそのつもりがなくても宿があるのでそこを通らざるをえない訳なのですが、お店の人からしたらコイツはいいお店はないかと彷徨っているように見えたかもしれません。

 

さらに僕は男たちのプレゼンに耳を傾け、あろうことかよく分からない点について質問までしてしまったので、こいつは脈ありだと思われて当然です。

 

でも僕には全くそんな気持ちはなく、ただ単純にその地域の雰囲気を味わいたいだけだったので商談成立とはなりませんでした。

 

つづく…